Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2023-01-01から1年間の記事一覧

ここ2ヵ月ほどのお蕎麦

年末であるが、除夜の鐘を聞きながら「細く長くの日本蕎麦」をすする風情ではもうない。ジャニーズ問題以前から<紅白歌合戦>は40年以上見ていない僕である。でも少しだけ「年越し蕎麦気分」を出すために、この2ヵ月ほど食べたチェーン店のメニューをご紹…

<東京アメリカンクラブ>で忘年会

懐かしい響きになってしまった<忘年会>という言葉、「COVID-19」禍の自粛時代に入社した若い人は、これを経験しないでいたので、今年急にやるぞと言われて戸惑っているとも聞く。僕も今年は、一度だけしか企画していない。その会場は、東麻布の<東京アメ…

武蔵野市の選挙がくれたヒント

今週武蔵野市で、市長選挙と市議会議員補欠選挙が行われた。この選挙のきっかけは、総理大臣も務めた立憲民主党菅直人議員の引退宣言である。 ・菅議員が次期衆院選に立候補しないと表明 ・武蔵野市の松下市長が、菅後継として立候補するとし市長を辞職 ・松…

そろそろ日米地位協定の見直しを

昨日、ロシアの兵器・弾薬不足を補う北朝鮮の話をしたのだが、ウクライナ側も武器は渇望している。特に防空システムの強化は、ロシアの無人機・ミサイル攻撃に対抗するため必須である。米国供与のPAC-3は、先週大戦果を挙げている。ロシアの戦闘爆撃機Su-34…

どっちもどっちの互助会

欧米からの支援が枯渇してきて、苦しい立場にウクライナ軍が立たされている。とにかく戦場というのは膨大な資源を食う場所で、食料・燃料・武器・弾薬・医薬品さらには血や命まで吸い込んで消費してしまう底なし沼のようなものだ。 ロシア軍は初期戦力の9割…

有権者の意識改革も必要

自民党の裏金疑惑、もっぱら国会議員の挙動にメディアが集中して報じている。例えば、 ・キックバックされたカネを議員の政治団体が、帳簿(*1)に記載していない ・派閥で集めたカネについて、派閥の会計責任者が帳簿に記載していない 点に焦点が当たってい…

科学者稼業も命がけ

ウクライナ戦線は膠着状態、最大の支援国米国の国内問題で、武器や資金の支援が枯渇しようとしている。欧州各国も移民問題などで揺れ、ウクライナへの関心は薄れつつある。来年は米国大統領選挙もあるし、6月には欧州議会選挙もある。各国共、内政がより重…

おもてなし用のメニュー実験

久しぶりに当家に来客がある。それも2組のご夫婦ということで、僕らを入れて6人のディナーを用意することになる。テーブルはどうしよう、椅子は・・・というファシリティの問題もあるが、ディナーの内容の方がもっと大事。メインディッシュの結論は、ステーキ…

ヘビーなとんかつ、2店舗で

あるイベントで2日間、日経ビルに詰めることになった。とはいえ、出番の間には2時間ほどの隙間がある。会場でお弁当ランチも出してくれるのだが、ちょっと期待することがあって街に出た。この週末は「かつや」の感謝祭、限定メニューしか出してくれないが…

紅海というチョークポイント

イスラエルのガザ侵攻は、中東全体を不安定化している。せっかくイスラエルとサウジアラビアの宥和が成ろうとしていたのに、ハマスの奇襲攻撃とネタニヤフ政権の強硬な反撃が、中東宥和をぶち壊した。 北ではレバノンの武装勢力ヒズボラ、南ではイエメンの反…

政治の何にカネがかかるのか?

自民党、特に安倍派での裏金作り、キックバックなどに世論が怒っていて、検察庁特捜部もかつての<ロッキード事件>並みの体制を敷いて捜査にあたっているといいう。どのくらいの裏金を作ったのか、誰に渡ったのか、誰が捜査の対象になっているのか、その人…

ククリナイフの遣い手、参戦

「うわ、やはりいたか」というのが、このニュースを聞いた第一印象。一昨日、ウクライナ・ロシアのどちらも兵力不足に悩んでいる(*1)ことを紹介したが、やはりロシアも国外の義勇兵/傭兵は使っていたのだ。 ネパールから200人入隊か ロシア軍に、6人…

あと2つ「政治とカネ」の問題

自民党内の安倍派を中心としたパーティ券売り上げキックバックによる裏金づくり騒ぎが起き、やれ内閣改造だ、国会終了後は大物逮捕だと怒涛のような報道が流れてくる。これに覆い隠されてしまったのだが、実はあと2つ「政治とカネ」に関する問題がある。 一…

こちらも悲惨な我慢比べ

先週、ようやくガザ紛争の出口が見えてきた。ネタニヤフ首相は「ハマスを根絶」と戦いの目標を挙げていたが、ハマスは人でも組織でもなく思想なので、根絶は無理。戦いは延々続くと思われていた。しかしここにきて「ガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル指導者…

海外特派員クラブのバーラウンジ

今年末、サイバーセキュリティ関係のコンサルタント、大学教授、NPO理事長、業界団体代表らが集まって、経営者に向けた啓発レポートを取りまとめた。この日はランチだけれども「ご苦労さん会」をしようということになった。僕も一部を執筆した関係で、指定さ…

ファーウェイでランチ

この日は、ちょっとした用事で沼津にやってきた。熱海駅で伊東線ではない下り電車に乗ることは滅多にない。東京方面から熱海終着の列車が着く、反対側のホームからJR東海の列車が出る。下りの東海道線終着列車は15両なのに、三島方面の始発列車は3両だけ。…

自民党内の地殻変動

パーティ券代キックバック等による裏金疑惑で、自民党最大派閥安倍派に激震が走っている。5人衆と言われた幹部全員が、内閣や党の役職から更迭されることになりそうだ。以前述べたように、パーティ券による政治資金集めそのものが悪いわけではない。資本主…

どちらが日本の為になる?

先週、対照的な経済学の入門書を2冊(*1)読んだ。日本経済が停滞していることについての認識は一致しているのだが、大きく3つの点で主張が異なっている。 1)加谷氏は日本経済はスタグフレーションになると言い、森永氏はスタグフレーションは死語になる…

秘書の人件費に充てた・・・

政治改革でカネがかからない小選挙区制度(衆議院の場合)になったし、公費で秘書を3人まで雇うことができるようになった。政党助成金も(税金から)出せるようになった。あるベテラン議員が、「小選挙区制導入以降、確かにカネはかからなくなった。それま…

派閥のパーティは一度だけ(後編)

僕の所属する社団法人では、これらの朝食会も「宏池会と語る会」も、1枚2万円が相場のパーティ券を、10枚も買ったことはない。政治資金規正法で、20万円を越える購入者名は公開義務があるそうだが、そこには名前は出てこないのだ。 しかし、世の中には「タ…

派閥のパーティは一度だけ(前編)

自民党各派閥の、政治資金集めパーティが話題になっている。この種のパーティなり朝食会なりがあるのを知ったのは、まだ20歳代のころ。本社機構に転勤して、田舎の事業所では見たこともない「パーティ券」なるものを部門の共通棚上に見つけた。 「え、貰って…

命の比率、1対3or10

ガザの戦闘は、一時休止(Pause)も7日間で終わってしまった。人道物資の搬入も、十分に行われない中での戦闘再開である。米国さえもイスラエルを止められない中で、パレスチナ人200万人余の命を救うことができるのは、今やエジプトしかない。岸田首相がCOP…

金融引き締め・・・最初の犠牲社

日本では「ゼロ金利」政策が続いているのだが、欧米ではインフレ退治のための金融引き締めが続いている。度重なる利上げで、米国では政策金利が5.25~5.5%、欧州でも4.5~4.75%だ。預金者にとっては有難いように見えるが、物価がそれ以上に高騰している上…

民営化による空港の進化

旅の最後に、思いがけないサプライズが待っていた。寒波が来ていて帰りのフライトが心配なので、早めにチェックアウトして函館空港にやってきた。遠くの山並みが雪化粧していて、とても寒い。 この空港が2021年3月に民営化されたことは知っていて、少しでも…

函館ならではのランチ

新しいコンドミニアム<パノラミック元町>は、十字街の電停と宝来町の電停の間にある谷地坂を2ブロック登ったところにある。以前定宿だった<ガーデンハウスCHACHA>も近くにあり、この辺りのことは割と知っている。 例えば、これが最寄りのカレー店「小い…

街は「X'mas」と冬の装い

米国では感謝祭の祝日(日本では勤労感謝の日)が終わると、街がX'mas一色に染まる。それは、ここ函館でも似たようなものだ。コンドミニアムでローカルニュースを見るのも旅の楽しみだが、X'masの飾りつけのニュースが目についた。金森赤レンガ倉庫街では、…

変らないのは海の幸

函館市は、今年の市長選で市長が交代した。俳優大泉洋の兄、大泉潤氏が新市長になって、新幹線の函館延伸などの施策に取り組んでいる由。今回気付いたのは、僕らの足である市電の路面舗装を3ヵ所ほどで改修していること。 これは十字街の電停だが、舗装が痛…

やや寂しい街の新陳代謝

3年振りだからだろう、函館の街の印象が少し変わった。もともと駅前の繁華街が、歯抜け駐車場だらけになっていたし、最大の駅前ショピングセンターである<棒二森屋>のビルが閉めてしまっていた。駅前ビルの再開発計画はあるようだが、やはり資金難でうま…

寄付のつもりで・・・買いますよ

今年初めて、京都での滞在を経験した僕ら夫婦。これまでの横浜(馬車道)や宜野湾での滞在に加えて、新しい街(特に歴史ある街)を開拓しようと思っている。しかし、ここ函館はある意味「別格」。家内が会社員時代に地方に拡販目的の出張をしていて、一番好…

3年ぶりの函館

昨日<Booking.com>の決済システムへの不安を述べたのは、今日から3年ぶりの函館旅行をするから。十字街の電停に近い、初めてのコンドミニアム<パノラミック元町>で5泊するのだが、やはり同社のサイトで予約してある。 羽田空港第二ターミナルのゲート…