Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

国際情勢

「2nd Civil War」前夜?

来月3日は米国大統領選挙投票日、「COVID-19」に感染していたトランプ先生も選挙選に復帰し異常な入れ込みようで激戦州を巡っている。民主党とバイデン候補を汚い言葉でコキ下ろし、自らを正当化し続ける演説には耳をふさぎたくなる。ただその言葉の中に、…

おもちゃたちのパレード

朝鮮労働党創建75周年記念の軍事パレードが、かの国で行われた。なぜか未明の時間帯に、ライトアップして兵士・兵器が行進した。上空からドローンによると思われる映像も流れて、どの大国の軍事パレードかと思わせるシーンもあった。いくら75周年とはいえ、…

求む、2nd Opinion

15日のTV討論会こそ中止になったものの、トランプ先生は選挙活動を本格的に再開している。はた目から見れば「ホワイトハウス・クラスター」が発生しているようなのに、である。当の大統領が「スーパー・スプレッダー」かもしれないのに・・・。 https://www.jij…

IT立国アルメニア

ナゴルノ・カラバフ自治州(共和国?)を巡る紛争で、南コーカサスに血が流れている。破壊された市街地の映像もだが、僕は旧式の砲兵(自走化もされていない)の砲撃シーンや塹壕に埋めた戦車を見て、第二次世界大戦型の戦闘がまだ続いていたことに驚いた。 …

オクトーバー・サプライズ

大統領選挙のハイライト・・・のはずの討論会は惨憺たるものだったらしい。NHKニュースで一端を垣間見ただけだが、恐らくそれで十分だったろう。まともな論戦にはなるはずもなく、トランプ先生が割り込み・罵り・暴言を吐きまくった。由緒ある討論会ではなく、…

尖閣諸島攻防戦のシミュレーション

先週から、大作映画「Midway」が日本でも公開されている。Web上には前宣伝の映像があって、戦艦を銃撃・爆撃するシーンや、空中戦のシーンが恐ろしくリアルに再現されているのが分かる。日本側から真珠湾攻撃やミッドウェイ海戦を作戦・戦術的にみると、賭博…

ASEAN+5の自由貿易協定

東南アジア諸国連合(ASEAN)が、より大きな自由貿易圏を求めて、6ヵ国(日中韓、インド、ニュージーランド、オーストラリア)を加えたRCEPの実現を目指したのは、足掛け10年前になるという。僕自身も、5年ほど前にジャカルタで行われた分科会と東京で行わ…

国際人流が少しづつ再開

日本でも第二波のピークは越えたようだとの観測が流れているが、「COVID-19」の世界的な蔓延は少しだが収束方向に向かう気配がある。そのせいもあろうが、国際的な人流が少しづつ再開し始めた。先月茂木外相は英国を訪問、日英FTAの締結に道筋をつけて帰国し…

米国のオウンゴールが続くなら

大統領選挙の日(Judgement Day?)が迫るにつけ、米国の混乱は目を覆いたくなるほどひどくなってきた。BLM運動を始めとして各地でデモが頻発、中には暴徒化して放火・略奪に走るヤカラもいる。これに対して「自警団」が登場、白人少年が暴徒かどうかわからな…

「狼戦士外交」台頭のわけ

先月中国企業の日本法人代表から日中ハイテク交流20年の歴史を聞き、米中対立の今日本企業と中国企業の協力があれば米国企業に勝てるという説を聞いた。ま、そうかもしれないが流石にそんなことは難しいよねと思った。今僕の関心事項の1/3は中国関連なので、…

14億人を敵に回す?

チェコの上院議長が台湾を公式訪問、立法院で演説を行った。「難しい状況下で民主主義を築き上げようとしている人たちを支持するのは義務」だと語った。外交関係のない国の要人が、台湾の議会に相当する立法院で演説するというのは異例の事。東西冷戦時代に…

シックスアイズへの道(後編)

「ファイブアイズ」の話とは別に、最近安全保障関連のキーワードが景気よく飛び交っている。曰く、敵基地攻撃能力・先制攻撃論・果ては核武装論まで。この手の話は、僕も軍事ヲタクだったので若いころはよくやったのだが、空理空論の域を出ないことが多い。…

シックスアイズへの道(前編)

最近、ファイブアイズという言葉を耳にすることが多くなった。どちらかというとエスピオナージや軍事スリラーを読んで覚えた言葉だが、まさか現実の日本でこれが語られるようになるとは思っていなかった。言葉の意味については、下記日経の記事が適正かつ(…

白ロシアに春は来るか?

「欧州最後の独裁者」と呼ばれる、ベラルーシ(白ロシア)のルカシェンコ大統領が窮地に立っている。先日の大統領選挙で6選を果たしたというのだが、多くの国民も国際社会もその結果を信じてはいない。対立候補だったチハノフスカヤ氏は隣国のエストニアに…

最前線としての南シナ海

中国の南沙諸島、西沙諸島などへの進出はかなり以前から行われていて、領土領海を不法に拡張する動きだったのに多くの国は見てみぬふりをしてきた。中国と言う巨大市場・巨大資本に盾ついて、総合的に不利になることを恐れたためであろう。しかし、かの国が…

最前線としての台湾海峡

中国当局が香港民主化勢力に弾圧を加え、これに反発した旧宗主国英連邦や米国が香港に認めていた優遇措置を撤回している。天安門事件以後欧米諸国が考えていた「香港を窓口にして中国の近代化に協力し、国際社会への参画を促す」という試みは、ここに潰えた…

中国流「離間の計」かも

日韓関係は、今月本当に「決定的な」場面を迎えるかもしれない。慰安婦像の前で土下座して謝罪する像、安倍首相を模したものなら「日韓関係に決定的な影響」(菅官房長官)を与えるとの発言に、そこまで決定的じゃないだろうと(サヨク的な)ジャーナリスト…

死刑制度のある野蛮な国

欧州を中心に、20世紀のうちに死刑制度を廃止した国は多い。まだ20歳代だったころ、ある国のミステリーを読んでいて「懲役120年」などという判決を見てびっくりした。その本の解説によると、その国には死刑が無くなっていて、どうしてもシャバに出してはいけ…

FOIP側、まずは1勝

チリ政府が太平洋を渡る海底ケーブルの敷設ルートとして、中国案ではなく日本案を採用するとの報道があった。中国側はチリから直接上海や香港につなげるルートを提案していた。このルート、直線的で短く敷設できるメリットはあるが、途中に国らしいものは何…

G7でネオ・マッカーシズム?(後編)

「G7」に比べると極めて小粒だが、デジタル業界ではこれと同時期に「日米インターネット経済協議」が11年目の開催になる。ここでも、Huawei問題や中国政府支援のサイバー攻撃への対処が話題になるだろう。もちろん欧州が「プライバシー・シールド」を無効…

G7でネオ・マッカーシズム?(前編)

米国のポンペイオ国務長官が、中国共産党を標的にした演説を行った。現在の中国を「強権国家」と位置づけ、対中包囲網を作ろうと自由世界に呼び掛けている。相手こそ違え、再び冷戦期に入ってしまったような印象だ。注目したのは「共産党」がターゲットにな…

ジョン・ブルおじさんは怒っている

1世紀前と比べると凋落著しい大英帝国海軍だが、今でも2隻の大型航空母艦を持っている。クイーン・エリザベス級航空母艦の「クイーン・エリザベス」と「プリンス・オブ・ウェールズ」である。 ◆Queen Elizabeth ・満載排水量 約68,000トン ・全長 284m ・…

データ・デカップリングの行方

このところの米中デッカプリングはエスカレートし続けていて、この1週間だけでも様々な動きがあった。 ・中国は、欧米がHuaweiを排除するなら、NokiaやEricsonに報復すると声明。 ・米国がワクチン情報を狙ったとして、中国人2人を(域外)起訴。 ・英国が…

抑止力としてのアトリビュート

先週奄美大島沖の接続海域を、国籍不明の潜水艦が潜航したまま通過した。第二次世界大戦当時と違い、現代の潜水艦は「潜航も可能なフネ」ではない。長く潜航したまま移動が可能になっている。かといって潜航したまま他国の玄関先を通るというのは、好ましい…

外交手段としてのサイバー攻撃

日本での報道は多くないが、米中対立に隠れて豪中対立もより深まっている。オーストラリアは、数年前から中国の南シナ海への進出に警鐘を鳴らしてきた。英国連邦の太平洋国家として毅然とした態度を示しているのだが、当然中国が面白がるはずはない。さまざ…

ボルトン暴露本、文政権に飛び火

奴隷解放記念日を1日外して最初の大統領選挙キャンペーンに打って出たトランプ先生だが、100万人集めると豪語した集会場には空席が目立ち正直落胆しているだろうと思う。TikTokアプリからの大量の偽予約が入っていて、これで「満席」と思っていたとの報道も…

米軍の5G戦略(後編)

今月初め、米軍が広報したところによると、新しく7カ所の基地で5Gの技術テスト・実験を行うことにしたらしい。寡聞にして知らなかったが、昨年から米軍は5Gの実証実験を5カ所の基地で始めていた。これらを「Tranche1」と総称していて、 ・ワシントン州の J…

米軍の5G戦略(前編)

5Gセキュリティの議論をしていると、どうしても安全保障の領域を無視できなくなる。産業界からすれば、技術の確立はいいとしてどのくらいのニーズがあって、お金になるのかが重要だ。儲からなければ、いかに優れた技術といえど積極的な投資をして開発するわ…

警官という割に合わない商売

「Black Lives Matter」運動は衰えを知らず、「略奪をすれば銃撃を始める」と自国民に軍隊を向けようとしたトランプ先生も周りに説得されて矛を収めている。まあ本気で自国民殺戮・・・なんてことになったら「天安門事件」のアメリカ版になってしまう。 さらに…

ビラくらいでも怒ったのに・・・

在日韓国人Ⅳ世の監督が製作した、北朝鮮政治犯強制収容所を描いた3Dアニメ映画「True North」が国際映画祭にノミネートされたとの記事があった。日本人拉致被害者も登場するようで、滅多にアニメを見ない僕も一度見てみたいと思う。 https://globe.asahi.com…