Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自民を救う公明・維新の連立組替え

少数与党の不安定さは、一体どこへ行ってしまったのだろう?トランプ「4歳児」はおもてなしに満足して韓国へと去り、無茶な要求は付きつけなかった。大統領専用ヘリ「Marine One」に外国人が乗るというのは異例で、横須賀在泊の航空母艦上でも日米首脳の蜜…

治安維持法施行100周年に

WWⅡ後の80年間、日本は事実上戦争や軍事とは無縁に過ごしてきた。それは「Pax Americanaの核の傘の下」にいたからだ。しかし、そんな平和がいつまでも続くとは思えない。日本を普通の国にしようという動きは、中曽根政権の頃から動き始め、小泉政権などを経…

スタンドオフ防衛能力のための予算

各省の来年度に向けた概算要求で、やはり増加が著しいのは防衛省分だろう。総額8.8兆円(600億ドル)に上っている。 来年度防衛予算は過去最大の8.8兆円要求、無人機を大量購入へ - Bloomberg 国際比較すると、 1)米国 8,860億ドル 2)中国 2,930億ドル …

コメ農政転換という新内閣の火種

紆余曲折、参議院議員選挙から3カ月経って、ようやく新内閣が始動した。2万円ばら撒きは消え、ガソリン暫定税率廃止は年をまたぎそう。景気対策よりも「身を斬る改革」の議員定数削減議論が大きくなってしまい、市民としてはやや置いてきぼり感がある。加…

ハーブで売り出す河口湖町

一昨日紹介した自然生活館のある大石公園は、初夏にはハーブフェスティバルが開催されるという。確かにラベンダーがびっしり植えられていた。河口湖町では、ここ以外でもハーブに関する施設が多い。どうも町を挙げて「ハーブの町」として売り出しているらし…

「富士レークホテル」のおもてなし

河口湖の1泊旅行、宿泊場所の候補に挙げたのは3軒。いずれも河口湖南岸に面していて、四つ星以上の評価がある。違いとして大きかったのは食事内容。 1)若草の宿丸栄 大食堂で、豪華な料理膳 2)河口湖温泉郷湖南荘 部屋食で、やはり豪華な料理 3)富士…

河口湖北岸の名所を歩く

本当に運が良かったと思うのは、この日絶好の天候に恵まれたこと。雲がほとんどなく晴れ渡り、風もない。この前数日は雨模様、いかに近くても富士山には雲がかかって見ることはできなかったという。河口湖を前景にした富士山の写真を撮りたくて、最初に目指…

三島駅から始まる「異国」

短い秋を満喫したいけど遠出はできない週末、ふと思いついて河口湖温泉への一泊旅行を企画した。きっかけは、三島駅から富士急行の高速バス便が河口湖まで行くことを知ったから。JR中央線大月駅から富士急行線に乗っていくのは大変なのだが、実は河口湖は新…

運転手不足解消の切り札

昨日、首都圏でも運転手不足によりバス路線が維持できなくなっていることを紹介した。この問題は、地方に行けばもっと深刻である。 ・徳島県では「猫の手も借りたい」と猫が運転するCMで運転手募集 ・新潟県の新潟交通では、5年間で7度の減便 ・長崎県では…

「2024問題の猛毒」は遅れて効く

以前「2024問題」が声高に叫ばれたことがある。宅配業者など運輸に関わる人たちの労働条件を改善する期限が2024年で、その結果ドライバー不足になるということ。それ以前の運輸業界は、ある意味ブラック職場で労働条件がよろしくなかったから、これを是正す…

こちらは「分断」から「諦観」へ

トランプ「4歳児」は、いろいろ面白いことを言い出してくれる。イチロー選手が野球殿堂入りした時に、剛腕クレメンス投手をすぐに殿堂入りさせろと叫んだ。今月に入っては、戦艦を復活させると言い出した。昨日紹介したように、100年前は海の王者だった戦艦…

海戦の主役は交代間近!

80年間、海の闘いの頂点にいた兵器体系「大型空母機動艦隊」が、主役の座から降りようとしている。1910年代から30年間主役の座にあった「弩級・超弩級戦艦/巡洋戦艦隊」は、英空母「アークロイヤル」のタラント空襲や、南雲機動部隊の真珠湾攻撃によって主…

三日坊主にならない健康法(後編)

例えばこの日は、午前中にオンライン会議があって、午後16:00から渋谷のイベントに参加する。朝食はいつものように食べ、昔なら昼食まで食べて新幹線に乗り、イベント後のパーティで軽く呑んだ後、締めの駅蕎麦でも食べて帰ったかもしれない。 それではいけ…

三日坊主にならない健康法(前編)

来年は70歳の節目を迎えるのだが、ありがたいことに大きな健康不安はない。少し○○値が高いと、3か月ごとの血液検査で言われるくらいだ。3年前にちょっとした手術を受けて10日ほど入院してから、定期検査以上の病院通いはない。 悪癖とも言えるお酒だが、「…

予算成立せず、結局国民負担に

フランスや米国の会計年度は10月からなので、もう新年度が始まっている。ところが、両国とも今年度予算が決まっていない。フランスでは、マクロン大統領が指名した首相による組閣が数時間で破綻、再び同じ人物が首相に任命されたが先行きは不透明だ。問題は…

玉木フミエと高市ジュンカの果て

2009年の民主党政権発足以来の、日本の大政局がやってきた。地上波・BS・ネットニュース・新聞・週刊誌等々、政治ネタのオンパレードである。市民が政治に無関心なのはよくないので、政治ニュースが多いことは良いのだが、政策の内容についての報道が少ない…

ノーベル研究所へのクラッキング

注目されたノーベル平和賞は、ベネズエラの野党指導者マリア・コリア・マチャド氏に決まった。トランプ大統領はこの時ばかりは「大人振り」を見せ、受賞者に祝意を表した。それはいいのだが、受賞者名が事前に漏れていたのではないかとの疑惑が持ち上がって…

東京~熱海間は、JR2社の別路線

今日10/14は「鉄道の日」。新幹線が開通すると、並行するJR在来線は縮小され、特急なども少なくなる。函館~札幌間の新幹線が開業すると、函館~長万部間は旅客輸送が無くなってしまうとも言われる。ただこの路線は貨物路線として廃止できないので、JR北海道…

咲見町の新しいお店「Ring」

この夏も暑かった。それでも昼間に、多くの若い人が熱海の街を訪れてくれた。まあ、都心より少しは涼しかったからかもしれない。熱海の新店ラッシュは続いていて、先日紹介した「Dottimo*1」と同じ咲見町ハイツの1階に、無料休憩所とこのお店「Ring」も開店…

あるか!公明党斉藤総理大臣

この週末の自公連立破綻で、本格的な大政局がやってきた。平和の党なのに安保関連三文書改訂・集団的自衛権・敵基地攻撃能力・防衛費GDP比2%等々を呑まされ、踏んでも踏んでも付いてくる「下駄の雪」と揶揄された公明党の忍耐の緒が切れた日だった。 「政…

居住型クルーズ船という「終活」

豪華でなくてもいいので、滞在型と周遊型の両方が味わえるクルーズ船の旅行は、一度してみたいと思っていた。自分の部屋があってくつろいでいることもできるし、船内のいろいろなレストランやショップ、アトラクションを楽しむこともできる。その上有名な観…

首班指名投票の革新を求む

夏の参議院議員選挙から、随分時間が経った。長引く政治空白に有権者としては「意思は示したんだ、早く行動に移ってくれ」と言いたくなるだろう。しかし現実には、自民党内のコップの中の権力争いにようやく決着がついた段階。衆参とも少数与党であるし、公…

自民党こそが「分断」されている!

自民党総裁選で高市候補が勝ったのは、正直予想外だった。総裁選中に連立相手の公明党斉藤代表が、名前を出さないまでもかなり強烈に「高市No!」を主張していた。極めて温厚な政治家である斉藤氏の発言だったので、自民党は「高市総裁なら、連立拡大どころ…

情報弱者と論客のギャップ

先月BS朝日の<激論クロスファイア>は、スペシャル版の放送があった。ご存じ伝説のジャーナリスト田原総一朗氏の番組で、4人の若手(といってもアラフォー)論客が日本の諸課題を議論していた。 その中で、今年急激に社会問題化している外国人問題も取り上…

米軍は「4歳児の軍隊」か?

昨日中国の軍幹部粛清の話をしたので、今日はもう一つの大国米国の軍隊について。先週ヘグゼス国防長官が、全世界に散っている軍幹部(将官クラス?)を全部集める(*1)という報道があり、何をしたいのかと大いにいぶかった。危機管理面からすれば「将官全…

人民解放軍は「習主席の軍隊」か?

先月北京で開催された「抗日戦勝80周年記念式典」の軍事パレードでは、中国軍の新兵器が多数お目見えしたと伝えられる。北朝鮮のパレードは実戦に耐えないような「張り子」も見られるのだが、さすがに中国はそこまでひどくはないだろう。造船能力が米国の200…

「函館グルメポート」を味わう

チェックアウトの朝、荷物をまとめると3ブロックほど先のホテル<enoe>まで歩いていった。銀座通りに建っている近代的なホテルで、その前に宝来町のバス停がある。ここから日に3便、空港へのバスが出ている。JR函館駅以外で、空港行きの始発があるのはこ…

七飯町産の新しい日本酒「郷宝」

出発前に見たもう一つの函館番組は、やはりNHKBSの<六角精児:呑み鉄シリーズ>。道南いさりび鉄道に乗り函館市電の操車場を見るなど楽しい番組だったが、それらに加えて七飯町の新しい酒蔵を訪問したシーンが印象的だった。 函館には美味しいものがいっぱ…

函館の古い建物群を巡る

旅行に出る前、いろいろと情報を収集する。参考になりそうな番組があったら録画しておいて、出発前に見る。この7月にNHK<ブラタモリ>が2週にわたって函館を特集していたので、それらを見てからフライトに乗った。印象に残っていたのは、古い建物群をタモ…

「ビストロ・ボンザミ」でパスタランチ

函館出身の人気グループ<GLAY>のメンバーが「函館山の麓、宝来町や青柳町にはとんがったお店が多い」と、故郷を懐かしんで話していた。十字街で別れる市電の函館どつく行きの向かう先には、旧函館区公会堂や元町教会群があり、観光客をよく見かける。一方…