Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

若い人はやらないよね

子供の頃から「キッズ・ケータイ」を持ち、高校生になればスマホは当たり前の世代が、20歳代の大半を占めようとしているとも聞く。僕ら(高齢者)世代はもちろん、バブル世代・就職氷河期世代とは、全く違う生活パターンをしているのだろう。 だから新聞の部…

Hop on Hop off

2階建てオープントップバスに乗り、観光地/都市のみどころを巡る・・・といってもバスガイド付き観光バスではない。1日ないし2日乗り放題切符を買って、ルートの中のどこで乗っても(Hop on)どこで降りても(Hop off)いいというツアーがある。 最初に乗っ…

久し振りの「味よし屋市民食堂」

8月後半から9月にかけては、静岡県にも「緊急事態宣言」が出ていて、あまり街中に出ることもなかった。もちろん1回/週程度の東京行きはあるのだが、平日に熱海の街中でランチと言う機会はぐんと減った。 感染が怖いというより、昼は軽く済ませておこうと…

「きんはる」の和風御膳

僕も理事の端くれに名を連ねている、ある団体の理事会が開催されることになった。時節柄オンラインでということになったのだが、残念なことにその日別件で東京に出ていてオンライン参加が難しい。お詫びのメールを入れておくと「せめて懇親会だけでもご参加…

愛国の度が過ぎると、それ自体危険

台湾海峡の緊張が高まっている。「国慶節」に合わせて、台湾の防空識別圏に大量の軍用機を中国軍が飛ばしたり、台湾の対岸で大規模な上陸訓練を実行するなど、まだ「警告」のレベルとはいえリスクは着実に増えている。一方の米国側も、中国軍の充実度を懸念…

環境犯罪学の考え方

サイバー空間の広がりによって、犯罪の手口は飛躍的に増えた。金庫破りをするには押し入ってカギを奪い開けさせるとか、夜間に忍び入って偽造したカギなどでこれを開けるとかの手法によった。中には白昼金庫室に対戦車砲を撃ちこむような荒っぽい手口も、映…

自殺の予兆とSNSプロバイダー

「COVID-19」感染拡大とその対策強化で、明らかに減ったのはインフルエンザの流行による死者。逆に増えたのが、仕事を失うなどして「孤独」になった人のうつ病。これが高じて、生活困窮になった人も含めての自殺者は増えた。 「COVID-19」の新規感染者が少な…

国内データセンターのメリット

旧知の人から「国内データセンターの誘致に関して」と質問を受けた。インターネット経済は典型的な水平分業形態なので、その一番下支えになるデータセンターのようなハードウェアのことは、最近全く関知していない。慌てていろいろ調べてみると、 データセン…

明治記念館からの眺め

そろそろ対面会合も解禁にしようかと、僕が運営に関わっている団体でもリアル会合を準備し始めた。手始めに関係者だけの会合をすることにしたのだが、青山オフィスの会議室は換気が不十分。そこでメトロ一駅分ほど離れたJR信濃町駅近くの会場を、事務局が手…

共産党の輝かしい歴史

7月7日は日本では七夕のお祝いで、本来嬉しい日。しかし中国では違う歴史があって、「盧溝橋事件」勃発の日として記憶されているらしい。この事件は1937年の7月7日、北京南西の盧溝橋(通称マルコポーロ橋)で、日本軍と中国国民党軍が衝突したもの。そ…

政治的SNSの抱える問題

総選挙真っ最中なので、個人ブロガーを含め情報発信には留意しないといけない。いつものように「これだめじゃん」みたいなことを、だらだら流していると「公職選挙法違反」でお縄になってしまうかもしれない。 Dappiという論者が立憲民主党候補などを非難し…

ベース・レジストリの整備

「DATA Driven Economy」の時代になり、各国政府はデータの収集・活用に向けた取り組みを加速している。日本政府も「包括的データ戦略」を6月に閣議決定している。その関連のお話は、何度かご紹介しその中に、 「ベース・レジストリの整備」 と言う言葉が出…

貧困ビジネスあれこれ

総選挙真っただ中だが、各党党首同士の討論というものもあって、興味深い。一番面白かったのは「NHK党」の立花党首が、「れいわ」の山本代表に詰め寄った件。 「貧しい人を救うと言いながら、彼らから寄付を集めている。あなたの党は貧困ビジネスではないか…

内政問題・外交問題の狭間

このところ国際関係の緊張が高まっていることもあって、グローバリズムが少し後退している。サイバー空間に国境はないと、「Global & Digital」を推し進めている僕らにとっては、困った事態だ。2000年ころからサイバー空間での日米欧連携、TPPやRCEP、TiSAな…

歌なしユーミンが最高

自宅で夕食を摂る時、特にお酒を呑む時には、何らかの音楽を掛けておくのが当家の習慣。かつては工人舎のオーディオっぽいPCを使っていたが、古くなってソニーのタブレットにした。それも壊れてしまい、今はASUSの安価なタブレットを使っている。ソニーのは…

19シーズンも続くとは・・・

先週「Star Treck」のオリジナルシリーズで「カーク船長」役を務めた俳優ウィリアム・シャトナー氏が90歳で「ブルー・オリジン」による宇宙旅行を果たしたとのニュースを紹介した。このシリーズ以外では目立たなかった俳優(スポック副長役のレナード・ニモ…

豪華ランチ「築地すし好(和)」

今日も1回/週の出勤日、午前中大手町の某新聞社でイベントの打ち合わせをして、オフィスに戻ってきた。社内メールに年末調整の項目があって、もうそんな時期かと複雑な気持ちになった。今年初めて「確定申告」なるものをして、偶然ウチの近くにある税務署…

「吉野家」身を切る改革

「COVID-19」感染拡大のせいで、宿泊・飲食業界の景況感は「土砂降り」だった。このところの感染収束状況を見ると、本当に宿泊・飲食(特にお酒)を目の敵にして「人流8割削減」などといってきた感染症専門家の施策が必要だったのどうか、疑問は残る。大い…

「誰一人取り残さない」リスク

総選挙真っただ中で、いろいろな政策論議が飛び交っている。終盤になると「絶叫モード」になるのだろうが、いまはまだ政策をひたすら訴える時期だ。ただ政策と言っても、すぐに出来るもの・出来ないもの、(外交)相手もあって簡単には動かないものもある。…

ジョブ型雇用時代のおカネの制度

本当かどうかは知らないが、江戸時代の武士は、お家大事、主君の命は絶対というメンバーシップ型雇用の典型だと聞かされていた。僕の両親も、大企業に拠って長く務めるのがいいという考え方だった。 親父は地場の電灯会社に就職したが、大合併が起きて、気づ…

さよなら「KODAK」

高校生のころ、両親に無理を言って<Nikomart FTN>を買ってもらい、写真を撮り始めた。自宅で白黒フィルムの現像が出来るようにし、プリントは写真部の部室(暗室)を借りてやっていた。大学でも写真部に入り、全紙大のプリントを焼いて展覧会もした。まあ…

45歳はビジネスマンの区切り

総選挙に突入して、各党「分配が必要だ」との主張では一致している。しかし「成長と分配」については、 ・まず成長がないと、分配する原資がない。 ・成長と言う名の切り捨てはいけない。今あるものを分配せよ。 と意見は分かれている。実際大企業などには内…

南シナ海での海戦?

今月はじめ、米国の攻撃型原子力潜水艦「コネチカット」が、南シナ海で何者かと衝突、数名の負傷者を出したとの報道があった。いずれも軽傷だということだが、場所が場所だし、フネがフネということで憶測を呼んでいる。 南シナ海は中国の海洋進出が激しく、…

銀行業務の標準化も必要(後編)

中小規模の金融機関(特に銀行)の共同センター構想が進まないのには、いくつも理由がある。 ◇銀行側 とにかく競争意識が高い。犬猿の仲の銀行があり「あの銀行と一緒のものを使うなど、俺の目の黒いうちは許さん」と頭取が叫んだりする。TOPはそんな状態だ…

銀行業務の標準化も必要(前編)

「デジタル庁」が自治体システムの標準化、つまり自治体業務の標準化に果たしてもらう役割は大きい。1,700を超える自治体で、本来同じ住民サービスをするはずなのにそのシステム仕様がバラバラ、連携に支障をきたしているのは何度もご紹介した通り。 自治体…

デジタル屋から見たTPPの現在位置

環太平洋パートナーシップ協定(TPP/CPTPP)は、2000年頃からシンガポール・チリ・ニュージーランド・ブルネイ4ヵ国のEPAとして議論が始まり、EPAは2006年には発効している。その後、もっと大きな連携協定にしようとの議論になった。 折からリーマンショッ…

「名は体を表す」ですよね

いよいよ総選挙スタート。公約も「バラマキ政策」がやたら目立ち、財務事務次官の懸念もむべなるかなと思う。「すべての(選挙向け)経済政策が間違っている」との指摘もあって、この記事は僕のハラには簡単に落ちた。 すべての経済政策が間違っている|ニュ…

インボイス制度導入にあたり

2年後の2023年10月から、インボイス(適格請求書等保存方式)制度が始まる。インボイスとは製品やサービスを売る事業者が、買う事業者に対して消費税の税額や税率を示して発行する請求書である。二重課税にならないように、売り上げにかかる消費税額から仕…

宇宙、それは人類最後のフロンティア

・・・というナレーションで始まるTVドラマ「Star Treck」。1966年からCBS系で3シーズンだけ放映されたのが、再放送から火が付き米国トレッキーと呼ばれる熱烈なファンを多く生み出した。複数の映画化も実現し、その後新しいシリーズもいくつか生まれている。 …

また「KALDI」で3本購入

結局2年近くに及ぶ「COVID-19」禍は何だったのかと言うと、当家にとっては「ワイン・チーズ・お肉」に目を向けるきっかけだったということ。特にワインについては、マイレージで貰う高級ワインで舌を鍛え、「成城石井」や「KALDI」でもいろいろトライアルを…