世界中で紛争、戦争、内紛等々の嵐が吹き荒れているからだが、暗殺話が目立つ。先月末、平穏な地であるモナコで、ウクライナ出身のオリガルヒが小包爆弾で命を狙われる事件が起きた。この人物は現在はキプロス国籍、ロシア支配下のクリミアで事業をしたとして、ゼンレンスキー政権からは制裁を受けていた。その捜査が進む中、有力容疑者とされる女が、キーウ近郊で死体となって発見された(*1)。
死体の頭部には銃創があり、森の中に埋められていたと報道されている。いわゆる<処刑スタイル>だったのかもしれない。一つの仮説として、ウクライナの工作機関がオリガルヒ殺害を企画し、実行犯である女を証拠隠滅のため処分したということが考えられる。もちろんそう見せかけた、他の機関の工作かもしれない。

イランでは、最高指導者モジタバ師が、父親のアリ・ハメネイ師らが暗殺された報復として、13人の暗殺ターゲットを公表したという。もちろん第一目標とされるのは、あの男である。
イギリスでも良く分からない事件が起きた。元保守党の下院議員/閣僚で、今は伸長する<リフォームUK>の顧問を務めるアン・ウィデコム氏が自宅で死体となって発見され、殺人事件として捜査が始まった(*2)。容疑者は拘束されたが、事件の背景はまだ分かっていない。そんな時節柄だからこそ、この人が亡くなった件に、僕は事件性を感じてしまう。
米共和党重鎮のリンジー・グレアム上院議員、急病で死去と発表 トランプ氏の盟友 - BBCニュース
グレアム上院議員は、重鎮ではあるがまだ71歳。直前まで活力ある政治活動をしていて「急死」している。彼の死で困惑しているのはウクライナ、実はウクライナと米国を結ぶ重要な架け橋だったのだ。
どうしても「KGBの長い腕」という言葉が頭に浮かびますね。プーチン先生お得意の「跡が残らない毒薬」の出番だったのかもしれません。






