Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人民元の意外な信用度

中国経済への不安が広がっている。派手に支援(大半は借款)をバラ撒いてきたアフリカ諸国に対しても、今年は目標を絞った支援にとどまった(*1)。国内の景気減速に、ついにIMFも警鐘を鳴らして財政出動を求めた。IMFはギリシアや韓国に支援に入ったことが…

黒田節(武士?)と名物やりうどん

4泊の滞在はあっという間に過ぎ、この日は朝から荷造り。いろいろやったね、食べたねといいながら、チェックアウトして空港行きのタクシーを呼んでもらった。チェックインして荷物を預け、身軽になったところでフライトまでは2時間近くある。何かブランチ…

渡辺通り、春吉地区のお買い物

今回のコンドミニアム<Hotel Mei>は、道路が網目のように入り組んだ地区にある。福岡城の東に位置していて、おそらくは旧市街。金沢もそうだったが、敵に攻め込まれた時に容易に目的地にたどり着けない工夫をしているようだ。抵抗拠点となる寺院も少なくな…

大濠公園と日本庭園

植物園から帰って一休みしていると、短い間だが激しい雨が降った。植物園の職員さんが「降ると土砂降りよ」と言っていた通りのスコール。ここはやはり、東南アジアの入り口だね。午後は、天神に近い国体通りの春吉バス停から、大濠公園を目指した。黒田家の…

福岡市植物園を散歩

台風と秋雨前線の影響で、猛暑がちょっと和らいだこの日。僕らが向かったのは福岡市動植物園。京都の時もそうだったが、大きな街に来たときは必ず植物園を探していってみる。園芸のために参考になることもあるし、リピートしてやってくるときの定番散歩コー…

キャナルシティから櫛田神社へ

コンドミニアムの前の道路を中洲方面に歩いてゆくと、すぐに灘の川橋に着く。橋の上からは、中洲(那珂川が博多川と分かれるところ)が見え、渡るとそこは巨大な施設<キャナルシティ博多>。中洲の屋台街も含めて、アジアっぽいやや猥雑な雰囲気のところに…

猛暑の中の太宰府天満宮

滞在初日のエクスカーションは、太宰府天満宮参詣とした。沖縄方面の台風のせいか、温かい空気が九州地方に入ってきて日本中で一番熱いのが日田と福岡という状況。それでも一度は、菅原道真公に挨拶しに行かなくてはならない。意を決して出かけることにした…

博多の美味しいもの講座

大阪は食い倒れの街だというが、博多もそれに負けない。むしろ本当にうまいのはこちらだと言う人もいる。大学時代の同級生の一人が、退職前に数年博多勤務になり、嬉しくて美味しくて、数キロ太ってしまったと言っていた。 福岡空港に降り立って、最初に目に…

お彼岸旅行は博多天神

台風が来ても、一向に涼しくならない9月である。俗に「暑さ寒さも彼岸まで」というが、今年はどうだろうか?その台風が来るかもしれない博多に、今月は旅行することにした。九州の美味しいものは全部あるという博多には、実はあまり縁がない。1年半前に仕…

3チェーンそれぞれの「焼鮭朝食」

このところ、東京に宿泊することが増えてきた。イベントに出るときや収録のときは、さすがに上衣を着るようにしている。その後パーティや会食が続くことも少なくない。アロハシャツ姿ならともかく、暑い中を酒気帯びで歩いて駅まで行き、熱海駅を降りてまた…

ドローンの弱点は制御力

ウクライナ戦争では、ドローンの活躍が著しい。戦場の神(砲兵)、陸戦の王(戦車)、海の支配者(ミサイル駆逐艦)すら、ドローンによって駆逐されている。ついには、溶融金属を振りまく「サラマンダー」のようなものまで実戦投入されている(*1)。 安価で…

先制攻撃と能動的防御の境目

ガザ地区の悲惨な状況や、ヨルダン川西岸地区の侵略的入植によって、パレスチナ人を迫害しているイスラエル。かなり多くの国に非難されながらも「これは生存権をかけた戦い」としてひるむ様子はない。 ガザ南部ではハマスの部隊を全滅させたし、シリア領内に…

ミリオネア動向、マクロとミクロ

特にカネに執着があるわけではないが、<Bloomberg誌>は時々眺めている。カネには倫理もなければ哲学もない。ひたすら「得」と思われる方向に向かって動くので、一面的ではあるが世界の「真実」を知ることができるからだ。 一つのインジケータが、ミリオネ…

ムスリムを葬る場所の問題

欧州や英国での右派躍進は、移民問題が市民の重要関心事項であり、右派が移民排斥を訴えていることが大きいと思われる。英国やドイツのムスリム人口は6%を越えていて、宗教的人種的コンフリクトが増えている(*1)。過激なものでは、先月ゾーリンゲンで7…

敬老するにも、背に腹は・・・

今日は敬老の日である。自分自身が前期高齢者になったせいもあるが、特段感慨がわかない。同級生が「来年は古希になる」とパーティなど企画しているが、古来まれというには参加者が多すぎる。みんな、幸いなことに元気だし・・・。 2つほど気になるニュースが…

セミナー・パーティ・一人酒

この日は、東京駅前のホテルで「AI時代のサイバーセキュリティ」というタイトルのセミナーがある。外国人のスピーカー含めて脅威インテリジェンスの議論が聞けると思ったので、申し込んでおいた。 セミナーの内容も興味深いが、このテーマなら官界・産業界か…

五穀米をいただく1,000円ランチ

今年の夏も暑かった。どうしても食欲は落ちる。そこで食事は簡単な物、手軽な物を選びがちだ。麺類を多めに茹でて(*1)、個別に取り分けておく。冷蔵庫で保管し、何日かはそのまま水ですすいで、熱を加えることなく出来上がり。 ただ、そうめん・うどん・冷…

多用途兵器、本当は何に使えるの?

台湾海峡や南シナ海の緊張が注目されていて、実は単なる休戦中で戦争が70年間続いている38度線のニュースは多くなかった。しかしこのところ、 ・DMZへの北朝鮮兵の進入 ・樹木の伐採や監視所の整備 ・風船の送り付け合戦 などがあって、緊張が高まっている。…

サラマンダーに気を付けろ!

不幸な話だが、戦場は戦訓の宝庫ゆえ、各国政府・軍事関係者の注目を集める。すでに2年半が経過したウクライナでの戦争は、その典型的なものだ。映像を含めた非常に多くの情報が、一般メディアにもあふれている。やはり目に付くのは、ドローンという急速に…

旧東ドイツ州で極右躍進

先週のドイツの州選挙では、旧東ドイツであるザクセン州やチューリンゲン州で、極右勢力「ドイツのための選択肢(AfD)」の躍進が目立った(*1)。日本を抜いてGDP世界3位となったドイツだが、経済は決して良くない。特に旧東ドイツ圏では、民衆の不満が爆…

総裁選とカネの問題、どうなった?

立憲民主党の代表選挙が公示され、今週はいよいよメインイベント自民党総裁選も幕が開く。おおむね候補者は出そろったが、推薦人20名を集められず涙を呑んだ議員もいるようだ。自民党本部に掲げられたモノクロ主体のポスターは、かつての総裁の写真を詰め込…

実感のわかない「極中」政治勢力

米国大統領選挙は、極右的発言のトランプ前大統領が、民主党ハリス副大統領と副大統領候補ウォルズ知事に「共産党」とレッテルを貼って、極右・極左対決のような雰囲気づくりをしているようだ。中道無党派層をどちらが獲るのか、せめぎ合いがあるはずだと思…

先週のとんかつランチ3種

とんでもない台風だったが、過ぎてくれれば少ししのぎやすくなった。学校も新学期だし、イベントや会合も増える。なので、ちょっとはエネルギーになるものを食べようと思っている。先週は3回ランチを外食した。偶然だが、全部とんかつ。 まず最初は、都区内…

津村秀介のアリバイ崩しを思い出し

台風に伴う大雨の影響で、東海道本線と東海道新幹線の双方が止まってしまった。僕は小田原駅でぼんやり時を過ごし、横浜まで戻ってもう1泊した。翌日には何とか帰れたのだが、僕より運の悪い人は大勢いた。 木曜日の会合でも、名古屋から来た人は「今日は、…

「台風クラブ」で馬車道へ

先週の台風は、本当に迷惑だった。木曜日にイベント・会合・パーティを控えていて、最初はそのころは通り過ぎているはずだった。しかし当日になっても九州にいる。風の影響はないのだが、東海や関東に大雨を見舞ってくれた。新幹線が止まるからこの日は帰れ…

激しさ増す空の闘い

ウクライナ軍のクルスク州侵攻で、ウクライナ紛争は「ロシア・ウクライナ戦争」になった。もっともプーチン政権はあくまで「特別軍事作戦」「対テロ作戦」と言っているが。侵攻に兵力を割いたことで、防御が手薄になったとの批判もあるが、少なくとも作戦級…

今度の感染症は「見た目で・・・」

2年ほど前に世界で流行した感染症<エムポックス>。いわゆるサル痘で全身に膿疱ができ、肺炎や脳炎を引き起こし死に至ることもある。感染動物にかまれたり、ヒトヒト間でも接触や体液を媒介して感染する。これも他のウイルス感染症同様、変異株がいつ発生…

立憲民主党は変われるか?

自民党総裁選が今月末に迫っていて、10名を越える議員が名乗りを上げ、何人かは推薦人20名を集めたとして立候補の記者会見を開いた。今週中に記者会見を開く予定が伝えられる候補者も少なくない。 ただ、自民党より前に野党第一党立憲民主党の代表選挙もある…

「過料10万円」と総裁選、総選挙

自民党総裁選挙の告示まであと10日、実質的に選挙は始まっている。総裁選(&立憲民主党代表選)直後に解散総選挙がある公算も高いので、そちらの選挙戦も始まっている。先週末<MaxValue熱海店>の近くで、一人でマイクを持っている人がいた。通り過ぎてし…

お米が食べたくて外食へ

きっかけは、お盆休み前の「南海トラフ地震警戒情報」だったような気がする。日向灘の地震の折り、僕らはもう京都に着いていた。警戒情報でいろいろなものが自粛になり、旅行のキャンセルが相次ぎ、交通機関にも影響が出た。帰りの新幹線が心配だったが<こ…