Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

海外特派員クラブのバーラウンジ

 今年末、サイバーセキュリティ関係のコンサルタント、大学教授、NPO理事長、業界団体代表らが集まって、経営者に向けた啓発レポートを取りまとめた。この日はランチだけれども「ご苦労さん会」をしようということになった。僕も一部を執筆した関係で、指定された場所にやってきた。その場所とは、海外特派員クラブ(FCCJ)。

 

    

 

 建物としては東京商工会や東京會館が入っているビルだが、独立した造りになっていて、エレベータを探すのに苦労した。1945年からある組織というから、米軍の占領政策の拠点だったのかもしれない。

 

    

 

 受付で目的を告げると、バーラウンジに案内された。通路の壁には歴史を切り取った写真の数々、さらに<Nikon-F>を始めとする懐かしいカメラ群が飾ってある。ラウンジは広くて明るく、おおむね半分ほどの席が埋まっている。中央に6人席を用意してもらっていて、6人揃ってから注文。全員ランチコースを頼んだ。このテーブルは僕ともう一人が60歳代後半、あとは60歳前だから、全体としては若手の集団。

 

 というのは、外国人も含めて、大半の客は僕より年上だろう。かつて縁のあった人達の(変わらぬ)憩いの場なのかもしれない。僕の選択は、前菜がクラムチャウダー、主菜がタコのパスタ。

 

    

 

 コンソメベースで、キノコと細かなアサリが入っている。総じて嬉しかったのは、量が多すぎないこと。ランチで重いものを食べてしまうと、午後の動作が鈍くなるのだ。

 

    

 

 パスタはペンネ・ボロネーゼに見えるが、豚や牛のひき肉ではなく、タコのひき肉。熱海や函館では「イカメンチ」が食べられるが「へぇー、タコもメンチにするんだ」。お味の方は、タコの風味は感じられるけれども、しつこくはない。さっさと食べて、あとはコーヒー/紅茶でちょっとした打ち合わせをした。嬉しかったのは、アイスティまでお替りをくれたこと。まあ、レストランというよりラウンジ、お茶飲みながらのお話がメインという場所でした。また会員の誰かに、誘ってもらいましょうね。