Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

テクノロジー

私人逮捕とおとり捜査

SNSなどでコンテンツ配信をすると、視聴の具合によっては収入が得られる・・・このことは知識として知ってはいた。昨年になって、僕が使っている<はてなブログ>では、グループやランキング、さらには有料コンテンツの設定が可能になった。このアクセス数では…

科学者稼業も命がけ

ウクライナ戦線は膠着状態、最大の支援国米国の国内問題で、武器や資金の支援が枯渇しようとしている。欧州各国も移民問題などで揺れ、ウクライナへの関心は薄れつつある。来年は米国大統領選挙もあるし、6月には欧州議会選挙もある。各国共、内政がより重…

自衛隊のレールガン研究

防衛費をGDP比2%まで引き上げるとの方針が決まって、これまでなおざりにされてきた自衛隊員の待遇改善や継戦能力向上が期待される。もちろん、サイバー戦能力の向上もである。これまで(見かけの)正面装備ばかりが目立ったのだが、基礎体力である人材育成…

兵器としての哺乳類

東欧だけでなく中東にも戦禍が広がっていて、世界最大の兵器供給国米国では、ある種の「二正面作戦」を強いられるようになった。この上極東で第三戦線でも勃発したりすると・・・というようなことが無いよう祈るばかりである。 是非はともかく、有事になると兵…

映像製作のデジタル革命

今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、岡崎城/浜松城のセットの奥に巨大なスクリーンがあり、映像の背景を変えることができるという。山の映像なら山城、海の映像なら海辺の城に変身させることができるのだ。このような技術を「バーチャルプロダクショ…

リアル空間での「DX with Security」

常々、特に経営層のサイバーセキュリティへの関心を高めてもらうため「DX with Security」と主張している。デジタル化による企業体の構造改革は、これからの経営の必須条件とも言えるが、だたデジタル化をすればいいのではなくサイバーセキュリティにも配慮…

AIグラビアアイドルの是非

グラビアアイドルというものには、僕は全く縁がなかった。30歳を過ぎてからは、TVに登場する若い女性タレントの認識すら出来なくなっている。みんな似た顔をしていて、背が高くスタイルがいい。僕は、顔認識技術にいう「学習モデルが少ないので識別能力が低…

AI時代の交戦規則は?

ウクライナ紛争は、後年「ドローンの戦争」と呼ばれるかもしれない。主力戦車が揃ってきて、ウクライナ軍の反転攻勢が近いと言われるが、それに先立ってウクライナ軍のロシア軍後方での工作が激化している。 先月、クリミアの石油施設を攻撃し、ドネツクでも…

2つの空間でのテクノロジー戦

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ紛争は西側から仕掛けられたものだと言い続けている。表立っているのは確かにウクライナ兵(ネオナチ?)だが、実際は西側、特に米国と交戦している祖国防衛戦だとして、市民を鼓舞している。 当然西側各国の主張は違う…

AI開発規制、無理じゃないの?

「Chat-GPT」のインパクトは、方々の分野に強く響いている。最高学府の論文作成でも中程度の出来になるから、学生の懸賞論文などで校正以外の使用を禁止するという。まあ、個人の能力を測るものだから、仕方ないだろう。マラソン競技に電動自転車を使っては…

最強のインテリジェンスサービス

昨年末ころ、総理官邸に米国の有力な軍事・インテリジェンス関係者が大勢出入りしているとの噂はあった。ウクライナ紛争や米中対立で、国内にも「戦争が起きるかも」との危惧があり、米国としても日本を経済だけでなく軍事でもパートナー化したい思惑が出て…

コンストラクション事業者の役割

トルコ・シリアで起きた連続大地震。発生後10日ほどで救出活動は終了し、あとはがれきの撤去、遺体発掘、住宅の建設や支援物資の確保と輸送が主たる業務になっている。死者は5万人を越えてしまった。シリア北部はアサド政権のガバナンスが及ばない地域であ…

「顔のない死体」のトリック

妖館で起きた連続殺人事件、官憲の捜査は手詰まりとなり、有名な探偵がやってくる。探偵は証拠品や関係者の証言を調べるのだが、また新たな犠牲者が出る。そしてついに探偵が暴いた真犯人は、最初の犠牲者として死んだはずの男だった・・・。 いくつこの類のミ…

廃炉にするにも技術者は必要

旧統一教会問題への対応や大臣の辞任ドミノ、聞くだけで実行力がないなどの評価で、追い詰められたとも言われる岸田政権。しかし、やることはやっていて、 ・防衛費増への道筋と、防衛力強化ポイントの議論 ・財政再建の意思を示した増税プラン ・GXに必要だ…

ようやく闘える体制に、でもその次は

財源の話は宙に浮いたままだが、防衛費GDP2%議論が進んでいる。またぞろ利権が動き出しているとの批判もあるが、かねて問題だった継戦能力や自衛隊員の待遇についても、予算が廻りそうになったのは歓迎したい。 予算不足、弾薬・隊舎にしわ寄せ 正面装備偏…

16,000人のプラスセキュリティ人材

「プラスセキュリティ人材」という言葉は、あるシンクタンクの研究者が言い出したもの。5年余り前、経産省が「19万人のサイバーセキュリティ人材が不足する」という調査報告を出した。でも<NCIS>のマクギー捜査官のように、高度なクラッキング能力を持つ…

ワイヤレスペンのメーカー「ワコム」

少なくとも30年くらいは、この会社の名前を聞いていなかった。社会人になった初期の頃、グラフィック・ワークステーションの開発に関わっていたことがある。今から思えば高価な機器で、入力用デバイスはマウスではなくタブレット&ペンだった。その機器の競…

金正恩の焦りを生んだもの

このところ、半島の付け根の国の「活動」が激しい。今年になってから、異例の頻度でミサイル発射を繰り返していたが、今月10日の創立記念日に向けてさらに頻度が増している。米韓軍事演習にあてつけたという人もいるが、ただ単純にミサイルを捨てているとい…

ミラーレスへの必然

僕が子供だった頃、<一眼レフ>という35mmカメラが成長期だった。まあ、社会全体が成長期(僕も含めて)だったのだろう。それ以前はブローニー版、6×6~9版フィルムを使うものが主流だった。当時の報道写真は、2ツのレンズを縦に並べた<二眼レフ>とい…

映像が溢れる時代

先週の「安倍元総理暗殺事件」、選挙前の一日は事件の映像が繰り返し放映される日になった。最初はTV局が演説会の様子を撮影していたビデオくらいだったが、視聴者が撮影したものを含めて生々しい映像や、事件の前に容疑者が演説会が開かれる予定の場所を徘…

専用システムと汎用システムの狭間

「生体認証」という技術は、僕が社会人になった1980年代にはすでに研究が進んでいた。一番簡単(ポピュラー?)なものは指紋認証、犯罪捜査など適用例が確立されているもので、従来の写真による判定を入り口(指紋スキャナ)からデジタル化すれば良かった。…

「AIの判断です、以上」は困る(後編)

いわゆるデジタルプラットフォーマーの中には、伸び悩みに苦しんでいる企業もある。労働争議に悩んだり、サブスクの会員減に見舞われたり、ビジネスモデルが揺らいで株価が低迷したりしている。 「メルカリ」の場合は、僕から見るとセキュリティ面の課題が大…

「AIの判断です、以上」は困る(前編)

以前からAI(人工知能)には無限の可能性を感じる一方、不安を覚える人たちもいることは紹介してきた。特に、欧州各国政府の反応は厳しい。「デジタルナチスが、AIを使って市民の生死を判断するようになったらどうするんだ!」との声も理解できなくはない。…

象牙の塔の不正行為

僕が学生のころ、大学の研究室は「年功序列」社会。情報工学科は新しい学科だったのだが、それでも教授~助教授~講師という序列ははっきりしていた。他大学から移ってきた2人の講師が、各々の研究室の助教授職は「僕らに約束されている」と言っていたのを…

払うべきか、払わぬべきか

それが問題なのである。いわゆるランサムウェア攻撃が激増していて「え、なんでウチみたいな会社も狙ってくるの」と驚いている経営者も多いと聞く。不意を突かれて、心構えもできていないと、ハムレットさながらに悩むことになる。この種の案件は記事になる…

アシが付かない・・・はずがない

昨日も取り上げたランサムウェア攻撃、特に昨年は顕著に増えたが、今年だって増えこそすれ減るとは思えない。なぜこんなに蔓延するかというと、いくつか理由がある。 ・(昨日も述べたように)特別のスキルが必要なく、闇Webでツールが手に入る ・単純な暗号…

「DX with Cybersecurity」をお忘れなく

アクション映画でよく見るのが、窮地に陥ったヒーローが、次々に出てくる敵を倒しながら武器を奪って徐々に強くなって行くシーン。素手でナイフを奪い、ナイフを投げて倒した相手から拳銃を奪い、ライフルを持った敵を撃って弾倉ごと奪う・・・。 そんなにうま…

「フェイク」の線引き

ある外資系企業さんと話をしていたら、コンテンツの改変防止の技術を普及させたいという思いを聞いた。デジタルコンテンツは、極めて容易に転々流通する。それはいいのだが、流通先を把握することは不可能なので、勝手に改変され(いかにも本物のように)流…

橋梁点検業務への新技術導入

昨日「路面性状のスマホによる計測」をご紹介したが、同時にもうひとつ「インフラ維持管理における新技術導入の手引き」に記載されている橋梁点検の例も聞くことができた。「ドローンによる橋梁職員点検」というのがそれ。 山がちな地形で河川も多い日本列島…

路面計測業務への新技術導入

先日「インフラ維持管理における新技術導入の手引き」をご紹介したのだが、その中に事例として記載されていた「路面性状を簡易に把握可能な新技術」について、内容を聞くことができた。 道路の路面が痛んで、ひび割れができたり凹みができることはよくある。…