Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

各界への提案

継戦能力向上のための防衛費増

緊張高まる国際環境を意識し、日米同盟強化の目的もあり、岸田首相はバイデン大統領に対し「防衛費の相当な増額」を約束した。これ自身には極端な(一部野党やメディアからの)糾弾は起きていない。ただ岸田政権の特徴であるあいまい戦略でその具体的な中身…

日本でも戦車不要論の始まり

ウクライナ戦争は、第二次世界大戦型の戦争を仕掛けたロシア軍に対し、21世紀型の戦力で立ち向かう比較的少数のウクライナ軍が善戦している。衛星画像や電波傍受など、データ戦によってロシア軍の行動は「丸見え」。ウクライナ軍は、将官や軍艦、補給基地な…

ロシアからの避難民受け入れ

5/9の対ドイツ戦勝記念日に向け、ロシアの動きが活発化している。英国情報スジからは「5/9にプーチン先生が、宣戦布告をするらしい」との情報もある。そういえば、これまでのウクライナ侵攻は「特別軍事行動」で戦争ではないのだった。宣戦布告してどうする…

<Unpeace時代>のエネルギー政策

米中対立どころか、ロシアのウクライナ侵攻によって、国際社会は「第二次世界大戦以来の危機」を迎えている。識者によれば今の日本は<Unpeace>の時代にいるのだという。<準戦時>と訳すべきだろうか、戦争ではないが平和でもない状況のことだ。いや、サイ…

スタグフレーションの始まり?

4月になって僕の仕事(の立場)も少し変わった。やるべきことに差はないのだが、やはり風景は変わって見えることがある。しかしそれ以上に変わったのは、諸般の「値札」。びっくりするような値上げラッシュである。外食産業では主力メニューが、コンビニで…

日本人の日本人による日本統治

社会人になってから、特に直近の20余年は「Global & Digital」の潮流に乗って仕事をしてきた僕。お客様企業(BtoCビジネスは経験なし)に今でいうDXを薦め、世界の一番安いところで買って、一番高いところで売る事業構造改革をデジタル技術を使ってやりまし…

新総裁(総理)へのお願い

ある意味予想された結果だったが、別の意味では驚かされた自民党総裁選の流れだった。最初の開票結果では首位になると思われていた河野候補が、わずか1票差とはいえ2位に甘んじたのだ。 1位 岸田候補 議員146、党員110 合計256票 2位 河野候補 議員86、…

誰も取り残さない電子政府

「デジタル庁」が発足して半月が経った。当たり前だが、現時点では大きな動きはない。概算要求を見ても、霞ヶ関の各府省のIT予算を束ねたので、それが約5,000億円。それ以外にいくつかデジタル庁ならではの新規予算も見られるが、精々数億円規模でケタが違い…

夢の夜行列車だと思うのだけれど

欧州各国ではワクチン接種が進んでいることから、夏の行楽シーズンになって「ワクチンパスポート」を発行、自由な観光客の往来を促進し始めている。特に暗く長い冬に閉じ込められる北方の人達は、一斉に「バカンスだ~」とばかり南へと繰り出す。僕ら夫婦も…

大陸の中心で「アラー」と叫ぶ

予想外に早い「カブール陥落、ガニ政権崩壊」だった。米軍撤退を決めた時バイデン大統領は「タリバンは75,000人しかいない。(9兆ドルかけた)政府軍は30万人もいる」と言っていたが、予想以上のもろさだった。各国大使館や在留外国人の「救助」はそれなり…

「COVID-19」感染症の類型

今週初め「ワクチンパスポート」を国内活用して、経済を回せる人から廻し始めるようにしてはどうかと提案した。しかしその後何人かの人から意見を聞くと、社会的地位のある人ほど慎重な意見。特に政治家は動けないだろうと言う人が多かった。「COVID-19」禍…

次期戦闘機の開発に向けて

「軍隊は先の大戦の戦訓で軍備を整えようとする」というのが、古来言い伝えられてきたこと。日露戦争の「日本近海での艦隊決戦」という戦訓で、太平洋戦争で米国艦隊を叩こうとしたのが帝国海軍の「漸減要撃作戦」だった。長大な航続力を持つ大型潜水艦、空…

「のぞみ」が無くなる!

静岡県知事選挙が終わって、リニア中央新幹線への「川勝知事の通せんぼ」は続きそうな気配。2027年開業は困難になりそうだ。僕は、静岡空港地下に新幹線新駅を作ることで「通せんぼ」を止めてもらう水面下の交渉があればいいのにと思っている。リニアが通れ…

日本はやっぱり安かった

今週から日経が「安いニッポン」という特集を始めた。最初に例に挙げられたのが「ネットフリックス」の料金設定。各国でバラバラだった価格設定を見直し、平準化する方向で値上げを行っているという。日米であった格差は平準化後はほぼなくなり、日本の値上…

リニア問題の県知事選挙が終わり・・・

リニア中央新幹線は、品川~名古屋~新大阪の438kmを、最大時速500km/hでつなぐ「夢の高速鉄道」である。2027年には、品川~名古屋間の営業運転が始まると期待されている。ただその計画に暗雲を落としているのが、路線が通る南アルプスの水問題である。路…

このテレワーク率も公表を

少し首都圏や関西圏での「COVID-19」新規感染者も減ってきているが、緊急事態宣言や「マンボウ」は相変わらず継続中。特に沖縄・北海道の感染状況がひどい。結局ワクチン待ちだが、ずいぶん接種が進んできたとの報道もある。打ち手の不足も、医師会を押し切…

緊急事態条項の議論(後編)

竹中教授が常日頃仰るように「日本型組織は検証が苦手」であるが、今回の「COVID-19」騒ぎは成るべく早く検証のための組織を立ち上げる必要があろう。 ・マキャベリの言うように、真に有能な者だけを集め、 ・強制力を持った調査権限を与え、 ・情報を公開し…

緊急事態条項の議論(前編)

3日の憲法記念日、NHKも「憲法とコロナ禍での人権の制限」に関する特集番組を放映した。1日未明の「朝まで生TV」も、視点は違うが「COVID-19」対策と人権問題を取り上げていた。「COVID-19」対策が上手くいったとされる国は、ある種の強権的な制限を行い蔓…

肩書だけじゃ困るよね

アフガニスタンからの米軍撤兵が始まっているが、この国が治安を取り戻すのは絶望的だ。シリア情勢も膠着したまま、ミャンマーの内乱状態も治まりを見せない。そんな中、先進国の視点は南・東シナ海に集まり始めている。 ある記事は「まるで太平洋戦争前夜」…

量子技術の官民協議会

デジタル屋を学生時代からだと50年近く続けてきている僕だが、大学の講義もまるきり覚えていないし、理解できていないのが量子工学・量子力学・量子技術。近年そのセキュリティ性の高さから、量子暗号などの分野に注目が集まっていることくらいしか知識はな…

企業増税の潮流、逆張りは?

米国バイデン政権の政策展開は、実に矢継ぎ早だ。先月中旬に2兆ドルの経済対策を発表、個々人の1,400ドルを支給することを含んでいる。これを受けて日本国内でも「特別定額給付金を再び」との声が繰り返されるが、麻生大臣以下財務省は首を縦に振ってはいな…

抗体パスポートってあり得ないの?

日本はワクチン接種が遅れているという指摘もあるが、医療従事者から来月には高齢者へと対象が広がると聞いている。ワクチン接種を終われば、感染率が1/20、死亡率が1/100になるともいう。副反応のアナフィラキシーの報告が日本では多いという話もあるが、そ…

銀行に必要な構造改革とは?

先週もみずほ銀行のシステムトラブルがあった。頭取が緊急謝罪会見をしたのだが、2週間に4回の事故が起きるというのはちょっと考えられない。個々の事故に因果関係はないというなら、もっと根本的なところ(企業経営の在り方そのもの)に原因があるように…

法律も代謝してくれませんか?

先週、久しぶりに国会中継を見た。東北新社の総務省幹部接待問題で、知り合いが大勢「出演」していたからだ。もちろんWeek-dayだから、ビデオ会議をしたり資料を手直ししながらだが。苦しい答弁だな僕ならどう言い逃れるだろうとか、なんで彼は真っ赤なネク…

入場券ってタダでもいいのでは?

鉄道好きの僕は、いろんな切符も大好き。使いもしない切符を集める趣味はないのだが、使えるものであればバリエーションは多いほどいい。往復切符に回数券、そうそう「青春18キップ」というのもあったね。普通列車なら全線乗り放題というもので、特に年齢制…

ワクチン接種の対象者管理

いよいよ「COVID-19」対応ワクチンが実用化の運びとなって、具体的に日本国民にどう接種するかの議論が始まっている。ワクチンの実験・承認・数量の確保・安全な輸送・効率的な接種・アフターフォローや種々のリスクマネジメントが要求されている。これらに…

6月知事選の対抗馬

この日、僕は昼頃に熱海駅に行き、新幹線に乗ろうとしていた。改札口のところですごく背の高い人に追い越されて、あれ?と思った。見覚えあるその後ろ姿は、熱海市の斎藤市長だ。同姓同名のミステリー作家斎藤栄という人がいるが、市長はずっと若い。190cm近…

自治体システムの仕様統一(後編)

自治体システムの仕様統一を2025年までに実現するため、新法と基金を用意するという話は朗報ではあるが、システム仕様に行く前に業務の方の整理が必要だというのは以前にも述べた。電子自治体を30年近くやってきて、予算も多く使いながら実感として役に立た…

自治体システムの仕様統一(前編)

政府が1,700自治体でバラバラになっている情報システムの仕様統一を図るという話は、以前からあった。ただ菅政権でのデジタル化・デジタル庁設置の流れは、それを一歩実現に近づけるようになっている。具体的に期限を2025年と決め、予算を基金で積む。それを…

成長戦略の中の中小企業

菅政権の「成長戦略会議」は、前政権の「未来投資会議」を廃して設置されたもの。いずれも総理のブレーンという位置づけだが、安倍総理が自分の意志を貫くために使おうとしたのに対し、菅総理はあるべき施策に耳を傾けるために使っていると聞く。それは、特…