Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

政界・官界・産業界

「えせデジタル社会」にご注意

アナログ社会からデジタル社会への変革・・・昔から必要だと言われてきたことだが、今回の「COVID-19」騒ぎでその必要性は多くの人の心に届いたと思う。あまりコンピューターやインターネットに詳しくない経営者の人も「それなら一丁、ウチもやるか」と腰を上げ…

規制改革推進室の活動報告

とかく行政手続きというのは面倒だ。今回の「COVID-19」関連のいろいろな騒動を見ていると、結局一番デジタル活用や合理化が遅れているのは行政部門だということが明白になった。「電子行政」なるものに30年以上関わってきた僕としては、残念しごくである。…

陸自の「20式5.56mm小銃」(後編)

後者の指摘する問題点、 ・日本の兵器産業に未来がない。 ・システムとしての兵器調達になっていない。 というのは、ありうることだと思う代表的な銃器メーカー豊和工業の工場は、僕が大学に通う私鉄の脇にあった。愛知県は長崎県や広島県と並んで、旧軍の兵…

陸自の「20式5.56mm小銃」(前編)

何度か、銃器の世界は技術革新が遅いと申しあげてきた。米軍のコルトガバメント1911など、70年程制式拳銃として使われてきた。「Combat」でサンダース軍曹がもっていたアレである。この度、陸上自衛隊の小銃と拳銃が世代交代することになり、お披露目があっ…

インフレか、デフレか?

「緊急事態宣言」が終了して、ちょっと落ち着きを取り戻した日本(特に東京)である。経済活動は徐々にではあるが再開して、新橋駅前のサラリーマンインタビューも戻ってきた。ついでに酔客も・・・。 もちろん南米・アフリカの感染拡大はまだピークを付けてお…

オンライン選挙のリスク

慰安婦支援団体の仮面をかぶり、支援金を集めながら多くを着服した疑惑が出てきた韓国。それでも文大統領は「反日」を叫び続けていて、支持率を高めようとしている。当該団体の代表が、前回総選挙で与党から立候補して当選していることも批判材料になってい…

システム開発「1:9の法則」

ここ熱海市でもようやく「特別定額給付金」の申請書が届いた。マイナンバーカードや銀行通帳のコピーは用意してあったので、即日記入して返送した。個人名の横に「受け取らない」チェック欄があるのだが、ついチェックしそうになる。この「罠」には引っかか…

金融機関の融資と出資

「COVID-19」対策追加に伴う日本政府の第二次補正予算案が、閣議決定されている。通常国会の残りは3週間ほどだが、野党も「徹底抗戦」はしないだろうから国会通過にも時間はかかるまい。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2020/05/2-238.php …

「御側用人」の危機

テレワーク主体の働き方になって、おおむね3週間が過ぎた。隠居同然の僕は、「コロナ禍」の前からメインのはずのオフィスにいるのは業務時間の1/3もなかったろう。業界団体・霞ヶ関・青山のもう一つのオフィスを回っているし、月2回の海外出張ということも…

5Gサプライヤの信頼性評価

次世代通信規格(5G)を巡る米中対立は、ますますヒートアップしている。Huaweiに代表される中国企業は、現時点で技術力に加え圧倒的な価格競争力を持っている。これらを自国から排除すべきだとする米国、重要インフラ以外では使ってもいいだろうとする英国…

これが本当の「司法制度改革」

法廷ものミステリーの影響ではあるが、高校生の時一度は考えた法学部から刑事弁護士への道。大学生になってみると「刑事弁護士、特に国選弁護士で食えるはずがない」と法学部の学生が言うなど、少しづつその実態が分かってきた。 一方人数の多い工学部の学生…

欧州委員会AI政策白書

AI(人工知能)については、無限に広がるとも思える適用分野や人間では及びもつかない処理能力に対する期待が膨らむ一方、悪用されはしないか、人間がないがしろにされないか、自分自身が不当な扱いを受けないかという危惧も大きい。 初期のAIシステムは、生…

企業の労務管理5段階(後編)

それでも僕が社会人になるころにはイデオロギー対立も下火になり、最初に参加したメーデーも「馴れ合い」の雰囲気だった。 (3)遵法はするが時間管理が頼りの段階 組合員に課せられたのは「定時に出社、何時間残業」、管理職はというと「定時に出社、残業…

企業の労務管理5段階(前編)

「COVID-19」余波の経済縮小・雇用危機などに対して、政府の対応は正直迷走している。「雇用調整助成金」があまり機能していないからと、今度は休業者個人の新しい給付金を出すといい始めた。事業者への助成金との二重取りのチェックをどうするのかなど悩ま…

公務員の定年延長問題

SNS上の#(ハッシュタグ)攻勢はなかなか恐ろしいものだと、今回痛感した。何しろ「#検察庁法改正案に抗議します」には、各界の有名人らが続々投稿、大きな世論になりつつある。ただ有識者が述べているように、「公務員全体の定年延長をするのが法案の趣旨…

議員会合のリモート化

重なる時は重なるもので、2週続けて与党の国会議員集会に参加することになった。今のIT担当大臣さんは「ハンコ議連」の会長だから、そんなところから僕にお誘いがあるはずはない。両会合ともTOPはIT担当大臣の経歴を持つ議員、先方が覚えておられるか否かは…

何をしても「分断」は残るか

急転直下の「困窮世帯に30万円から一律10万円へ」の方針転換から、ちょっと頭を冷やす時間が過ぎた。30万円給付策が不評だった要素はいくつかある。 ・受給条件の確認など手続きに時間がかかる ・世帯という単位で、世帯主収入が判定材料 ・生活保護レベルな…

春眠暁を・・・の夢

「コロナ禍」を巡る政府の対応は、そろそろ迷走の域に入ってきたようだ。困窮世帯に30万円をチャラにして、一律10万円/人に急転直下「転進」したのには唖然とした。アルバイトのシフトを自ら半減して30万円を待っていた人もいたようだが、お気の毒である。 …

危機管理時の対応を考える

昨年末、日本の複数の大手企業が過去に受けたサイバー攻撃のことが報道されて、監督官庁から呼び出されて叱られるということがあった。防衛関連の機密は漏れなかったということだが、攻撃されたこと自体を隠ぺいしたのではないかというトーンで責め立てたメ…

ユニバーサルサービス終焉へ

一世帯あたり2枚の布マスク配布、予算は422億円と聞いて少し驚いた。やっぱり「緊急経済対策」は膨らませ感があるし、どうせ6,000万弱の全世帯に郵送するのなら10万円の商品券でも同封してくれれば、「30万円受給資格は?手続きどうすれば?いつ貰えるの?…

人工呼吸器製造参入規制

「コロナ禍」の間だけという限定条件付きながら、オンライン診療の初診が認められたことは「Beyond COVID-19」時代を考えるうえでいいヒントになった。先日の「日曜討論」では、経団連会長が「週に一日出勤すればいい社会を作れるかも」と今回の奇禍を契機と…

もうハンコやめませんか?

先日「コロナ禍」の間だけではあるが、長年懸案だった「遠隔初診」をOKしてもらった例をご紹介した。医療分野のデジタル化にあたり「初診だけはダメ」と言われ続けて、正直あきらめていたから「コロナ禍」に苦しんでいる皆さんには申し訳ないが、朗報だと思…

スポーツ新聞はどうなったの?

今週はオフィスへ行ったのは1日だけ、「緊急事態宣言」で安倍総理が言った「人に会う機会を80%減らせば」という要請には、1/5の出勤率なのだからクリアしたことになる。その唯一「東京都」に出掛けた日、ガラガラの山手線の向かい側に座った中年(僕より若…

医師法第20条(後編)

なぜ初診だけは「遠隔診療」ではいけないのか、医師の側からは「まず全体的な症状を見なくては、判断を下せない。遠隔で顔色はわかっても息の匂いや皮膚の触感はわからない」と突っぱねられてきた。推進派の人たちからは「初診料が目当てなのではないか」と…

医師法第20条(前編)

「コロナ禍」の中、初診を含めたオンライン診療が解禁されるという。「COVID-19」の感染を疑われる患者が、通常通院の患者に混ざって外来にやってきては院内感染を起こしかねないので、初診をオンラインでというのは妥当な判断だ。 しかしそこから一歩進んで…

ダーリントンホール・総務省店

この日は国土交通省の会合があって午後、霞が関に出掛けた。もともとデジタル政策からみでは「早慶戦」ならぬ「総経戦」の総務省・経産省が主体。21世紀になったばかりの頃、通ったのは内閣官房IT戦略室(現IT総合戦略室)だったが、要員の出向元の多くはこ…

五輪延期の余波

あるアスリートが言っていたが「オリンピックはその時期だけのものではない。数カ月前から予選・代表選考含めて準備期間を含めてオリンピックだ」。この夏に体力のピークを持っていくための努力は年単位で行われ、翌年は「もう動けなくてもいいや」という選…

メディアは閉店できない

「新城彰の本棚」という別のブログでだが、キース・ピータースンの「夏の稲妻」を読んでの感想を書いた。<ニューヨーク・スター紙>のベテラン記者ジョン・ウェルズを主人公にした社会派ミステリーだが、8月の黙っていても汗の滴るマンハッタンでの彼の苦…

INIがやってきた

僕のオフィスに、INIという組織からアポが入ったのはしばらく前。一度海外で会ったことがあるという同僚に任せておいたので、どんな組織か全く知らないままオフィスに向かった。前の用事が長引いて、到着はギリギリの時間になった。エレベーターの前で長身の…

公共交通機関無償化の意義

人口60万人余り、第二次欧州大戦のシミュレーションゲーム「Third Reich」では、わずか1ヘクスの国土、年間5生産ポイント、国防軍コマなしという無視されそうな小国がルクセンブルグ。実際このゲームでは一国への宣戦布告は15生産ポイントを支払うので、宣…