Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

政界・官界・産業界

新自由主義者と言われても

今週の日曜討論は、大学生の現状課題に関するものだった。「COVID-19」騒ぎで通常ではない学生生活を余儀なくされ、 ・入学したのに未通学 ・サークルはもちろん、就職活動も制約 ・経済的に学業を続けられないケースも などの課題に文科大臣や評論家、大医…

デジタル教科書への要望

菅政権の目玉政策であるデジタル庁、担当大臣の平井先生は意気軒昂である。デジタル庁は日本社会全体のDX(Digital Transformation)推進の司令塔であってほしいのだが、具体的にどこから手を付けるのかなと興味を持ってみていた。すると、 https://www.itme…

銀行の信用・銀行員への信頼

実質的な政府系航空会社の経営破綻に伴う、主力銀行の債権放棄話。どこかで聞いたような気もして、そういえば「赤い日系航空会社の株式は紙くずになったな」と思い出させてくれたのが、TVドラマ「半沢直樹」。毎週見ているわけではないが、いろいろな記事で…

徹底した検証・情報開示を望む

今年度の下期が始まる日、この日に新規上場を計画していた企業もあるやに聞く。しかし証券取引所は動かなかった。ごく少額だが個人投資家でもある僕は、朝930をめどにスマホでその日の日経平均や持っている株式の変動を見るのが習慣。それがこの日は、びくと…

セキュリティクリアランスとは?

自民党税調会長の甘利議員は、平井デジタル相の年代よりは一世代上のデジタル通である。その甘利税調会長が、TV局のインタビューの応じて「日本は容易にファイブアイズに加われない」と悲観的な見方を示した。 https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye40…

恒久組織としてのデジタル庁

新政権の活動が徐々に加速してきて、先週には「デジタル庁設置の基本方針」を年内に策定するよう総理から指示があった。多くの識者は、行政だけではなく社会全体のデジタル化推進に一元化された「強力な司令塔」が必要だと知っているのだが、これには「強力…

AI時代にはBIが必要?

「庶民派・たたきあげ」の印象が強い菅総理だが、その言動は市民に甘いポピュリストのものではないようだ。特に小泉改革以降、一部メディアに非難され続けている竹中平蔵東洋大教授とは密接な関係にあるという。首相就任早々、朝食を共にしながら意見交換を…

こういうハイブリッド会議も困る

この日は2つ、大きな会議が入ってきた。ひとつは米国産業界と日本の産業界の会合。準備会合は在日米国商工会(ACCJ)が主催してくれて、何度もオンライン会議でやった。ACCJはもちろん外資系企業ばかりなのだが、デジタル政策担当者の多くは日本人。米国人…

官僚たちの「ジョブ型雇用」

安倍内閣が、経産省の官僚を重用したことは確からしい。それが安倍総理の意向なのか、霞ヶ関を抑えていた菅官房長官の意向なのかは分からない。総理側近にいる経産省出身の補佐官等が政策課題を素早く解決するには、勝手知ったる出身官庁を使うのが便利に決…

雇用する側の論理

世界中で、「COVID-19」感染拡大による経済停滞が顕著化している。いち早く感染防止に成功したとされる中国や韓国、被害がほとんどなかったというベトナムなどでも新たな感染が起きているとされる。従ってワクチンが開発されていきわたるまで、最長2年ほど…

中小企業のサイバーセキュリティ(3/終)

これまでに紹介したガイドラインなどに加えて、直接中小企業のセキュリティ対策を支えるという取り組みもある。「サイバーセキュリティお助け隊」というのがそれ。大企業はできても中小企業は難しい・・・ということのほかに、首都圏には専門家も多いしいざとい…

中小企業のサイバーセキュリティ(2)

これらの基本方針・規則のサンプルや自社診断チェックシートは、専門家でなくても分かるように平易な言葉で書いてある。それはすべての従業員や関係者が、その内容を理解できないといけないからだ。関係者の中には一時期だけオフィスに出入りする人や、デジ…

中小企業のサイバーセキュリティ(1)

「第二波」が来たようで、連日新規感染者が多く発生している。一時期テレワークからオフィスに回帰してきた人たちも、再びテレワークに戻りかけているようだ。企業のIT部門にとっては、テレワークだとサイバーリスクが高くなるのが悩み。個人持ちのPCやスマ…

イントラネット革命

社内限定のネットワーク「イントラネット」。外部と接続していない分だけ、内部の情報共有等には使い勝手がいいかもしれない。これの活用も、ひとつの革命を起こすことがある。社会構造、もとい会社構造を変えることができるのだ。 僕が社会人になったころ、…

Social Distance下の食事会合

重なるときは重なるもので、今日は朝食も昼食も会合付きで摂ることになった。全国で新規感染者数は増え続けていて、地域によっては(自前の)緊急事態宣言をしたり、事業者に縮退運用や休業を要請するようになっている。 ・xx人以上の会食はやめてくれ ・xx…

自治体システム標準化・・・の前に

ある高名な経済学者の方に「After COVID-19」時代の変革について、お話を伺う機会があった。100年前のスペイン風邪の時もそうだったのだが、来るべき変革が一気にやってくる。100年前は世界大戦による欧州の疲弊もあって、新興国アメリカの台頭が早まったの…

ホテルでのハイブリッド会議

小雨の中を芝公園の中にある「東京プリンスパークタワー」にやってきた。今日はここで、ある業界団体の会合がある。このところ東京都の「COVID-19」新規感染者が連日200名を越えていて、政府は企業に「7割テレワーク」を要請している状況だ。そういう霞ヶ関…

日米安保60周年の今年

日本の産業界では、「米中デカップリング」にどう対応するかの議論が始まっている。しばらく前まで「グローバリズム」の流れに乗って、多くの企業は「世界中で一番安いところで買って、一番高く売れるところで売る」というビジネスを追求してきた。加えて「…

デカップリング論の行方

「COVID-19」と「香港国家安全維持法」、ほかにもチベット問題やインドとの国境での紛争など枚挙にいとまがないのが、このところの中国の国際社会での強権的な振る舞い。尖閣諸島周辺では中国公船が堂々と往来するし、米国の空母艦隊が南シナ海に近づけば「…

インフラメンテのデータ活用(3/終)

何度かご紹介しているように、データ活用には4つの条件がある。僕がよく議論するのは国際会議の場で、 1)データに国境を越えてアクセスできること 2)フォーマットやIDが標準化されデータがすぐに使えること 3)データ活用で「儲かる」ビジネスモデルが…

インフラメンテのデータ活用(2)

「予防保全」というのは、インフラがひどく壊れてしまった後で「事後保全」するのでは、修繕期間も長くなるし費用も掛かる。不具合が起きそうなところをあらかじめ短い期間と少ない費用で補修しておけばトータルコストはより低く抑えられるという理屈。これ…

インフラメンテのデータ活用(1)

国交省の「インフラメンテナンス戦略小委員会」を傍聴することができた。この会合は、トンネル・橋梁その他日本の経済社会を支えてきたインフラの多くが建設からかなりの時間が経ち、そのメンテナンスが難しくなってきている状況を踏まえて設置されたものだ…

「えせデジタル社会」にご注意

アナログ社会からデジタル社会への変革・・・昔から必要だと言われてきたことだが、今回の「COVID-19」騒ぎでその必要性は多くの人の心に届いたと思う。あまりコンピューターやインターネットに詳しくない経営者の人も「それなら一丁、ウチもやるか」と腰を上げ…

規制改革推進室の活動報告

とかく行政手続きというのは面倒だ。今回の「COVID-19」関連のいろいろな騒動を見ていると、結局一番デジタル活用や合理化が遅れているのは行政部門だということが明白になった。「電子行政」なるものに30年以上関わってきた僕としては、残念しごくである。…

陸自の「20式5.56mm小銃」(後編)

後者の指摘する問題点、 ・日本の兵器産業に未来がない。 ・システムとしての兵器調達になっていない。 というのは、ありうることだと思う代表的な銃器メーカー豊和工業の工場は、僕が大学に通う私鉄の脇にあった。愛知県は長崎県や広島県と並んで、旧軍の兵…

陸自の「20式5.56mm小銃」(前編)

何度か、銃器の世界は技術革新が遅いと申しあげてきた。米軍のコルトガバメント1911など、70年程制式拳銃として使われてきた。「Combat」でサンダース軍曹がもっていたアレである。この度、陸上自衛隊の小銃と拳銃が世代交代することになり、お披露目があっ…

インフレか、デフレか?

「緊急事態宣言」が終了して、ちょっと落ち着きを取り戻した日本(特に東京)である。経済活動は徐々にではあるが再開して、新橋駅前のサラリーマンインタビューも戻ってきた。ついでに酔客も・・・。 もちろん南米・アフリカの感染拡大はまだピークを付けてお…

オンライン選挙のリスク

慰安婦支援団体の仮面をかぶり、支援金を集めながら多くを着服した疑惑が出てきた韓国。それでも文大統領は「反日」を叫び続けていて、支持率を高めようとしている。当該団体の代表が、前回総選挙で与党から立候補して当選していることも批判材料になってい…

システム開発「1:9の法則」

ここ熱海市でもようやく「特別定額給付金」の申請書が届いた。マイナンバーカードや銀行通帳のコピーは用意してあったので、即日記入して返送した。個人名の横に「受け取らない」チェック欄があるのだが、ついチェックしそうになる。この「罠」には引っかか…

金融機関の融資と出資

「COVID-19」対策追加に伴う日本政府の第二次補正予算案が、閣議決定されている。通常国会の残りは3週間ほどだが、野党も「徹底抗戦」はしないだろうから国会通過にも時間はかかるまい。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2020/05/2-238.php …