Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

やはり「外交は票にならない」

いろいろ議論することがあったはずの臨時国会だが、どうも「減税」一本にテーマが絞られてしまったような印象だ。岸田政権が支持率回復を「減税」に賭けているから、当然野党もそこを突いてくる。いや、野党だけではない与党、それもおひざ元の世耕参院幹事…

アウディイウカの激戦

すっかりガザ地区の紛争(イスラエル軍の特別軍事作戦!)に目を奪われて、ウクライナ戦線の情報が少なくなっている。攻勢に出ているはずのウクライナ軍だが、主目標のトクマク正面の攻防戦の情報は、まるきりない。ATACMSなど長距離兵器は確かに活躍してい…

無人食堂への道

日本では、人手不足が徐々に顕著になってきた。 ・タクシー会社に車はあっても運転手不足で稼働率が上がらない ・ホテルでも部屋はあるのだがスタッフ不足でフル稼働できない ・町中の食堂もアルバイトが不足して、時短営業に追い込まれる という具合。東京…

御徒町駅の東側「そば処大むら」

久しぶりに上野にある、かつて勤めていた企業の研修施設があるビルに行く用事が出来た。森下駅近くのオフィスを出て、最短のルートは都営地下鉄大江戸線に乗って、新御徒町駅から歩くというもの。森下駅から秋葉原駅に近い岩本町までの、都営新宿線にはよく…

「朝までナマTV」を1.5時間で見る

この数年、毎月の「朝までナマTV」は、録画してみている。今月は普通月末なのに、1週間早い21日の土曜未明の放送だった。22日の衆参補選を意識したのか、月末になると衆院解散の可能性があると見たのかは分からない。 テーマは「これでいいのか?日本の政治…

ロシア経済を支えるもの

金(Gold)が空前の高騰を見せているという。ウクライナ侵攻、中東危機や円安の影響もあって、相場で1g=1万円が見えてきたという記事があった。 空前の金高騰 買い取り希望が続々 - Yahoo!ニュース 砲弾補給をはじめとする戦争継続能力の維持に腐心して…

どうなる?晩秋の政局

今週の衆参補欠選挙は、与党の1勝1敗。ただいずれも与党側の議席だっただけに、引き分けとの判定はできない。低迷する支持率をなんとか挽回して、年内に換算総選挙に持っていきたい岸田総理だが、それには3段ロケットくらいが必要だと以前申しあげた。 秋…

改めて京都へ(新町三条のパリ)

ホテル周辺には、多くのレストランがある。最後のディナーは外食しようと、しばらくスマホ上のMAPを眺めていた。パスタ、鍋居酒屋、寿司、焼鳥、焼肉等々、なんでもある。ディナーの店ではないが、新町通り・三条通の角に立つフレンチのお菓子屋さんは、パリ…

改めて京都へ(三大名所めぐり)

この日のエクスカーションは、初心に帰って京都観光名所の定番をめぐる観光バスの旅。中学生の時に修学旅行でやってきて、多分廻っているところなのだが、 ・金閣寺 ・銀閣寺 ・清水寺 の三大名所を回ろうと思う。京都駅烏丸口の観光バス乗り場には、天井Ope…

改めて京都へ(おばんざい)

京都の料理で有名なものが「おばんざい」、特定の食品ではなく工夫を凝らし出汁を活かしたものの総称である。この街に来たら、やっぱりおばんざいを食べたい。例によってキッチン付きアパートメントの利点を活かそうと、街中のスーパーマーケットを巡ってみ…

改めて京都へ(伏見散策)

翌朝は、朝からいい天気になった。ただにわか雨の可能性があると天気予報が言うので、リュックに折り畳み傘を入れてホテルを出た。ホテルは三条通りと新町通りの交差点に近い。5分ほど歩くと、本能寺跡に着いた。今の本能寺は寺町にあるのだが、織田信長が…

改めて京都へ(Apartment MIMARU)

今年の初夏、家内が大学時代の友人たちと京都旅行に行って、川床料理を体験したり漬物を買ってきたりしてくれた。それ以来夫婦で「そうだ!京都行こう」気分が高まり、今回3泊4日の旅行を企画した。例によってキッチン付きのアパートホテルを探して、選ん…

ガザの病院爆発!事態は揺れ動く

紛争を続けていれば、間違いなく悲劇は起きる。今回は、ある意味最悪のタイミングでそれ(*1)が起きた。ガザにある病院で大規模な爆発が起きて、500人以上の犠牲者が出た。 ガザの病院に空爆 500人以上死亡 - Yahoo!ニュース ハマスはイスラエル軍の(意図…

待ち受けるハマスの地下要塞

ガザ地区を完全に包囲したネタニヤフ政権、ハマスを壊滅させるまで闘うとして、一昨日挙国一致内閣の初会合を開いた。全国民の名にかけて、ハマスを根絶やしにする覚悟である。主力である地上軍も配置に着き、いつでも侵攻を開始できる。すでに威力偵察目的…

粘着榴弾の効果について

廃棄が決まっている陸上自衛隊の74式戦車、開発当時は油圧懸架装置(*1)など斬新な機構を盛り込んだ意欲作だった。それらの機能も、今回ウクライナに供与・・・ではなくウクライナの地で廃棄でもなければ、実戦で使用されずに終わってしまう。実は、油圧懸架装…

ロシア期待の「第二戦線」

WWⅡが欧州を覆い尽くしていた1943年、英米からの物資援助で息を吹き返していたソ連軍だが、まだドイツ軍を打倒できるところまでの戦力はなかった。スターリンは英米に対し、早期の第二戦線開戦を訴えた。ナチスドイツの圧力を独力で支えるのは限界だという主…

深夜の熱海に商機ありや?

先月<サンライズ瀬戸・出雲>に乗るため、23時過ぎの熱海の街を久しぶりに歩いた。灯りが付いているのはコンビニくらいなもの、駅前のビルでも営業しているのは「笑笑」だけだ。そこまで遅くなくても、20時を過ぎれば飲食できる場所はあまりない。「COVID-1…

秋の「かつカレー」3種類

最高に暑く、長かった印象の夏が終わった。出かけることも増えたし、食欲が出る秋である。カレーが認知症予防に役立つとの記事も、それは俗説だとする記事もあった。それでも、今週は「かつカレー特集」としたい。 まず最初は「松のや」。新橋駅に昼過ぎに降…

勇気は必要ない・・・

ウクライナの反転攻勢に関する映像が、連日BSニュースで流れてくる。欧州各国のメディアが前線に近いところに出ているようだし、ウクライナ軍自体が映像を撮ってメディアに流したり、直接SNSで公開している。さすがに撃ち倒されるシーン(例:ロバート・キャ…

大丈夫かな「株式会社ニッポン」

どう見ても選挙対策だが、経済対策の美名のもとに、大規模な補正予算が組まれようとしている。本予算に比べて査定が甘いのは周知で、結局昨年度に財務省が認可しなかった案件が再登場するだけのことだろう。加えて大阪万博の建設費が大幅に超過することが分…

追悼、デヴィッド・マッカラム

先月、<ネイビー犯罪捜査班:NCIS>の本家で、20シーズンに渡って検視官「ダッキー」を演じてきた俳優、デヴィッド・マッカラムが亡くなった。享年90歳、老衰だったという。 『NCIS』ダッキー役デヴィッド・マッカラムをギブス、トニー、ジミーらが追悼 - …

「忘れられれば撃破されよう」

これは、北アフリカ戦線で闘うロンメル将軍がメディアに語った言葉と伝えられる。本来ソ連戦線に回したい資源をアフリカに回してもらうには、ドイツ市民に注目されていないといけないという意味だ。そのため、ロンメルはメディアを巧みに利用してヒトラーだ…

「れんげ食堂Toshu」のランチ

江東区にオフィスを移して、半年以上が経った。森下~清澄白河駅周辺でランチをすることも増えた。以前紹介した「紫園」の他にも、中華食堂が多い街の印象だ。ある暑い日の昼下がり、ふらりと入ったのが「れんげ食堂Toshu」というお店。手軽そうなメニューを…

今に残るカストリ焼酎「鬼の念仏」

ちょっとした用事が出来て、家内と初めて伊豆急南伊東駅に降り立った。「Discover伊豆」の企画で今年2度通っているが、駅から離れたところに立派なリゾートマンションがあり、駅前特に南伊東駅前は雑多な建物が並び、閉店している店もあってうら寂しい。駅…

最後の株主優待券

「COVID-19」禍の3年間、外食産業は苦境にあった。店舗の統廃合をしたり雇用を減らしたり、身を切る改革をして生き延びようとした。改革(人によっては改悪)の中には、株主を対象としたものも含まれていた。直接的には配当金減(もしくは無配)だし、間接…

攻撃できなければ防御できない?

サイバー空間には「Law & Order」は、ほとんど存在しない。ウクライナ紛争のようにはっきりしたものでなくても、いろいろな国の政府機関や重要インフラ企業は、常時リスクに晒されている。7月にも名古屋港が攻撃され、一時的とはいえ港湾機能が停止している…

転ばぬ先の「中国」

30年続いてきた、ナゴルノ・カラバフ自治州を巡るアルメニアとアゼルバイジャン両国の紛争は、あっけない幕切れになった。南コーカサスというこの地方は、民族&宗教的に入り組んだ形になっていて、ずっと領土なり主権なりを争ってきたところだ。少し縁があ…

あまりにも弥縫策すぎませんか

パートタイマなどの所得が月額で88,000円を越えるようになると、免除されてきた社会保険料負担が生じてしまうのでそれ以上は働かないという現象がある。俗に「106万円の壁」と言われるもので、専業主婦のパートタイム労働が念頭にある制度だ。折からの人手不…

制度変更の季節にあたり

10月は国内各所の、制度変更が集中して行われる。厚労省関係で、診療・介護の報酬や年金の改訂も行われる。特に偶数月は年金支給月だから、どのくらい変化があるのか振込額を気にしておられる向きも多いかもしれない。私としては、いくつか気になることがあ…

残された時間は1年余り

国連総会での反応が象徴的だが、ウクライナのゼレンスキー大統領に対する国際社会の好感度は下がってきている。西側諸国には支援疲れもあるが、グローバルサウス諸国は「いいかげんに戦争を止めてくれ」と言い始めた。ロシアにはもちろん、ウクライナにもだ…