Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

国内政治

日本でも進む「分断」

昨日、米国は「新南北戦争」に陥るかもしれないという悲観的な予想を述べた。先日の大統領選挙のTV討論会も、両候補が別々のTVチャンネルで有権者に語り掛けるという異例のものになった。トランプ先生が「COVID-19」に感染してしまったことも理由の一つだが…

三都物語

維新の会は一旦はあきらめた「大阪都構想」実現に向けて、二度目の住民投票にこぎつけた。前回僅差で破れ、橋下市長が政界引退をしている。今回も敗れれば、松井市長は政界引退するという。前回反対の公明党が賛成に回り、自民党と共産党がタッグを組んで反…

日本学術会議なんか要らない

日本学術会議を巡る報道が増えている。先日は任命されなかった6名を改めて任命せよとの要求を、14万人あまりの署名をもって政府に届けるシーンがTVニュースで流れた。しかしこの機関って一体何なんだろうと、思う人は多くなったはずだ。これまでは、この組…

個人情報保護法「2,000個問題」

個人情報保護法が現在の形に落ち着いたのは、おおむね5~6年前。多くは政府からの出向者だが「第三者委員会」の位置づけで「個人情報保護委員会(PPC)」という機関ができて、全体を統括し始めてからだ。PPCの立ち上げ期には財務省から中心となる人たちが…

バラマキ政策は歪みを生む

「トリキ錬金術」と言う言葉を聞いて何のことか、最初はわからなかった。一品298円(税別)が売りの「鳥貴族」で、「Go To Eat」を使って予約し一品だけ注文して帰れば1,000ポイント付くので差し引き670円ほど儲かるというわけ。もっとひどいことに10円のコ…

BIの議論、やはり必要では?

先月末の「朝まで生TV!」、いつものように「COVID-19」対応が中心だったが、少し気になることがあった。大体出演者の役割は決まっていて、 ・与党議員 現政権の対応、今後の見通し ・野党議員 現政権への批判、まれに提言 ・医療関係者 医療現場の現状や課…

出ました「ハンコウ」勢力

河野大臣らの「脱ハンコ」の呼びかけは政権内で大きなうねりとなっており、行政手続き上での押印全廃はオンラインに乗った印象である。実際には細かな施行令・施行規則・地方の条例に加え、もう誰も検索できないような「通達」にまで、行政手続きは縛られて…

日本学術会議への不信

菅政権が日本学術会議への推薦人の中から6名の学者を外したことで、野党や一部メディアから非難の声が上がっている。曰く「政治の学会へのあからさまな介入」だとか、「政見に都合の悪いことには背を向けるのか」などという。ただ、僕は関連の報道のおかげ…

宏池会と語る会

ずいぶん日が短くなった。都営地下鉄御成門駅から地上に出たとき、そう思った。時刻は1740、今日は夕方から東京プリンスホテルで「宏池会と語る会」がある。要するに政治資金集めパーティなのだが、運営にかかわっている小さな一般社団法人の関係で案内が来…

やっぱり「悪夢の民主党」だね

国会議員150名を抱えて野党第一党の地歩を固めた立憲民主党、再び政権交代可能な「国民の選択肢」になれるよう意気盛んである。それはいいのだが、政策方針はあまりインパクトがない。 ・暮らしから始まる経済成長 ・個人の可能性が芽吹く ・原発ゼロ、新エ…

枝野代表への応援・・・じゃないよね

「Returned Democrats」の党名は立憲民主党、代表は枝野議員に決まった。これで、国会議員約150名の野党第一党の外観は固まったわけだ。安倍政権があれだけメディアなどから叩かれまくりながら戦後最長7年8ヵ月も続いたのは、ひとえに野党(特に第一党)が…

日本型組織は「検証」が苦手

「帰ってきた民主党」と言ってはいけないらしい。このところの政局(与党の総裁選・野党の代表選)について雑談していて、ある人に叱られた。「合流新党と言ってあげなさい」と。国民民主党には14名ほどが残るらしいが、こちらには知名度のある政治家も少な…

大きな政府か、それとも・・・

自民党総裁選に立候補した菅官房長官が、NHKのインタビューで(総裁になったら)どんな国づくりをしたいかと問われ、 「自助・共助・公助の国づくり」 と応えた。これに対して、「ずっこけた」とか「国の責任逃れ」というような反響・非難が浴びせられている…

脱二世総理は久しぶり

一気に政局になった。安倍総理の退任記者会見が遠い昔のように思えるくらい、いろいろな情報が飛び交った。しかし、どうやら結果は見えてきたようだ。安倍総理の意中の後継者だった岸田さんは政調会長として影が薄く、ずっと対立候補だった石破さんは党内基…

朝まで生テレビ、400回!

最近ビデオに撮っておいて毎回見ている「朝まで生テレビ」、なんと今回で400回だという。スタートは1988年、昭和天皇が亡くなる直前の「自粛」ムードの中で始めたと司会の田原総一朗は言う。とんがったジャーナリストである彼は、「自粛している場合ではない…

「Go To」値引きの秘密

お盆休みも終わり、本当なら仕事に邁進・・・しなくてはいけないのだが、暑さもあり休み癖も付いてしまって力がわいてこない。こういう時は焦らずリラックスするのがいいと(勝手に)思う。一番いいのは、旅行に出かけること。しかし県境をまたぐなとか、感染者…

観光需要は重要だから

「Go To Campaign」の第一弾として、今日から「GoTo Travel」が始まる。第一次補正予算の中に入っていたもので、およそ1兆3,000億円の予算が充てられている。東京都を中心に、都市部では「COVID-19」新規感染者も増えているし、有力な観光地でもある熊本県…

秘書あっての政治家

話題ばかり多かったが、結局「オンライン選挙運動」しかしなかった現職の圧勝に終わった東京都知事選挙。「COVID-19」騒ぎもあり、何が争点なのか分からないままだった印象がある。野党共闘が出来なかったことが、一番期待外れだったという人も多い。「維新…

幻の川辺川ダム

線状降水帯の停滞によって、熊本県や長野県の特定地域に大量の雨が降った。1週間で半年分の雨が降ったところもあるというから、並み大抵のことではない。特に球磨川流域は、僕の大好きな球磨焼酎の産地であり一度旅行してみたいと思っていたところだから、…

ニューノーマル時代の選挙(後編)

先週「ニューノーマル時代の経済・社会」と題して3回投稿したが、そこで主張した最大のポイントは、 この時代オンラインへのアクセス権は基本的人権のひとつなので、政府はすべての市民にそれを保証すること だった。すべての市民がオンラインにアクセスで…

ニューノーマル時代の選挙(前編)

麻生副総理が公明党斎藤幹事長と会談し、秋に衆議院議員選挙(要するに解散総選挙)をしてはどうかと提案したらしい。秋には80歳におなりになるはずだが、ますます元気のようだ。安倍政権の支持率が下がってきて「ポスト安部」を求める声も聞かれるが、一方…

辺野古基地の工事再開

沖縄県議会議員選挙が終わった。結果は、玉城知事の与党勢力が過半数を得て勝利した・・・のだが知事に笑顔はない。勝ったとはいえその議席差はわずかに2、一人が野党に転じれば同数になってしまう僅差である。 沖縄県では「COVID-19」感染の直接的な被害は大…

知事選挙本当にやります?

東京都知事選挙は来月5日が投票日、現職の小池知事がついに立候補を表明、学歴詐称疑惑などがあって逆風とも見えるが、現時点では脅威になるような対立候補は出ていない。いわゆる野党統一候補は出来上がらず、自民党も独自候補を見送った。人口やGDPから言…

「趣旨に反する」給付金申請

昨年末、かんぽ生命の高齢者を食い物にしたような不適切な拡販事件を受けて、関係者に処分が下されている。よく馘首されなかったものだと思うが、処分として一定期間販売等の行動を制約された人たちがいる。この中には歩合制で収入が変わる人たちも多く、販…

総理答弁のキーが上がった!

通常国会の会期が迫る中、種々の支援策を盛り込んだ第二次補正予算の審議が始まっている。この「支援」というのは経済政策なのか、社会福祉政策なのか、本当はそのあたりを議論してほしいのだが、そんな気配はない。 https://nicky-akira.hatenablog.com/ent…

維新の会の支持率上昇

共同通信社が全国を対象にした電話調査で、各政党の支持率を調査した。その結果が公表されたが、日本維新の会が8.7%と前回から3.4ポイント上げて、立憲民主党(6.9%)を抜いて野党TOPに躍り出た。 https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200511/mca20051109…

専門家会議だけの議論では・・・

「COVID-19」対策として政府が戦略的な判断の相当部分を依存しているのが「専門家会議」。感染症対策の専門家が集まっていて、その意見はもちろん傾聴に値する。ただ、全国的な自粛要請など強力な施策を提案をするにあたっては、 「コロナでの死者と経済悪化…

金融機関窓口に顧客殺到

普段の時だったら嬉しい悲鳴なのかもしれないが、「コロナ禍」の最中にお客様に殺到されても困ると信金などが本当の悲鳴を上げているという記事があった。実際問題、日本ではリテールの金融機関(の窓口)は多すぎると思う。僕が銀行さん相手のビジネスをし…

行政vs.パチンコ店

事実上あらゆるものが自粛を要請された「Stay Home Week」、外食産業はテイクアウトで生き延びようとしている。熱海駅前のラスカでも、ドラッグストア・百円ショップ・成城石井と地元のものを売る店の4つしか開いていない。駅前の「平和通り名店街」もほと…

経済政策と社会保障政策(後編)

前編で「コロナ禍」で困った人に政府からお金を出すことが、経済政策なのか社会保障政策なのかわからないと述べた。しかし有識者に聞くと、この2種が混然一体となってしまっているケースは他にもあるらしい。その代表的なのが、中小企業政策。 中小企業には…