国内政治
長年の懸案である憲法改正などに向け、着実に議論を進めているとそれなりの評価をした(*1)高市内閣だが、もうメッキが剥げてきた。きっかけは少数政党に不利な議員定数削減らしく、野党が結束して審議拒否をし国会が空転している。自民党は皇室典範改正だ…
通常国会も中盤から終盤へ、高市総理自身には種々の批判があり国会答弁も誠意あるものとは言えないのだが、「働いて、働いて」と言っていた政策推進の方は、順調に進んでいる。国旗損壊罪のような、僕から見ればどうでもいいことに精力を注いでいるのは困っ…
もう10年ほど前のことになる。大学時代の友人たちと飲んでいて、なぜか年金の話になった。全員定年にはなったが仕事をしていて、今貰わないと困るという状況ではないが、一人が「繰り上げ受給しています」という。少々驚いた。大して知識はないのだが、 ・普…
かつてスマホもなかった時代、満員の通勤電車に乗って車内で見ることができるのは<中づり広告>だった。今はそれも車内TVに変わってしまい、広告の中心だった週刊誌も顧みられなくなりつつある。そして<文春砲>に攻撃された高市総理は、 「週刊誌、全く信…
昨日大敗によって「中道」の資金難が起きているとご紹介したのだが、その対策としてクラウドファンディングを行っていることも言い添えたい。目標は1億円で、募集開始から1日で3,000万円が集まったという。 中道がクラファン開始 寄付3000万円超集まる…
政党交付金とは、直近の国政選挙で2%以上の得票率を得た政党に対し、議員の数や得票率に応じて国から支給されるお金のことである。この制度が導入されたきっかけは、リクルート事件など度重なった「政治とカネ問題」。腹に一物ある企業・団体からの献金は…
共産党一党支配の国中国や、王政支配の国サウジアラビアでは話題に上らないが、曲がりなりにも民主主義を掲げる国では「支持率」と「選挙」は政権の最大関心事である。強権国家といわれるロシアでも、プーチン大統領は支持率を気にしている。 民主主義国家の…
昨年の春には「財務省解体」を叫ぶデモが各地で行われていたが、今年は全くそのような報道がない。主な論点は消費税で、この削減に抵抗する財務省などいらないという主張だったと記憶する(*1)。消費減税の話は先行きが見通せないのだが、それでも市民の怒…
何とか成立した2026年度予算の中で、「こども家庭庁」の予算はおよそ7.5兆円。昨年度から1,600億円以上の増額となった。一部には「こども家庭庁を廃止して、浮いた予算を減税に宛てた方が少子化対策になる」との声も聞かれた(*1)。確かに、あまり効果のあ…
いよいよ今日、トランプ大統領が中国を公式訪問する。APEC首脳会合など含め、今年4回あると予想される最初のトランプ・習会談の皮切りである。どちらの首脳も悩みを抱えていて、国民に対してアピールする成果が欲しい。派手な何か(中国のイラン戦争への強…
トランプ支持層の動揺が続いている。本人がやりたいことの本音は、 ・刑務所に入らず、死ぬまで権力を維持したい ・自分や一族はもちろん、近しい者たちも富裕にしたい ・大きな功績や痕跡を多くのところに残したい なのだから仕方ないのだが、支持者の期待…
イラン戦争が始まって50日ほどになる。ロシア・ウクライナ戦争含めて各地で紛争が発生し長期化する中で、どうしても諸物価高騰・資源不足の影響は避けられない。値段が下がっているのは(上がりすぎた)お米くらいで、これだって輸送費等の高騰でいつ反転し…
先月の辺野古沖の海難事故については、痛ましいとしか言いようがなく、黙って事後の報道を見ていた。しかしこの事故の背景に、過激なリベラル系の活動があることが透けて見えてきた。 事故は先月中ごろ、波浪注意報が出ていたにもかかわらず複数のボートが辺…
確かに来年度予算(&関連法制)の年度内成立は、国民生活に直結する重要な政府の任務だ。先進各国の議会運営が不安定になっていて、米国やフランスでは「つなぎ予算」が常態化している(*1)。米国では軍人に給料が払えないのは問題と、多額の寄付をした富…
トランプ「赤ちゃん」政権のやることを見ていると、よほど中国の方が国際協調に(口先だけかもしれないが)務めていると思えてくる。ただどの国にも、表の外交と裏の諜報活動というのはあるので、そんな行動が暴かれると信用(国のソフトパワー)は低下して…
総選挙中は「国論を二分する政策課題」の中身について、あまり論戦は行われなかったと思う。与党圧勝で選挙が終わった後、ようやく3点が総理の口から出てきた(*1)が、 ・憲法改正 ・皇室典範 ・夫婦別姓 についてはその中にも含まれていない。しかし憲法…
高市政権は、予算の年度内成立に向けた努力をするらしい。そのこと自体は、政権として当然のことだ。しかし衆議院の解散がもし新年早々であったら、ひょっとしたら可能だったかもしれないと多くの識者は言う。昨年の内から解散を考えていたなら、通常国会の…
事実上旧立憲民主党の衆議院勢力が壊滅(雲散霧消?)した、新党「中道」の新代表に小川淳也議員が選ばれた。今回小選挙区で勝った数少ない議員の一人で、以前から平井卓也元デジタル大臣と、激戦を繰り広げた人物である。大島新監督の映画「なぜ君は総理に…
自民党の歴史的圧勝に終わった総選挙を受けて、いよいよ明日特別国会が召集される。自民党高市総裁が首班指名を受け、現在の閣僚全てを再任して「第二次高市内閣」が発足することになる。今回は連立を組む維新の会からの入閣はなさそうだが、副大臣・政務官…
豪雪の中で投票率が危ぶまれた総選挙の結果は、驚くべきものだった。 自民党 316(+118) 維新の会 36(+2) 中道改革連合 49(▼123) 国民民主党 28(+1) 共産党 4(▼4) れいわ新選組 1(▼7) 参政党 15(+13) ゆうこく 1(▼4) 保守党 0(▼1) チー…
先週、虎ノ門の特許庁前の交差点で交通事故があり、1人の死者が出た。その続報が入ってきて、なんと赤信号を無視して交差点に飛び込んできた車が130km/hもの速度を出していたことが分かった。 【速報】内閣府公用車7人死傷事故 “最高時速130キロ”“アクセル…
いよいよ明日通常国会が開かれ、冒頭衆議院が解散される。議長が解散を宣言し、なぜか議員たちは「バンザイ」と叫んで、選挙区に散っていく。なんとも不思議な光景である。総理の専権事項として「伝家の宝刀」を振るった高市総理だが、いずれはしなくてはな…
真冬の総選挙というありえない政局になって、いろいろなものが動き始めた。ずっと政権を担う能力のある二大政党が交代して、その時に必要とされる政策を推進する形が期待されたのだが、そちらに向かう政界再編は迷走、頓挫を続けてきた。3年前に僕が理想と…
昨年末与野党5党が合意したので、給付付き税額控除の制度設計を含む税と社会保障一体改革の「国民会議」が設置されることになった。1年間で当該制度の設計を行うという(*1)。正直、非常に難しい制度設計になると感じているのは、所得把握をどこまででき…
確かに衆議院の解散は、総理の専権事項である。「解散についてだけは総理は嘘をついてもいい」と言う話も伝わっている。しかし、今回の解散劇はどうみてもおかしい。国民民主党の主張を容れた予算案をまとめ、維新の会も閣外とはいえ協力してくれるので、年…
いろいろ準備期間もいるので、松の内が明けたかと思ったらもうそこに通常国会が見えてきた。21日開始なので、あと1週間という日程は「目の前」の印象だ。通常国会前半の山場は、2026年度予算案の先年度内成立。 またぞろ「史上最大規模の当初予算」になるの…
今月は安倍元総理暗殺事件の被告人、山上容疑者への最初の判決が下る。この事件の審理の中で、旧統一教会の集金の手口や被害者(&家族)の悲惨さなどが明らかになった。旧統一教会、現世界平和統一家庭連合については、すでに地裁が政府の解散命令を支持す…
年末の<報道1930>には、補正予算や新年度予算の生活支援についての特集があった。与野党の政策責任者と社会保障の専門家がスタジオに来て、中継で地域の困窮者を救済するNPO法人の代表が参加していた。その法人代表は2度目の出演で、僕の出身地愛知県一宮…
ニューヨーク(NY)市長選挙で「NYにビリオネアは要らない」と主張したマムダニ候補が当選して、この街に住む富裕層に動揺が走っている。高額な新税が降ってくる可能性があるのだ。先日、中国の富裕層も(理由は別だが)国外へ逃避したがっていると紹介した…
この規模の政党でも、やはり代表選挙はするのだと改めて認識した。そういえば現在拘留中の某党党首が、若い女性と泥沼の代表争いをしていたこともあった。今回注目したのは<れいわ新選組>の代表選挙。結果は事実上のオーナーである山本太郎議員の3選とな…