Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

明治記念館からの眺め

 そろそろ対面会合も解禁にしようかと、僕が運営に関わっている団体でもリアル会合を準備し始めた。手始めに関係者だけの会合をすることにしたのだが、青山オフィスの会議室は換気が不十分。そこでメトロ一駅分ほど離れたJR信濃町駅近くの会場を、事務局が手配してくれた。信濃町駅で降りたのは初めて、赤坂の紀尾井町ビル(話題のデジタル庁が入っている)も良く見える。

 

 会場となっている「明治記念館」は、駅から市バスで1区画ほど南。ゆっくり歩いていくと、左手に「公明党本部」が見えてきた。ちょうど総選挙中、触らぬ神に祟りなしと思って目を伏せた。数ある政党の中で、公明党共産党だけは肌が合わない。あ、最近は「立憲共産党」もか・・・。

 

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 かつて社会党のことを本部の場所の名を取って「三宅坂」と呼んでいたのだが、公明党は「信濃町」と呼ばれているのだろうか?それにしてもこの辺り、立派な1軒屋が多い。どんな富豪が住んでいるのかな。

 

 「明治記念館」は、もともとは明治期に赤坂仮御所の別殿として建てられたもの。明治憲法の想を練り、草案審議の御前会議も行われた所ということで「憲法記念館」として保存されていた。現在は、実質的に結婚式場として使われている。

 

 テラスから出られるお庭が広く、新婚夫婦の記念撮影などに使われるという。今後ウチの団体でちょっと多人数のリアル会合をする時でも、換気100%のお庭があるから使い勝手がいいというのが事務局長の意見だった。

 

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 すっかり秋雲ばかりになった晴天下、立派な車寄せを抜け、壮大なエントランスをくぐって案内された会議室は小さいけれど角部屋。確かに換気は充分である。聞くとこの小部屋は、花嫁の控室なのだという。ちょっと厳粛な気分になって、会議を始めた。

 

 地図を見ると先日会合をした「赤坂ガーデンシティ」とここの間に広大な緑地が広がっている。田舎者の僕は、これが「赤坂御所」だと初めて気づいた。意外に都心って緑が多いのだな、と改めて思いましたね。まだまだ知らない東京、できるだけ見て回りたいものです。