Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

とんぼ帰りの大阪行

業界団体の地域サイバーセキュリティ会合、今回は近畿経済産業局が舞台。久しぶりの大阪行なのだが、ちょっと困ったのは前後の予定が詰まっていたこと。普通なら1泊してゆっくり市内見物もするのだが、そういうわけにはいかない。とんぼ帰りの日程を立てる…

確かに不平等(ガチャ?)はある

昨日、人口減少社会を維持するためには「コンパクト・レーゾンデートル」を考えるべきと申し上げたのだが、これには大きな反発が予想される。能登半島地震では、未だに2万人以上の人が避難生活を送り、豪雪・厳寒下で震災関連死の脅威にさらされている。政…

さらに勇気ある、冷静な論説

今回の能登半島地震は、被災者救護・インフラ復旧などの取組みが進んでいるが、未だ被害の全容が分かっていない。その理由は、半島にはまだ連絡が付かず、救助隊も到達していない地域があるからだ。 ・固定電話も携帯電話(基地局)も使えない ・道路が寸断…

なかなか勇気ある言説・・・

元旦の「朝までナマTV」など各種の政治討論番組を見ていて、やはり今年は政局の年になると感じた。自民党裏金問題では、すでに現役国会議員の逮捕も起きていて、NHK「日曜討論」での党首インタビューでは、野党各党党首が「野党連携」について質問されていた…

今度は中国のミサイル問題

僕の子供のころは「東西冷戦期」、相互確実破壊(MAD)と呼ばれる人類絶滅の危機が目前のようにいうメディアもあった。核兵器を積んだミサイルが一発飛べば、それは世界の終わりだと思っていた。ところが、一昨年のロシアのウクライナ侵攻や昨年のガザ紛争も…

元町・中華街のお土産

今回の滞在は3泊4日、もう帰る日がやってきた。結構節制(お酒の話です)して、滞在中、赤ワイン1本・白ワイン1本・焼酎1本・缶ビール2本で収まった。奇跡的なことである。まだ松の内、コンドミニアム内の飾りつけも正月向けのもの。 なかなかに風情が…

周富輝氏のお店「生香園」

3年前「COVID-19」禍で海外旅行が出来なくなり、代わりにと見つけた手近すぎるコンドミニアム<オークウッド・スイーツ横浜>。数えてみるともう8回目の滞在になる。中華街や山下公園、桜木町・野毛にも近く、伊勢佐木町も徒歩圏内。とてもいい滞在が出来…

旧東海道保土ヶ谷宿近くに

馬車道のコンドミニアムを拠点に、横浜という街のいろいろな側面を見て回りたいと思っている。横浜市役所から辨天橋を渡ると、そこはJR桜木町駅の南口。道路を挟んで向かいにあるのが<ぴおシティ>。地下1階にお値打ちな八百屋、酒屋、百均などがあって重…

「二度目の元旦」プラン

新年早々大災害、大事件ばかりで、祝賀ムードもちょっと自粛のトーン。でもせっかく定宿<オークウッド・スイーツ横浜馬車道>の短い予約をしてあったので、被災地には申し訳ないと思いながら、夫婦でコンドミニアムにチェックインした。 ずっと前、元旦の夜…

安倍派抜きでの憲法改正論議

裏金疑惑や選挙に関する買収で、議員の逮捕や議員事務所の家宅捜索が相次ぐ自民党。支持率もどん底まで来た岸田首相だが、意外と元気だという。党内第四派閥という弱い政治基盤だったが、第一派閥安倍派らが混乱状態に陥っていて、ある意味「くびきを外せた…

もう一つの野党共闘

これだけ裏金疑惑などで自民党への信頼が揺らぎ、岸田内閣の支持率が下がっても、なかなか政局に至らないのは、野党が分断されているからだ。昨年12月に「市民連合」が共通政策を掲げて、衆議院議員選挙に向けた野党共闘を求めた。立憲民主・れいわ・共産・…

安倍元総理暗殺事件を振り返る

昨年末、自民党安倍派・二階派の裏金パーティ&キックバック疑惑が政界を揺るがせた。国民の負担増を強いておきながら、自分たちは裏金作りに精を出していたと多くのメディアや国民が怒った。ただ、その裏金が何に使われたかがより大きな問題で、選挙の買収…

日本人は炭水化物好き

昨年久しぶりに台湾に行って、現地の人達と食事をしながら「中華料理」について考えてみた。かの人たちも、日本には何度か出張していて「日本の中華料理」も経験している。中国大陸は広く、料理も多様だ。ただ今の台湾人は、 ・もともと台湾に住んでいた人の…

名古屋駅東口での宿泊

また、名古屋に出かけることになった。今回は、名古屋市役所のそばにある中部経産局でのイベントに参加する。始発の<こだま号>に乗っていけば間に合うのだが、念のため前泊することにした。中部経産局には、地下鉄桜通線の久屋大通駅から歩けばいい。桜通…

正月休みの恒例行事

とんでもない「元旦大地震」の年明けになってしまった。震度7というのは、事実上最大級の揺れ。被害の全貌が見えてくるにつれ、特に石川県能登半島の被害が大きかったことがわかる。<輪島の朝市>は、まだ家内とコンドミニアム旅行を楽しむようになる前に…

台湾総統選挙まであと1週間

もちろん大きなカタストロフが起きるわけではないだろうが、中国経済が変調をきたした、もしくは変調があらわになった2023年後半だった。ムーディーズが格付けを<ネガティブ>にしたのが、最も象徴的だったと思う。 政治の方も、なんとなくおかしい。任命し…

ド=ゴール空港第一ターミナル

OECD本部の会議の2日目、実はこの日のセッションは最後の2つは参加することができない。この日のうちに日本行きのフライトに乗らないと、翌々日の日本でのイベントに間に合わないのだ。日系航空会社のうち昨年2度乗った赤い方は1900発、今回はそれより30…

ツィッターで討論する仕掛け

OECDでの2日間の会議、始まりは900と早い。事務局からは、レジストレーションや荷物検査などで待ち行列があるから時間に余裕を見て、30分前には到着するように連絡が来ている。空港からの便利さと土地勘があることから、パリ市街ではOECDの反対側になるリヨ…

寒さに震えるパリ

お正月休みということで、今日から3日間、以前のパリ出張の記事を再掲します。 *** 今回の目的地は寒気がきているというパリで、出張目的はOECD本部で行われる会合に参加すること。「たびレジ」には公私にかかわらず渡航するときは登録しているので、今…

辰年のお年賀

あけましておめでとうございます。ウクライナ紛争の長期化、ガザ紛争の勃発、ミャンマーは事実上の内戦に・・・と血なまぐさかった2023年が終わりました。今年は首長選挙の年です。まずは1月に台湾の総統選挙、中国本土からの種々の(サイバー空間も使った)介…

ここ2ヵ月ほどのお蕎麦

年末であるが、除夜の鐘を聞きながら「細く長くの日本蕎麦」をすする風情ではもうない。ジャニーズ問題以前から<紅白歌合戦>は40年以上見ていない僕である。でも少しだけ「年越し蕎麦気分」を出すために、この2ヵ月ほど食べたチェーン店のメニューをご紹…

<東京アメリカンクラブ>で忘年会

懐かしい響きになってしまった<忘年会>という言葉、「COVID-19」禍の自粛時代に入社した若い人は、これを経験しないでいたので、今年急にやるぞと言われて戸惑っているとも聞く。僕も今年は、一度だけしか企画していない。その会場は、東麻布の<東京アメ…

武蔵野市の選挙がくれたヒント

今週武蔵野市で、市長選挙と市議会議員補欠選挙が行われた。この選挙のきっかけは、総理大臣も務めた立憲民主党菅直人議員の引退宣言である。 ・菅議員が次期衆院選に立候補しないと表明 ・武蔵野市の松下市長が、菅後継として立候補するとし市長を辞職 ・松…

そろそろ日米地位協定の見直しを

昨日、ロシアの兵器・弾薬不足を補う北朝鮮の話をしたのだが、ウクライナ側も武器は渇望している。特に防空システムの強化は、ロシアの無人機・ミサイル攻撃に対抗するため必須である。米国供与のPAC-3は、先週大戦果を挙げている。ロシアの戦闘爆撃機Su-34…

どっちもどっちの互助会

欧米からの支援が枯渇してきて、苦しい立場にウクライナ軍が立たされている。とにかく戦場というのは膨大な資源を食う場所で、食料・燃料・武器・弾薬・医薬品さらには血や命まで吸い込んで消費してしまう底なし沼のようなものだ。 ロシア軍は初期戦力の9割…

有権者の意識改革も必要

自民党の裏金疑惑、もっぱら国会議員の挙動にメディアが集中して報じている。例えば、 ・キックバックされたカネを議員の政治団体が、帳簿(*1)に記載していない ・派閥で集めたカネについて、派閥の会計責任者が帳簿に記載していない 点に焦点が当たってい…

科学者稼業も命がけ

ウクライナ戦線は膠着状態、最大の支援国米国の国内問題で、武器や資金の支援が枯渇しようとしている。欧州各国も移民問題などで揺れ、ウクライナへの関心は薄れつつある。来年は米国大統領選挙もあるし、6月には欧州議会選挙もある。各国共、内政がより重…

おもてなし用のメニュー実験

久しぶりに当家に来客がある。それも2組のご夫婦ということで、僕らを入れて6人のディナーを用意することになる。テーブルはどうしよう、椅子は・・・というファシリティの問題もあるが、ディナーの内容の方がもっと大事。メインディッシュの結論は、ステーキ…

ヘビーなとんかつ、2店舗で

あるイベントで2日間、日経ビルに詰めることになった。とはいえ、出番の間には2時間ほどの隙間がある。会場でお弁当ランチも出してくれるのだが、ちょっと期待することがあって街に出た。この週末は「かつや」の感謝祭、限定メニューしか出してくれないが…

紅海というチョークポイント

イスラエルのガザ侵攻は、中東全体を不安定化している。せっかくイスラエルとサウジアラビアの宥和が成ろうとしていたのに、ハマスの奇襲攻撃とネタニヤフ政権の強硬な反撃が、中東宥和をぶち壊した。 北ではレバノンの武装勢力ヒズボラ、南ではイエメンの反…