Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

なかなか勇気ある言説・・・

 元旦の「朝までナマTV」など各種の政治討論番組を見ていて、やはり今年は政局の年になると感じた。自民党裏金問題では、すでに現役国会議員の逮捕も起きていて、NHK日曜討論」での党首インタビューでは、野党各党党首が「野党連携」について質問されていた。

 

 「同じ穴のムジナと思われたくない」と公明党山口代表が言うように、自公連立も盤石ではない。一方の野党も<市民連合>のあまり現実味のない政権構想に立憲民主党以下の各党が集うようになっているが、維新の会や国民民主党などはこれに参加するはずもない。下記で提案したような政界再編があると面白いのだが・・・。

 

    

 

まだ「影の内閣」にも早すぎる - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

 

 この提案をした時には参政党や旧NHK党のことは考慮しなかったし、その後教育無償化の会、日本保守党などが新しく登場した。それらの政策は別途研究するとして、僕が一番理解できなくて苦しんでいるのがれいわ新選組。カルトと言えばそれまでだが、ありえない政策を声高に言い続けるだけで、なぜそこそこの支持が集まるのか分からない。

 

 こんな本(*1)も読んでみたが分からない。それが、今月の能登半島震災の被災地に、れいわの山本代表が乗り込んだことでちょっとした論議が起き、うなずける言説が出た。

 

山本太郎は情弱を食い物にして選挙制度のバグを利用する | アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)

 

 池田信夫氏の論説には賛同できることできないことが混じっているのだが、今回は「Dead Zero(ど真ん中)」である。れいわ支持者をIQ85未満の境界知能の人だとするのは、批判も浴びるだろうが分かりやすい。多分このIQ分布の右側にいる池田氏からは、左の方は「困った人たち」に見えるのだろう。ただ、だからといって、IQ85以上の人たちだけで政策を決めていいということにはならない。その点は、異論を申し上げておきたい。

 

 この記事にあるように、55年体制社会党はガス抜き政党でした。れいわ新選組も、やはりガス抜き政党(ほかにもいますが)だっということですね。

 

*1:「生きづらさ」を覚える人々 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)

  無意味な競争・・・なのでしょうか? - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)