Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

正月休みの恒例行事

 とんでもない「元旦大地震」の年明けになってしまった。震度7というのは、事実上最大級の揺れ。被害の全貌が見えてくるにつれ、特に石川県能登半島の被害が大きかったことがわかる。<輪島の朝市>は、まだ家内とコンドミニアム旅行を楽しむようになる前に、一度訪れたことがある。狭い路地に商店が軒を連ねる、戦後の混乱期から市民の胃袋を支え、最近は観光の目玉にもなっていた場所だ。近代的な商業施設になって、戻ってきてくれることを祈りたい。

 

 被災のニュースで、TVの正月特番のいくつかは飛んでしまった。「おめでとうございます!」を連呼する番組は不似合いだろうから、仕方ないことだと思う。それでも当家では、恒例の正月行事を行った。

 

    

 

 まずは床の間代わりのカウンター上にある、干支の色紙の模様替え。今年は辰年。一番絵になる干支である。三本指なのは、日本の龍の特徴で、中国は五本指、琉球は四本指だ。続いて正月の祝い膳。今年は、久しぶりに「大漁盛り込み船」を倉庫から出してきて食材を盛り付けた。ただ、コンテンツはお魚ではない。

 

    

 

 年末に銀座の<OK>で買って来た、馬肉の盛り合わせを飾ってみた。別皿に用意した、鶏胸肉のローストと、これも<OK>で買った、和牛ハネシタで作ったローストビーフと共にいただく。肉三昧の正月料理である。馬の生肉は、昨年森下駅そばの<みの屋>で僕は食べたが、家内は久しぶり。特に首のところの白い肉が美味しかった。まあ、豚でいう「トントロ」の部位やね。

 

        

 

 そして、三が日のうちにとマンション裏手にある稲荷神社に初もうで。坂を上っていけば、10分ほどで来宮神社に着くのだが、ひどく込み合っているのでちょっとこちらで済まさせてもらった。ご利益に差はないことを祈りながら・・・。

 

 祈ったのは家族の健康と並んで、世界平和。ウクライナ紛争も、ガザ紛争も、ミャンマー内戦も収まって欲しいし、北朝鮮の暴挙も、台湾有事も起きて欲しくない。お稲荷さん、その辺よろしくお願いします。