3年前「COVID-19」禍で海外旅行が出来なくなり、代わりにと見つけた手近すぎるコンドミニアム<オークウッド・スイーツ横浜>。数えてみるともう8回目の滞在になる。中華街や山下公園、桜木町・野毛にも近く、伊勢佐木町も徒歩圏内。とてもいい滞在が出来るのだが、まだ馬車道沿いのレストランには一度も入ったことがない。そこで今回は、このお店に狙いを定めていた。
横浜馬車道「生香園」本館で中華ランチ!海鮮焼きそば・チャーハンを食べてみた | ハマのくま横浜散歩 (hamakuma3.com)
昨年亡くなった陳健一氏と並んで「中華の鉄人」だった周富徳氏。あしかけ10年前に亡くなっているのだが、弟の周富輝氏は健在で馬車道には2軒出店している。
この日のランチと決めたのは「本店」の方。昼時だったが、なんとか入れた。フロア係のお兄さんは、片言の日本語で席を差す。「ココ、座る。荷物はココ」とのこと。上記の記事を見たからというわけではないが、二色炒飯と海鮮焼きそばのどちらにするか迷った。周りを見てみると、ラーメンの人、定食の人、焼きそばの人が1/3ずつ。ほとんど炒飯の人がいない。そこで、焼きそばの中でも最高級の海鮮焼きそば(1,480円)に決めた。
温かい中国茶を飲みながら、店内を見渡す。入り口のキャッシャーの上から、富輝氏の腕組みした写真が店内を睥睨している。10分ほど待って、持ってきてもらったのがこれ。
大ぶりのエビとホタテ貝柱が2つ、包丁を入れたイカがいくつか乗った「海鮮」。麺はそうめんのように細く、一部はパリパリ感が出るほどに焼いてある。餡は少なめで、味わいはとても深い。思ったほどのボリュームはなく、夕食に障ることもなさそう。美味しく最後の一筋までいただいた。
何度も前を通りかかりながら入らなかった名店、まず焼きそばをいただきました。今度は別のメニューを試してみたいと思います。