OECD本部の会議の２日目、実はこの日のセッションは最後の２つは参加することができない。この日のうちに日本行きのフライトに乗らないと、翌々日の日本でのイベントに間に合わないのだ。日系航空会社のうち昨年２度乗った赤い方は1900発、今回はそれより30分遅い1930に出る青い方を選んで少しでも時間に余裕を持とうとした。
ホテルは会議の前にチェックアウト、荷物だけ預かってもらってまた地下鉄１号線と９号線の乗り継ぎ。昨日ほどは混んでいなかったので助かった。脳が腐りそうになったのは昨日と同じ、15時ちょっとすぎには本部を後にした。リヨン駅前の空港バスは、毎時00分と30分に出発する。1700のに乗ればぎりぎり間に合うのだが、ちょっと怖いので1630に乗れるようにラ・ミュレット駅に向かった。
往路で思ったのだが、市街で道路補修などの工事が多い。往時の日本だったら「年度末駆け込みの公共事業」というわけだが、マクロン政権も雇用の確保等のために公共事業を大判振る舞いしているのかもしれない。
リヨン駅前は始発ではないので心配したがバスは1640には到着、やや渋滞に巻き込まれながらも1730より前にはド・ゴール空港第一ターミナルに着いた。
名前の通り一番古いターミナルで、中央にチェックインカウンター・イミグレーション・ショップやレストラン等が入った「バベルの塔」のミニチュアのような建物がある。内部は中空になっていて、そこにエスカレーターが設置される不思議な（斬新な）構造だ。
イミグレーション後は地下道を通って周辺にあるサテライトに行き、ここに駐機している飛行機に搭乗する仕掛けだ。保安検査場は中央ではなく、各サテライトにある。バスに乗っているうちに雨が降り始め、中央の塔の最上階にあるラウンジで一息ついた時には、大雨になっていた。日も暮れてしまってうら寂しい限りだ。ここのラウンジも、決して豪華ではない。軽くハムなど取ってきて、トマトジュースと一緒に食べた。
早めにラウンジを出て、サテライトに向かいました。保安検査場の後にも免税店があったのでちょっとした手土産を買いました。今回の弾丸出張、お店による機会はほとんどなかったので。
