Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

国内政治

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国論を二分する政策とは?

自民党の歴史的圧勝に終わった総選挙を受けて、いよいよ明日特別国会が召集される。自民党高市総裁が首班指名を受け、現在の閣僚全てを再任して「第二次高市内閣」が発足することになる。今回は連立を組む維新の会からの入閣はなさそうだが、副大臣・政務官…

リベラル壊滅、中道未熟で改憲へ

豪雪の中で投票率が危ぶまれた総選挙の結果は、驚くべきものだった。 自民党 316(+118) 維新の会 36(+2) 中道改革連合 49(▼123) 国民民主党 28(+1) 共産党 4(▼4) れいわ新選組 1(▼7) 参政党 15(+13) ゆうこく 1(▼4) 保守党 0(▼1) チー…

キツネ憑きにでも追われていたの?

先週、虎ノ門の特許庁前の交差点で交通事故があり、1人の死者が出た。その続報が入ってきて、なんと赤信号を無視して交差点に飛び込んできた車が130km/hもの速度を出していたことが分かった。 【速報】内閣府公用車7人死傷事故 “最高時速130キロ”“アクセル…

政局が動くときは一気呵成・・・

いよいよ明日通常国会が開かれ、冒頭衆議院が解散される。議長が解散を宣言し、なぜか議員たちは「バンザイ」と叫んで、選挙区に散っていく。なんとも不思議な光景である。総理の専権事項として「伝家の宝刀」を振るった高市総理だが、いずれはしなくてはな…

各国で没落中の「中道」だが・・・

真冬の総選挙というありえない政局になって、いろいろなものが動き始めた。ずっと政権を担う能力のある二大政党が交代して、その時に必要とされる政策を推進する形が期待されたのだが、そちらに向かう政界再編は迷走、頓挫を続けてきた。3年前に僕が理想と…

給付付き税額控除議論の出発点

昨年末与野党5党が合意したので、給付付き税額控除の制度設計を含む税と社会保障一体改革の「国民会議」が設置されることになった。1年間で当該制度の設計を行うという(*1)。正直、非常に難しい制度設計になると感じているのは、所得把握をどこまででき…

「え、今ですか?」真冬の総選挙

確かに衆議院の解散は、総理の専権事項である。「解散についてだけは総理は嘘をついてもいい」と言う話も伝わっている。しかし、今回の解散劇はどうみてもおかしい。国民民主党の主張を容れた予算案をまとめ、維新の会も閣外とはいえ協力してくれるので、年…

もう「政党助成金」を止めませんか

いろいろ準備期間もいるので、松の内が明けたかと思ったらもうそこに通常国会が見えてきた。21日開始なので、あと1週間という日程は「目の前」の印象だ。通常国会前半の山場は、2026年度予算案の先年度内成立。 またぞろ「史上最大規模の当初予算」になるの…

「みそぎ総選挙」は何時でしょうか?

今月は安倍元総理暗殺事件の被告人、山上容疑者への最初の判決が下る。この事件の審理の中で、旧統一教会の集金の手口や被害者(&家族)の悲惨さなどが明らかになった。旧統一教会、現世界平和統一家庭連合については、すでに地裁が政府の解散命令を支持す…

故郷で闘うNPOさんの報道

年末の<報道1930>には、補正予算や新年度予算の生活支援についての特集があった。与野党の政策責任者と社会保障の専門家がスタジオに来て、中継で地域の困窮者を救済するNPO法人の代表が参加していた。その法人代表は2度目の出演で、僕の出身地愛知県一宮…

相続税が高いと富裕層が来ない!

ニューヨーク(NY)市長選挙で「NYにビリオネアは要らない」と主張したマムダニ候補が当選して、この街に住む富裕層に動揺が走っている。高額な新税が降ってくる可能性があるのだ。先日、中国の富裕層も(理由は別だが)国外へ逃避したがっていると紹介した…

やはり「ガス抜きアイテム」だった

この規模の政党でも、やはり代表選挙はするのだと改めて認識した。そういえば現在拘留中の某党党首が、若い女性と泥沼の代表争いをしていたこともあった。今回注目したのは<れいわ新選組>の代表選挙。結果は事実上のオーナーである山本太郎議員の3選とな…

やっぱり琉球独立派なの?

先週末、中国海軍の「遼寧」を基幹とする機動部隊(4隻)が沖縄本島南方海上で演習を行った。固定翼機、回転翼機延べ100機余りが発着艦をしたので、領空侵犯監視目的で航空自衛隊のF-15がスクランブル発進した。この機体に対し艦載機であるJ-15が、レーダー…

ようやく始まった新米の値崩れ

先週、スーパーでのお米の平均小売価格は5kgで4,335円をつけた。高市政権は高い支持率を維持しているが、お米の価格についてはほとんどの消費者が今の農水相の政策を批判している。消費者はもちろん、生産者すら困惑するほどのJA擁護のスタンスだからだ。政…

インテリが作り、ヤクザが売る

衰勢が伝えられる日本共産党だが、その原因は支持層の高齢化にある。武装革命を標榜する怖い集団だからとも言われるが、20世紀末にはその考えを捨てていたようだし、極左テロと結びつける記憶があるのも、僕たちの世代までだろう。 ソフト化した共産党は資本…

返り血浴びても、決断の時

「責任ある積極財政」は社会に受け入れられるのだろうか?先週補正予算について、すでに公共事業などでは折り込み済み(*1)なので必要だと述べた。しかし同時に、放漫財政になっては困るとも思っている。そして閣議決定された総合経済対策はというと、補正…

今が分水嶺、自制を求めたいが・・・

高市総理の「台湾有事」発言に端を発した中国側の反応が、どんどんエスカレートしている。どうしても発言を撤回させたいのだろうか、渡航自粛や留学を思いとどまるように自国民に通知しただけでなく、 ・外交官の交渉後、日本側がうつむき加減で中国側が尊大…

痛しかゆしの補正予算議論

秋の臨時国会の恒例行事になったのが「補正予算審議」。今年度補正予算の、政府提案骨子(名称としては総合経済対策)が見えてきた。高市カラーなのか、国際情勢の緊張からか、リスク関連の言葉が並んでいる(*1)。 ・生活の安全保障、物価高への対応 ・危…

動き始めた政治のダイナミズム

公明党の連立離脱、日本維新の会の閣外協力ながら「連立参加」で、長らく休眠状態だった政治のダイナミズムが動き始めた。「トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦」はやりすぎかもしれないが、自発的に防衛費GDP比2%前倒し、安保三文書改訂などを表明して…

自民を救う公明・維新の連立組替え

少数与党の不安定さは、一体どこへ行ってしまったのだろう?トランプ「4歳児」はおもてなしに満足して韓国へと去り、無茶な要求は付きつけなかった。大統領専用ヘリ「Marine One」に外国人が乗るというのは異例で、横須賀在泊の航空母艦上でも日米首脳の蜜…

治安維持法施行100周年に

WWⅡ後の80年間、日本は事実上戦争や軍事とは無縁に過ごしてきた。それは「Pax Americanaの核の傘の下」にいたからだ。しかし、そんな平和がいつまでも続くとは思えない。日本を普通の国にしようという動きは、中曽根政権の頃から動き始め、小泉政権などを経…

スタンドオフ防衛能力のための予算

各省の来年度に向けた概算要求で、やはり増加が著しいのは防衛省分だろう。総額8.8兆円(600億ドル)に上っている。 来年度防衛予算は過去最大の8.8兆円要求、無人機を大量購入へ - Bloomberg 国際比較すると、 1)米国 8,860億ドル 2)中国 2,930億ドル …

コメ農政転換という新内閣の火種

紆余曲折、参議院議員選挙から3カ月経って、ようやく新内閣が始動した。2万円ばら撒きは消え、ガソリン暫定税率廃止は年をまたぎそう。景気対策よりも「身を斬る改革」の議員定数削減議論が大きくなってしまい、市民としてはやや置いてきぼり感がある。加…

玉木フミエと高市ジュンカの果て

2009年の民主党政権発足以来の、日本の大政局がやってきた。地上波・BS・ネットニュース・新聞・週刊誌等々、政治ネタのオンパレードである。市民が政治に無関心なのはよくないので、政治ニュースが多いことは良いのだが、政策の内容についての報道が少ない…

あるか!公明党斉藤総理大臣

この週末の自公連立破綻で、本格的な大政局がやってきた。平和の党なのに安保関連三文書改訂・集団的自衛権・敵基地攻撃能力・防衛費GDP比2%等々を呑まされ、踏んでも踏んでも付いてくる「下駄の雪」と揶揄された公明党の忍耐の緒が切れた日だった。 「政…

首班指名投票の革新を求む

夏の参議院議員選挙から、随分時間が経った。長引く政治空白に有権者としては「意思は示したんだ、早く行動に移ってくれ」と言いたくなるだろう。しかし現実には、自民党内のコップの中の権力争いにようやく決着がついた段階。衆参とも少数与党であるし、公…

自民党こそが「分断」されている!

自民党総裁選で高市候補が勝ったのは、正直予想外だった。総裁選中に連立相手の公明党斉藤代表が、名前を出さないまでもかなり強烈に「高市No!」を主張していた。極めて温厚な政治家である斉藤氏の発言だったので、自民党は「高市総裁なら、連立拡大どころ…

情報弱者と論客のギャップ

先月BS朝日の<激論クロスファイア>は、スペシャル版の放送があった。ご存じ伝説のジャーナリスト田原総一朗氏の番組で、4人の若手(といってもアラフォー)論客が日本の諸課題を議論していた。 その中で、今年急激に社会問題化している外国人問題も取り上…

給付付き税額控除への長い道

すでに辞任表明をしてしまった石破総理だが、次の体制が決まるまで内閣は機能している。国会討論で、立憲民主党野田代表から「現金給付から給付付き税額控除への議論」をしようと持ち掛けられ、それを受諾している。自公に立民が加わって議論が始まり、僕に…

選挙民が限定された選挙

いわゆる「55年体制」以降、自民党の総裁選挙はほぼ日本国政府の総理を決める選挙だった。自民党員・国会議員が選挙権を持ち、一般の人は立ち入れない。今回は自民党内のゲゼルシャフト的選挙ではあるが、少数与党ゆえの野党協力(願わくば新連立)をにらん…