Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

国内政治

玉城知事の危険な訪中

先週、沖縄県知事の玉城氏が訪中をした。習政権は異例の厚遇を持って、沖縄県知事施設を迎えたという。先日米国の部臨検国務長官やイエレン財務長官が訪中した時の冷遇と、明らかな差が見られた。 習政権、沖縄知事を厚遇 米軍念頭に関係強化―中国:時事ドッ…

ついに牙を剥いた「総裁」

旧統一教会問題は、極めて反日的思想を持っている団体が、与党議員を当選させるための集票マシンになっていたという信じられない事件だった。確かに現在の名前が「世界平和統一家庭連合」で、個人ではなく家族主義をとっている点が、右派と呼ばれる政治家の…

すでに健康保険証問題

連日マイナンバー&マイナンバーカード関係のトラブルが報じられていて、個人情報保護委員会がデジタル庁や請負事業者のF社に立ち入り調査や行政指導を行う事態となった。国会の閉会中審査も行われていて、立憲民主党から「健康保険証との一体化による従来…

少子化と男女差別意識

先月閉じた通常国会では、安全保障に関するもののほか、少子化対策やダイバーシティ推進関連の議論があった。防衛費増や自衛隊を闘える軍隊にしようという件は別として、少子化・ダイバーシティの2件は個別に論じられているようだが、実は連携している。 少…

文書交通費すら改革できない

今年の通常国会が、平穏なうちに閉幕した。終盤「すわ解散か!」とセンセイたちが浮足立って、真っ当な議論が出来なかったような気がする。国会開催前には重要な問題だった、国会議員の調査研究調査滞在費(*1)の改革についても、何も進まなかった。 旧文通…

外国人1割時代への提言

岸田内閣の異次元の少子化対策については、財源が不透明なこと以上に内容に関しての異論が多い。これで「子育てという罰」の状況から、若い人の気分が好転する気配はなさそうだ。ならば、というわけでもないが、令和臨調が「外国人1割時代」への環境整備を…

機会の平等・結果の平等

通常国会の終盤、重要視された法案が次々に通った印象がある。れいわの山本議員が体を張って採決を妨害した以外の、野党側の理不尽な抵抗はなかった。内閣不信任案の提出も、野党が結束できず「年中行事」として処理されている。 防衛費増額は既定路線、子供…

リニア新幹線を巡る泥沼

JR山手線に乗って、東京方面から品川駅に向かう。最も最近にできた高輪ゲートウェイ駅の周辺では、大規模な工事が続いている。確かに品川~田町間は通常の山手線の駅間の倍は離れていて、新駅をつくるのには合理性はある。しかしわざわざ「ゲートウェイ」と…

身を肥やす改革はダメよ

昨日に続いて、世論の話題をもうひとつ。政治家、特に国会議員たるもの自分のやるべきこと(政策)がブレずに、世論がどうあろうと意志を貫く・・・であってほしいのだが、選挙に勝ち抜いてこその政治家である。公明党や共産党のようなカルト的政党の陰りもあっ…

出入国管理法改正に対する世論

先週ガーシー元参議院議員が帰国、直ちに逮捕された。国会開催中ではあるが、懲罰によって失職しているため、国会議員の不逮捕特権は使えない。彼の事件については、インターネット上の誹謗中傷をした程度のことしか知らない。罪の意識はなかったようだが、…

日本にもあるリボルビング・ドア

「川に落ちた犬」は別として、メディアがいくら叩いても許される業種がある。一つには大企業(特に幹部)、もうひとつは官僚である。ある種の芸能人も、3番目に名を連ねるかもしれない。これらの業種は、一般大衆からは「いい目を見ている」と見られていて…

まだ「影の内閣」にも早すぎる

G7広島サミット成功で支持率増、では通常国会終了を機に解散総選挙・・・という一部与党のシナリオは、2つの点で崩れた。 1)首相秘書官の不祥事による支持率低下 6/1付けの更迭ではボーナス200万円以上が支給されると問題に。 2)自公連立にヒビ 東京28区問…

散弾銃と弾丸の規制

しょっちゅう殺傷能力の高い銃(例:AK-47)による乱射事件が起きる米国に比べれば、日本での銃器による殺傷事件は極めて少ない。拳銃は(警察や自衛隊を除けば)100%違法だし、ライフル銃や散弾銃も「世界で一番厳しい」審査で所持できるという。これらの…

日本の政党地図が変わる?

G7広島サミットは、岸田政権にとっては及第点のつけられる結果だったろう。債務上限問題を抱えたバイデン大統領もちゃんとQUADの会合まで残ってくれたし、なによりゼレンスキー大統領の来日が大きい。海外メディアも従来のG7以上に、詳しく伝えてくれたと思…

移民に何を期待するか、明確に

今日から、広島でG7サミットが開催される。主要な議題はウクライナ紛争や南/東シナ海危機という安全保障面だが、各国がそれよりも共通して悩んでいるのが移民(&難民)問題。米国・メキシコ国境には人の行列ができているし、地中海やドーバー海峡を小型船…

経産省・公取の共同文書(3/終)

質問者のお二人のことはよく存じ上げているのだが、なんとなくいつも経産省・総務省などと話し合っている時より、表情が硬い。200名の視聴者がいるからというわけでもなさそうだ。関係者から「質問者席を辞退する企業さんも多かった」と聞いていたので、やは…

経産省・公取の共同文書(2)

すでに経団連の会合で、この共同文書の説明会が成されていて、100名を大きく超えるオンライン視聴者がいたと聞く。いつものサイバーセキュリティ担当部署や渉外部門だけでなく、資材・調達部門からの接続視聴者も多かったという。「複数の」という産業界の要…

経産省・公取の共同文書(1)

岸田内閣の「新しい資本主義」は、大企業(の内部留保)から中小企業への価格転嫁を図るという意志を持っていた。大企業のベア要求の多くは満額回答なのに、中小企業ではす簡単には行かない現状は、この意志がまだ浸透していないということかもしれない。た…

統一地方選、維新が躍進

2023統一地方選挙前半戦が終わった。ここ静岡県熱海市では、まったく投票行動ナシ。他の地域の選挙状況を、片目で見ていた。直ぐ隣の神奈川県、知事選は後味の悪いものになった。現職が当選したのはいいのだが、無効票が21万票もあった。選挙期間中に噴出し…

欧州のストライキと日本の市民

欧州が揺れている。もちろんウクライナ紛争が理由のひとつではあるが、問題はむしろ内政にあるようだ。直接戦禍の及ばない市民にとっては、軍事・外交よりも目の前の雇用・賃金・年金・保険・物価が大事。EUの中でも比較的豊かな国である、ドイツ・フランス…

知らなかった助成金

主にデジタル化(DX)やサイバーセキュリティ対策に係る助成金について、分かりにくい、使いにくい、そもそも知られていない・・・などという現状を企業・団体の現場から聞いて、経産省をはじめとする各省に話をするというのは、最近特に注力していること。助成…

誰か "Japan First!" と叫ぶかも

日本チームの14年ぶりの世界一奪還に沸いたWBCの熱戦の陰ではあったが、先週岸田総理がキーウを訪問、ゼレンスキー大統領と共同会見を開いたことは意義があったと思う。隠密行動を企画し、これを遂行した黒子の方たちに敬意を表したい。メディアの反応も、 …

通信の秘密を巡る難問

インテリジェンス業界では、通信傍受によって得られる情報活動を"SIGINT"と呼ぶ。その重要性は多くの歴史・軍事史で明確になっていて、昨年末の防衛3文書改訂でもSIGINTの活用を促す記述が散見される。 例えば、国家安全保障戦略に「通信事業者が役務提供す…

敵は幾万ありとても・・・

先週のバイデン大統領の電撃キーウ訪問には、本当に驚かされた。現に空襲警報が鳴る戦時下の国であり、米軍が戦っているわけでもない。 ・小型機でポーランド入りし列車で10時間かけてキーウへ向かうルートの選定 ・随行員を最小限に絞り、情報管制を徹底さ…

共産党右派の乱?

地方統一選挙が迫ってきた。滅多に動静を聞かない熱海市議会議員からも、新聞に折り込みチラシが入っていた。自民党系の会派で、このような質問を議会でしたなどとアピールしている。しかし地方議会そのものの役割について全く理解できていない僕は、やって…

サイバー安全保障体制整備準備室

1月末に、何通かのメールが届いた。内容は月末付けでの霞ヶ関での人事異動。 「1/31、内閣官房サイバー安全保障体制整備準備室へ異動となります。部門こそ違え、引き続きサイバーセキュリティ政策に関わってまいります」 とある。そういえば、年末に閣議決…

益税?それとも必要な報酬?

インボイスを巡る論争が徐々に広がりを見せている。国会の予算委員会でも、インボイス制度中止を求める野党の追及があった。先日このブログで、僕は仕入れ値なんてほとんどゼロだからインボイス登録はやめたことを紹介した。すると知り合いの会計士から「お…

国会の秘密会と議員の守秘義務

一昨日岸田総理のウクライナ訪問についての官邸の秘密保持能力に疑問を呈し、昨日は特定秘密保護法の民間人適用の件を取り上げた。そこで思ったのは、公務員には秘密保護規定があって、民間人にも適用の可能性があるなら、国会議員ってどうなんだっけという…

官邸の危機管理ってこんなもの?

ウクライナからの再三の要請に応える形で、米軍は<エイブラムス>を、独軍は<レオパルト2>をウクライナに供与することになった。ウクライナが希望する300両に届くかどうかは別にして、かなり強力な兵器の品ぞろえは出来たことになる。とはいえ春までにロ…

流動化する政局・・・そのために

本来は「選挙のない3年」という黄金期間だったはずだが、国会周辺にはさざ波以上のものが立ち始めた。旧統一教会問題で、過度なお布施をあつめる宗教団体への規制議論が高まり、公明党の支持母体創価学会への飛び火がありそうだ。 与党自民党にとって小選挙…