Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

改めて京都へ(おばんざい)

 京都の料理で有名なものが「おばんざい」、特定の食品ではなく工夫を凝らし出汁を活かしたものの総称である。この街に来たら、やっぱりおばんざいを食べたい。例によってキッチン付きアパートメントの利点を活かそうと、街中のスーパーマーケットを巡ってみた。郊外にも町中にもある「フレスコ」というスーパーチェーンは、もうひとつ特徴がない。「業務スーパー」も三条駅近くにあったが、大量廉価販売は他の地区と同じ。

 

 調べてみると「八百一」という高級チェーンがあることが分かった。高島屋伊勢丹にも入っているという。本店が烏丸御池の近くにあるので、さっそく行ってみた。丹波などに農場を持ち、食材作りから真面目に取り組んでいる企業である。1/2野菜メニューが豊富、これは根菜類など下処理に手間や技術が必要な野菜をプロが下処理して売ってくれるというもの。

 

    

 

 メインディッシュのお寿司を始め、いろいろなお惣菜を買い込んで広いテーブルの上に並べてみた。肉厚の刺身を乗せたお寿司、天ぷら、キッシュ、筑前煮などどれも美味しい。結局2晩、こんなディナーとした。

 

 もっといろいろなおばんざいを試そうと、朝食で食べられないかMAPを頼りに町歩きもした。見つけたのが「京菜味のむら烏丸本店」。

 

    

 

 10種類あるおばんざいからセレクトして、カスタム朝食を作れるのが特徴。5種類の温いもの、5種類の冷いものから6種類を選ぶ朝食セットが850円。白米と雑穀米を選ぶことが出来て、味噌汁が付いてくる。

 

    

 

 僕は雑穀米を選び、おばんざい6種は左上から時計回りに、水菜の酢味噌・小松菜と油揚げの煮物・五目豆・鯖の塩焼き・炒り豆腐・金平ゴボウである。どれも一仕事してあって、滋味深い。いつもはパクパク食べてしまう朝食に、かなり時間をかけて味わった。特に鯖の塩焼きが美味かった。正直ご飯がもう少し欲しい気分だが、荘厳な雰囲気もあって「お替り貰えます」とは聞けなかった。

 

 とりあえず、一通りのおばんざいを食べることが出来て、満足しましたよ。