Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ロシアからの避難民受け入れ

 5/9の対ドイツ戦勝記念日に向け、ロシアの動きが活発化している。英国情報スジからは「5/9にプーチン先生が、宣戦布告をするらしい」との情報もある。そういえば、これまでのウクライナ侵攻は「特別軍事行動」で戦争ではないのだった。宣戦布告してどうするかといえば、「再びの大祖国戦争なので、全市民の動員をかける」のもあり得ると識者は言う。

 

 ロシア国内の報道は、全部官製(&管制)で「正当な対ネオナチ作戦」と一般市民には伝えられているから、国内からは大きな反発はない(できない?)だろう。それでも高級将校や政府関係者、彼らにつながる<オリガルヒ>と呼ばれる富裕層などは、真実をある程度知っている。戦況の不利ということだけでなく、経済制裁での事業障壁、国外資産の凍結などもあって「手仕舞い」しようという経済人も多いだろう。

 

 このところ、ロシアで目立つのは「オリガルヒの一家心中」。例えば別荘で家族を殺した後、銃で自殺した当主のようなケースで、すでに7件発生しているという。中には、現場にスペツナズが使う備品が落ちていたという報道もある。これなどは、権力側が家族ごと暗殺したように見える。つまり政権に楯突いたり、国外逃亡を図ったオリガルヒは抹殺されるということで、備品を落としていったのは他のオリガルヒ等への警告というわけ。

 

        

 

 カネを持って逃げようとしたオリガルヒ一族を皆殺しにし、資産を没収して戦費に充てる・・・そんなビジネスモデルなのかもしれない。そうなると、オリガルヒ同士での密告のようなこともありそうだ。平常時から「壁に耳あり、障子に目あり」との警戒を要する国であることは、下記の書にも明記されていた。

 

今、どの国にいると思っている? - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)

 

 真実を知るもの達は、一刻も早く(まだ動けるうちに)国外脱出に賭けるということもあろう。であれば、日本政府は「ロシアからの避難民も受け入れます」と宣言してはどうだろうか。ロシア革命の後、中国東北部の日本軍は白系ロシア人共産党でない人の意)を受け入れていた。

 

 ウクライナから日本への避難民は、700人を越えたそうです。「遠い」ウクライナと違いロシアは隣国、もっと多くの避難民を受け入れられるでしょう。