Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ボリュームランチ(梅林のカツ丼)

1都3県緊急事態宣言中、この日は新年になって初めてオフィスへ出勤する。以前から決まっていた来客との面談があるので、その前にオフィスの雑事を片付けてしまいたい。秋ごろから年末にかけて、熱海駅から乗る「こだま号」の乗客も増えつつあったのだが、…

ボリュームランチ(餃子対決)

緊急事態宣言で「7割テレワーク」と政府に言われているので、今週も出社は1日。2度ランチを熱海の町で外食した。1ヵ月前、お店には失礼ながら「酢豚対決」として「五味八珍」と「天煌飯店」の双方で酢豚定食を食べたことを紹介した。結果はやはり本格中…

英語公用語化の是非

グローバル企業での公用語は英語・・・それは当たり前のことだ。付き合いのある外資系企業といっても日本で会うのは日本人社員がほとんどの僕は、通常は日本語で要件を済ませている。会議に外国人が混じってくるが少数だという時は、資料は英語で作り説明は日本…

2種類の「ワニの口グラフ」

先日、日本政府の財政出動・予算編成についてコメントしたが、税収が減る中で支出ばかりが増え累積赤字が増すのは本来好もしくない。これは「COVID-19」以前から起きていること、欧州や米国でも起きていることだ。 税収と支出を年次を横軸にグラフ化すると、…

ミラーリング「KANSAI」

都構想再度の否決や、「COVID-19」で大騒ぎはしているものの、関西は元気だ。大阪維新の会の評判も悪くない(ならなんで否決?)ようだ。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致にも積極的だし、2025年には万博がやってくる。前回の大阪万博には中学校の修学…

社会インフラとしての英断・・・

トランプ先生のアカウントを、FacebookとTwitterが永久追放にした。自ら「このようなSNSなかりせば、大統領にはなれなかった」というトランプ先生、代替えの運営会社を探しているようだが、そう簡単には見つけられないだろう。それだけではなく、トランプ流…

まだPCR検査を誤解している

先週の日曜討論、今年初めてということで各党党首が登場するというのでTVを点けてみた。前日から、菅総理が生出演するので見てくださいというアナウンスがあったせいもある。総理の政治手腕については僕は評価しているのだが、国民への説明についてはまだ改…

首都圏型の感染拡大

年明けから静岡県の「COVID-19」新規感染者数も急増していて、先週はついに100名/日を超えた。以前から政令指定都市(静岡市・浜松市)はクラスター発生もあったのだが、最近の特徴は県東部(含む熱海市)で増えているのだという。沼津市・三島市・富士市な…

2021年、世界のリスク

イアン・ブレマー氏率いる米国のコンサルティング会社「ユーラシア・グループ」は、恒例となっている「今年の世界の十大リスク」を公開した。この記事にあるように、第46代米国大統領に就任するジョー・バイデン氏がNo.1のリスクだとある。(原文では46*と表…

ジャック・マー氏の行方不明は必然?

中国政府当局がアリババグループを、日本で言う独占禁止法で調査しているという情報が流れてから、同グループだけでなくいわゆるデジタル産業の株価下落が続く。加えてアリババ創業者ジャック・マー氏がこの2ヵ月ばかり公式の場で確認されていない・・・平たく…

前菜はトリュフのリゾット

昨日紅白の「Agneau」ワインでローストビーフなどを食べたのだが、赤い方は呑み切ってしまっているが、白い方は半分以上残っている。通常レストランに行くと、白ワインをグラスでもらって前菜を味わい、赤ワインをボトルで取ってメインにとりかかる。それと…

昭和が残る裏路地(大船)

昨年初めて大船駅で降りて、駅前の路地裏にある「ロピア」でお肉を買ったことは以前紹介している。その時のお肉(サガリ:横隔膜)も良かったので、今度一緒に買い物に行こうと、家内と話しているうちに年が明けてしまった。 僕らの仲間ではしなかった忘年会…

紅白の「Agneau」

「年末年始は静かに過ごしましょう」との政府の呼びかけに応え、NINJA家は巣ごもりで過ごした。正月休みに海外へ・・・というわけにはいかなかった。古いアナログゲームをしたり、撮り溜めておいた映画を見たりしていたが、もちろんお楽しみは食事。昨年11月に1…

血塗られたキャピトルの丘

誕生した時から破天荒なトランプ先生の政権だったが、終わり方は中でも極めつけだった。連邦議会と言えば米国中でもっとも神聖なところ、それが暴徒に占拠され対処しようとした警官隊との間で揉めて、経緯の詳細は不明だが5名の命が失われたという。まさに…

追悼!ヒゲの大佐

再度の緊急事態宣言が出てしまって、宣言対象地域外(ギリギリだけどね)の熱海でも、めっきり人出は減ったようだ。昨年4月のような閑散とした雰囲気になるのか、なったらなったで、ならなかったらそれもまた心配ではある。 そんな騒然とした雰囲気の中、寂…

「松屋」での朝ごはん

「COVID-19」騒ぎのおかげで、そもそもオフィスに行くことが少なくなり、増してや朝早い会議などなくなった。例外は、米国と結ぶビデオ会議くらい。大体日本の800で、先方は宵の口ということになる。これは自宅でPCを開けばいいので、その前に軽い朝食を食べ…

Book-offの流通ルート

「年末年始は静かに」というご指導もあって、近場のレジャースポットや商店の中には例年並みの売り上げを挙げたところもあるやに聞く。このチェーンがそうなったかは知らないが、Book-offでは1/1~4までの4日間、本の全品20%引きセールを行っていた。一方…

ああ!ますます大きな政府に

来年度の予算案が閣議決定された。3年連続100兆円を超えて106兆円あまりという過去最大の規模である。新型コロナ対応に新規で5兆円、地方交付税交付金が0.9%増えて16兆円弱、社会保障関係費が0.3%増えて36兆円に迫っている。その陰で国債費が1.7%増えて…

Maxwell軍曹へのインタビュー

Squad Leaderの自作キャンペーンシナリオを6日間にわたってご紹介したのだが、蛇足として主人公であるMaxwell軍曹への僕(Player)のインタビューをお届けしたい。 僕:軍曹、いやJohnと呼んでいいのかな?もう傷はいいの? 軍曹:ほぼ治りましたけど、まだ…

John Maxwellの戦歴(10/終)

ファレーズ東の街を抜けなかったF中隊には、敵拠点を迂回して街の中心部に浸透する指令が与えられた。新たに歴戦のパラシュート分隊2個とM-4戦車3両、Priestが増援としてやってきた。Hill中尉はパラ分隊の指揮官にMaxwell軍曹を指名し、先鋒を務めるよう…

John Maxwellの戦歴(9)

F中隊は撤退する独軍を追跡して、ファレーズ東の街に至った。ここを抜ければファレーズ包囲網は完成すると司令部は言う。司令部はM-4戦車2両も増派してくれて、Hill中尉は微笑みながら攻撃を命じた。 一方ここまで逃げてきた10-3指揮官だが、実はここに砲…

John Maxwellの戦歴(8)

F中隊はポテニーの町まで進撃し、そこで戦力の充実を図っていた。新任のHill中尉は徐々に中隊を掌握し、部下の信任を集め始めていた。1ヵ月ほどたって、満を持して進撃指令が下った。次の目標はファレーズ。独軍が残余の部隊をかき集めて防衛拠点としてい…

John Maxwellの戦歴(7)

しばらくは、戦場は平穏だった。米軍も戦線が伸び切って補給待ちだったし、独軍も撤退の準備に追われていた。その平穏もやがて破られる時が来る。銃火の音がすると、古参兵などは「ほっとする」と新兵に漏らしたりもした。カーンの街に残ったいくつかの拠点…

John Maxwellの戦歴(6)

米軍の後続部隊が続々、カーンの南に集まってきた。独軍の補給は十分でなく戦いの帰趨は見えてきた。問題は、どのくらい早く米軍が突破を果たすか、である。市街地の東端にふと空白ができた。司令部からの指令は「その街区を占領せよ、そこから監視すれば独…

John Maxwellの戦歴(5)

カーンの端の街区にとりついたF中隊の先鋒は負傷者などを後送し、隣の戦区からの応援要請に応えてM-4戦車とMedrow伍長の分隊を載せたハーフトラックを急派した。一方、本隊や指揮官とはぐれたパラシュート分隊3個が迷い込んできて、臨時にGreenwood中尉の…

John Maxwellの戦歴(4)

負傷兵を後送したり弾薬などの補充を受けたF中隊は、しばしの休息のあと例の村を迂回してカーンの市街地へ向かった。中隊の半分を例の村から独軍が押し出してくることに備えて残したので、手持ちの兵は8個分隊しかいない。ただ、重砲として105mm砲装備のM-…

John Maxwellの戦歴(3)

F中隊は補給のためにしばし進撃を停止、丘の合間にある小さな村の攻略目指して偵察を続けていた。斥候から戻った兵士の報告や航空偵察結果を総合すると、独軍は村に相当の戦力を保持しているらしい。少なくともⅢ号突撃砲が1両、迫撃砲や対戦車砲もあるよう…

John Maxwellの戦歴(2)

ほぼ戦力互角の闘いを制し、F中隊は勢いに乗って隣町まで進撃した。戦車戦を生き残ったPriestに加え、2両のM-4戦車と1両のM-16重機関砲車が追い付いてくれた。M-16はハーフトラックの車体に機関砲を満載したもので、4個分隊に匹敵する火力(24)を持つ。…

John Maxwellの戦歴(1)

以前「Squad Leader My DYO Way」で紹介した、アバロンヒル社の「Squad Leader」の自作シナリオキャンペーンを、この休日は試してみようと思う。設定した舞台は1944年6月のフランス戦線、主人公はJohn Maxwellという青年。彼は短い訓練の後、D-Day直後の北…

愛用のリバーサルフィルム

高校生の時写真道楽を始めた僕は、いい写真を撮りたいというのと同程度にカメラのメカに興味があった。「くうねるサンダー」の愛称で知られた写真機家杉山氏が中古カメラ屋巡りや新機種のレポート等は発表していて、それも良く読んだものだ。 しかしやっぱり…