Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

前菜はトリュフのリゾット

 昨日紅白の「Agneau」ワインでローストビーフなどを食べたのだが、赤い方は呑み切ってしまっているが、白い方は半分以上残っている。通常レストランに行くと、白ワインをグラスでもらって前菜を味わい、赤ワインをボトルで取ってメインにとりかかる。それと同じことを家庭でもしているのだが、その結果白ワインは2~3日かけて呑むことになる。

 

 今日もそんな日、メインはやはり「ハナマサ」で買ってきたミスジステーキである。赤ワインは「Agneau」と同じボルドーの「Rothschild Private Reserve」を開けるつもりだ。前菜用に昨日残った「Agneau」白を用意したが、前菜は・・・?。

 

 メインのお肉を下ごしらえして焼くのは僕の仕事だが、前菜の方は家内任せ。近所のスーパーや激安の業務スーパー、あるいは小田原のドンキなどで仕入れたものが食卓に並ぶ。僕はそれらが出てくるまで分からないのだ。この日は、いつものようにサラダやアボカド、焼いたナッツやバゲットに加えてドーム型に盛ったお米が出てきた。

 

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 一口食べてみて、どこかで味わったこの美味しさ・・・あれトリュフだ。どこで食べたのかも思い出せないが、特徴的な香りと柔らかな舌触り。どこで買ったの?と聞くと、

 

 「業務スーパーでパック入り材料をー30%で売っていたの」

 

 との答え。こんな田舎町でトリュフ・リゾットなんて売れるのだろうかと思うが、だれも手を出さず割引になってくれたのは嬉しい。もちろんトリュフのスライスが付いているわけではないが、風味だけでも「Agneau」の白によく合う前菜だった。そしてメインはミスジのステーキ。腕周りの内側の肉で、あまり使っていないので柔らかいのが特徴。ミスジといっても色々あるが、今回はちょっと大きめで又に分かれているもの。多分腕の上部の肉だろう、又のあたりに固いスジがあるが、そこ以外はナイフの通りがよく、旨味と舌ざわりも申し分ない。

 

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 例によって片面1分強火、反対面を弱火で1分焼き、あとは野菜などの上に避難させてクリステルの余熱で10分ほど蒸らす。ただそれだけで「Rare」の出来上がり。さて思いがけないトリュフ風味の前菜に続いて、今夜もゆっくりお肉とボルドーワインを楽しみましょうかね。