Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

John Maxwellの戦歴(5)

 カーンの端の街区にとりついたF中隊の先鋒は負傷者などを後送し、隣の戦区からの応援要請に応えてM-4戦車とMedrow伍長の分隊を載せたハーフトラックを急派した。一方、本隊や指揮官とはぐれたパラシュート分隊3個が迷い込んできて、臨時にGreenwood中尉の指揮下に入った。中尉は中隊の残りの兵力をここで待つつもりで、X4の建物に仮の中隊指揮所を置いた。

 

 Priest2両が建物の周囲を固めて、Maxwell軍曹麾下の分隊やパラシュート分隊が前衛に出て警戒をしていた。やはり独軍の反撃部隊はやってきた。中尉達の予想より、はるかに速いタイミングで・・・。

 

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 実はカーン市街の独軍は、街を明け渡しての撤退を考え始めていて、その時司令部の撤退を支援するためにAFVを集めていた。その集合地点のひとつが、たまたまF中隊が奪った街区の側だったのだ。突撃工兵2個を含む11個分隊が、4両のAFVを遮蔽物にして軍曹たちの防衛線の前に現れた。

 

 急遽集められたAFVは、大戦初期のⅣ号戦車が2両、これは徹甲弾は撃てない。もともとこのタイプは戦車戦用に作られたものではない。その分、対歩兵戦闘には威力のあるキャニスター弾(大きな散弾のようなもの)を撃つことができる。あとの2両はⅢ号突撃砲の75mmカノン砲型と105mm榴弾砲型が1両づつだ。

 

 Priestも徹甲弾は撃てないが、対戦車用のHeat弾を持っている。その1発は旧Ⅳ号戦車を捉えて炎上させた。軍曹たちの銃火も、迫る独軍歩兵を一度は撃退した。しかし突撃工兵の火炎放射器は凄まじい威力を示し、前線の米軍歩兵を丸焼きにした。そこに突撃砲が突っ込んできて、歩兵が続いた。

 

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 装甲が薄いPriestの1両は、突撃砲の砲弾で破壊されてしまい、指揮所を置いている建物にも独軍歩兵がなだれ込んできた。Maxwell軍曹は潰走してくる分隊を捉まえて叱咤激励し、回復させて戦線に戻し続けた。急を聞いて引き返してくるMedrow伍長の機動兵力がようやく街区に戻ってきたのだが、突撃工兵が白兵戦で猛威を振るい、司令部の建物は独軍に奪還されてしまった。

 

 Maxwell軍曹は大活躍をし5ポイント(回復x4、歩兵除去)を挙げたが、勝利は成らなかった。(累積9ポイント)

 

<続く>