Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

3チェーンそれぞれの「焼鮭朝食」

 このところ、東京に宿泊することが増えてきた。イベントに出るときや収録のときは、さすがに上衣を着るようにしている。その後パーティや会食が続くことも少なくない。アロハシャツ姿ならともかく、暑い中を酒気帯びで歩いて駅まで行き、熱海駅を降りてまた歩くというのにやや疲労感を覚えているからだ。

 

 そんなわけで、いろいろな朝食を外食チェーンで試すことが楽しくなってきた。あまり美味しくないものにあたっても、それはいい経験。加えて各チェーンで似たようなメニューを出しているものについて、比較もしてみたいと思った。第一弾で挑戦したのは「焼鮭朝食」。3チェーン試してみたので、順番に紹介しよう。

 

なか卯」の銀鮭朝食

 最初は「なか卯」。ごく薄い鮭の切り身、湯煎したかレンジにかけたかは分からないが、ここで焼き上げたようには見えない。味付け海苔と漬物、ごはん&味噌汁というシンプルなセットだ。440円なり。味噌汁の揚げが大ぶりだが、ほかに特徴は無し。

 

吉野家」の焼魚定食

 続いて「吉野家」。漬物すらなく、もっとシンプル。切り身は少し厚めだが、ほかに特徴はない。味噌汁の具も少ないが、あえて言えばご飯自体のお味はなかなかいい。530円なり。

 

松屋」の炙り焼鮭朝定食

 最後は「松屋」。僕にはあまり縁のないチェーンで、同系列の「松のや」「マイカリー食堂」には良くいくのだが、本体は食器が安っぽいのでいい印象がない。ただ朝食メニューの実力があるのは知っていたので、久しぶりに入店。680円と、朝食にしては高価なメニューで、選べる小鉢は大ぶりの冷ややっこにした。厚めの切り身には、しっかり焼き目(炙り目?)が付いている。漬物はもちろん大根おろしも付いてきて、リッチな気分になった。

 

 仮に小鉢が150円だとして、小鉢を除いて「吉野家」と同価格になったとしても、やはり「松屋」の勝ちですね。「なか卯」は価格が魅力、「松屋」は豪華、「吉野家」は中途半端という結論でした。この企画、次は別のメニューで試してみますよ。