今回のコンドミニアム<Hotel Mei>は、道路が網目のように入り組んだ地区にある。福岡城の東に位置していて、おそらくは旧市街。金沢もそうだったが、敵に攻め込まれた時に容易に目的地にたどり着けない工夫をしているようだ。抵抗拠点となる寺院も少なくない。
大通りである渡辺通りの東、春吉地区というのがその場所。いいコンドミニアムなので、福岡の定宿にできないか、周辺のお買い物事情を探ってみた。渡辺通りに出たところにある<たべごろ百旬館>は、大きなスーパーマーケット。魚を捌くコーナーもあって、鮮魚が特に充実している。

半分くらいのお客さんは、周辺の飲食店の人。大量に同じ食材を買い込んでいるし、レジの人とタメ口をきいている。この他に2軒の地元スーパーがあり、さらに業務スーパーもある。そして、昔ながらの闇市っぽい商店街も。

函館の<中島廉売>に似た雰囲気。ほとんどの店が営業していたので、逆に驚いた。鮮魚等の品ぞろえは、まずまず。

お勧めだと言われた日本酒、この店(友添本店)の品ぞろえはすごかった。蒸留酒・ワインのコーナーはごく小さく、ずらりと福岡県産の日本酒が並ぶ。3杯700~1,200円の利き酒がいただけるカウンターもあった。
渡辺通りを天神方面に行くと、地下鉄天神南駅がある。そこから300mほど離れた天神駅まで、天神地下街というショッピングモールがあった。

300以上の店舗が入っていて、シックでモダンなイメージの地下街。地下街に直結して、三越・大丸・西鉄福岡(天神)駅などがあり、北の端には<ミーナ天神>というショッピングセンターもある。正直、なんでも揃うし、この暑さではエアコンが効いているだけでも有難い。
結論としては、徒歩10分ほどでいけるスーパー、専門店が山のようにあるということです。もちろんレストランも一杯あるのですが、ここは定宿にすべきですよね。ウチ呑み中心の・・・。