先日紹介した、熱海ガーリック食堂「Dottimo」。かつては流行らない喫茶店で、安倍(当時)総理や妖怪人間ベラ似のイラストがほめていたプリンが売り物だった。一度も入ったことはない。新しいお店は、試してみてまあまま行けると思ったのだが、家内に「とても臭う」と叱られてしまった。以前川崎アザレア地下街の「バラそば屋」でニンニクマシマシラーメンを食べた時(*1)よりひどいという。

そこで熟考、一緒に行けば叱られないだろうと考えて、あらかじめ用意したワインリストを見せた。それなりに興味を示してくれたので、第一段階成功。ディナーで訪れることにした。
まだ明るい5時半ごろ出かけてみると、先客なし。根府川通りの人通りが見える窓際の4人席に座って、メニューを見た。まず飲み物を決め、ビールからイタリアの白ワインを選択。次におつまみだが、豊富なニンニクメニューの中から、
・ガーリックアンチョビレモンのグリーンサラダ
・熱海のお魚フリット~ガーリックチーズソルト
・海老とカマンベールのアヒージョ
・青森ニンニクの丸揚げ
を選んだ。

みんな美味しかったのだが、特にこのアヒージョは美味いうえにダラダラ飲みのおつまみに最適である。カマンベールを入れるというのにも驚いたが、プリプリの海老の他にマッシュルームも入っていて、食べ応え十分。ダシの効いたオイルにバゲットを浸すだけでワインが進む。4枚では足らないので、バゲットを追加注文した。

炭水化物は迷ったのだが、ペペロンチーノ(3倍のニンニクを使っているらしい)ではなく、大人しくガーリックライス。これも美味しくいただいた。
すっかりいい気分になって、薄暮の街をほんの3分歩き、帰宅しました。お互い腹の中までニンニク漬けなので匂いは気にならないでしょう。でもマンションのエレベータで他の部屋の人に逢ったら・・・小さくなっていることにします。ごちそうさまでした。