自民党総裁選挙の告示まであと10日、実質的に選挙は始まっている。総裁選(&立憲民主党代表選)直後に解散総選挙がある公算も高いので、そちらの選挙戦も始まっている。先週末<MaxValue熱海店>の近くで、一人でマイクを持っている人がいた。通り過ぎてしまい、あとでこの地区の衆議院議員だと気付いた。暑いのにご苦労様である。
立憲民主党側ではどういう野党共闘がいいのか(*1)くらいしか話題はないのだが、自民党側には話題(課題?)が山積みである。裏金議員の公認問題がクローズアップされるかと思えば、原発・防衛・天皇等々に関し候補者の発言が日々注目されている。ここにもうひとつ、候補者たちがあまり触れたがらない話題がある。それが、旧統一教会問題。
僕自身も意識の外にあったのだが、こんな記事で思い出してしまった。
要件満たす「疑い」認定、残る焦点は解散命令 旧統一教会に再び過料の司法判断 - 産経ニュース (sankei.com)
「解散」の要否を判断する文科省の質問に対し、同協会が回答しなかったことに対する過料10万円を、地裁に引き続き高裁も支払いを命じたというもの。直接解散命令につながるものではないが、その一歩と考えられる。
・文科省がいつ解散命令を出すか?
・その時の担当大臣は誰か?
・同協会はどのような対応をするのか?
・特に怒り狂った韓鶴子総裁が何を暴露するのか?
これらが不透明なので、自民党総裁選とそれに続くであろう総選挙に、どんな影響があるかわからない。まずは自民党員&自民党議員に、旧統一教会問題に後ろ向きな候補を選んでほしくないし、その後の総選挙では有権者はこの問題をもう一度復習して投票に臨んでもらいたい。
1選挙区あたり数万票あると言われる同協会票の行方は分からないし、自民党候補の選挙運動の手伝いはしてくれないだろう。フェアな政策議論での総選挙を期待しますよ。
*1:野田元総理が維新の勉強会に出たり、枝野元代表が連合芳野会長を会談したり・・・