このところ、半島の付け根の国の「活動」が激しい。今年になってから、異例の頻度でミサイル発射を繰り返していたが、今月10日の創立記念日に向けてさらに頻度が増している。米韓軍事演習にあてつけたという人もいるが、ただ単純にミサイルを捨てているという人もいる。ウクライナでのロシア軍の惨状を見て、「こんなもの役に立たないじゃないか」と将軍様が激怒したというわけ。
日本海には米軍の空母機動部隊（ロナルド・レーガン基幹）が展開していて、それを嫌がったという説もある。将軍様が一番恐れているのは、米軍の攻撃により自らの命を奪われること。いわゆる「斬首作戦」である。まさか特殊部隊の突入はないだろうが、人工衛星などで位置を特定され、例えば巡航ミサイルを打ち込まれる可能性はある。なにしろ、将軍様はスマホをお使いなのだから･･･。
金正恩はスマホを使う - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
だからそれを怖がって、精一杯強がって見せるためのミサイル連射という可能性はある。ただ僕は、怖がったのは空母機動部隊ではないと思う。先月横須賀港に、1.5万トンという巨大な駆逐艦がやってきた。ステルス艦の「ズムウォルト」がそれ。第二次世界大戦当時の重巡洋艦よりずっと大きな船体には、数々の武器が搭載されていながら、表面はのっぺりしていて突起物はほとんどない。
ステルス全振り！異形の軍艦「ズムウォルト」乗って実感した実力 計画は本当に失敗か？ | 乗りものニュース (trafficnews.jp)
レーダーに全く映らないわけではないが、精々漁船程度に見えるらしい。３隻就航した同級のネームシップだが、多分極東への派遣はこれが初めて。この艦がこっそり忍び寄ってきて、スマホめがけて精密誘導兵器を放つ･･･。そんな悪夢にうなされたのかもしれませんね。命が惜しければ、早めに白旗上げればいいのに。
