Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ウクライナの戦線拡大作戦

 11月の米国大統領選挙の結果によっては、ウクライナは窮地に立つ。すでに「領土をあきらめても平和を」とする国民の声も無視できなくなっているし、米国からの軍事支援が途絶えたら、もっと多くの領土をロシアに譲る羽目になりかねない。地上戦の兵力・兵站ではロシアに及ばないので、ウクライナ軍は戦況を複雑化させる作戦に出るはずだ。しかし、先日「秘密作戦」を行おうとしたところ、ロシア側に漏れて米国から警告を受けてしまった(*1)。

 

 多分ロシア領内への攻撃を企画したのだろうが、それがだめならロシア領の外でロシア軍を痛めつけることはできるのか?その答えが2つあった。まず紛争続くアフリカのマリ共和国。ここでは例の傭兵部隊<ワグネル>が暗躍しているのだが、これに打撃を与えた(*2)という。

 

        

 

 そしてもうひとつはシリア。名目上は停戦監視団だが、実質独裁者アサド大統領のバックボーンとなっているロシア軍に、ウクライナの特殊部隊が被害を与えたというもの(*3)。クルド人部隊など反政府勢力が呼応してくれればよし、そうでなくてもロシア軍はシリアにも注意を向けないといけなくなる。ここのロシア軍が弱体化すれば、アサドがプーチンに泣きつくはずだからだ。

 

 イスラエル同様、ウクライナ軍も戦線の拡大を狙っています。どちらも目的は米軍を巻き込み、手を引けなくさせること。2つの勢力が中東やアフリカの地で手を組む・・・なんてありですかね?

 

*1:どんな秘密作戦?米国はなぜ止めた? - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

*2:ワグネルの戦闘員数十人をマリで射殺…ウクライナ「われわれが関与」(中央日報日本語版) - Yahoo!ニュース

*3:ウクライナ特殊部隊がイスラエルとシリアの停戦を監視するロシア軍を攻撃(青山弘之) - エキスパート - Yahoo!ニュース