Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

台北・松山空港のラウンジ

 台北に4泊、おなか一杯食べて最後の朝に目覚め、ゆっくり荷造りをして11時ころチェックアウトした。お土産物でいっぱいになった、機内持ち込み制限ぎりぎりの大きさのスーツケースを一つずつ持ちタクシーに乗る。帰路は一方通行の関係か往路より早く、10分ほどで松山空港についた。

 
 郊外に桃園空港というのができていて、昨今直通の鉄道も完備されたということだが、仁川より金浦、成田より羽田ということで、中心地に近い古い空港のほうがずっと使い勝手がいい。
 
 青い日系航空会社のカウンターがあくまでの少しの時間にロビーを歩いてみると、台北市内の歩行者信号が置いてあった。青で横断、赤は停止はその通りだが、青信号の中の人型アニメは歩くような動作をする。残り時間も表示されるのだが、その残り時間が少なくなると、日本のように点滅するのではなく速足になるのだ。
 
 それにしても何故こんなものが置いてあるのか?単なるオブジェではなく、旅行者への「教材」なのだろうか?その謎は解けないまま保安検査とイミグレーションを抜け、ラウンジに入った。このラウンジ毎回利用はしているのだが、あまり目立つ食べ物がないのでいつもはソフトドリンクだけ飲んでいた。

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 ところが今回、立派な点心がいくつも並んでいて嬉しい悲鳴。肉団子に各種のシューマイ、焼きビーフン、卵などをとってきたのだが、そのほかにも街中食堂にあるメニューが何種類もあった。僕は食べなかった(食べきれなかった)が、肉まんやあんまん、デザートも各種あった。味付けとしては、右の皿の端に乗っている赤いソース、テンメンジャンかその類だと思うのだが、とってもいいアクセントになる。
 
 何を食べてもおいしい島、台湾。その玄関口にしては食事がいまいちだと思っていた松山空港のラウンジ、すっかり見直した。旅の締めの楽しみとして、次回も期待していますよ。
 
<初出:2018.3>