また海外旅行のできないGWになりました。この期間、2018年３月に行ったイスラエル出張の記事を再掲します。もう３年も経ったのですね･･･。
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以前からイスラエルという国には興味を持っていて、いくつか紹介記事を書いた。小国ながら存在感のある国で、事実上核保有国でもある。850万人ほどの人口で、２ケタ近い違いの人口を持つイスラム教国家に囲まれている。それらの国との紛争は絶えることはなく、先日も同国の軍用機がシリア上空で撃墜されている。
サイバーセキュリティについては実践的な能力が高い国として有名で、いつか勉強しに行くこともあるかなと思っていたら不意に機会が来た。当面する最大の問題は、どうやって行くか。イスラエルへの直行便は現時点ではない。ツウの人からは、大韓航空で仁川乗り換えが便利と聞いた。しかし毎日その便があるわけではなく、日程的に合わずにＮＧ。
フランクフルトなど欧州経由はちょっと遠回りに思えて、結局イスタンブール乗り換えのトルコ航空にした。これなら毎日飛んでいるが、成田発着である。出発は21:25。24時間空港には程遠いこの空港は、途中のＮＥＸもイミグレーションもラウンジも閑散としている。さて搭乗すると、ひ、広い！ファーストクラスがないこのフライトは、ビジネスクラスが30席弱あるのだが、Optima型などに比べると開放感のある造りだ。
個人のプライバシーを守ると言うより、２人の時間を大事にするような感じで、全て２席がワンセットになっている。 足元にあるオットマンの下は収納庫になっていて、小さなバッグなどはここに収納できる。離陸後リクライニングするが、情けないことにオットマンまで足が届かない。そうこうしているうちに、深夜便のゆえかベッドメイキングにやってきた。シートに寝具を張り付け、枕も置いて行った。
さて寝るかと思いきや、シェフの服装をしたお兄さんが、ディナーメニューを聞きにきた。え、これから食べるのと驚いたが、トルコのワインもあると聞き「受けて立とうではないか」と意気込んだ。で、前菜としてでてきたのが、お寿司モドキ（かなりパサパサしている）とナッツ。トルコ産のさっぱりとした白ワインでいただく。
＜続く＞
