Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ドル箱路線、羽田・福岡便

 週末、慌ただしい出張だったが滞在4時間の福岡行きを経験した。午前中大手町の会合があり、夕方博多天神のイベント会場でお話をするという日程。翌週にはちょっと大規模なイベントが控えているので宿泊は避けたい。可能だろうかと、青い日系航空会社のサイトで調べてみると・・・へえ、毎時のようにフライトがあるのか!

 
 あまり国内線を使わない僕なので、こんなL特急(古いか?)のようなフライトスケジュールになっていることは知らなかった。12時に大手町を出て品川で京浜急行に乗り換え、13時前には羽田空港国内線ターミナルに着いた。ゲートに行ってみると、高校生らしき集団がいる。修学旅行のようだ。わあ、これ全部乗れるのかと驚く。

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 案の定満席で、787一杯に乗客を乗せて定刻に出発した。機長アナウンスによると、偏西風が普通より強いのでちょっと遅れるらしい。それでも5分遅れくらいで、福岡空港に着陸した。この空港は市街地にあり地下鉄も乗り入れているので大変便利。改装中のようでずいぶん回り道をさせられたが、飛行機を出てから10分くらいで地下鉄の駅に着く。博多は2つ先の駅だし、天神までは所要11分。
 
 帰路も少しフライトが遅れて、空港に着いた時には予約したフライトの2本前の便がまだ飛んでいなかった。改装中でスペースが狭められていることもあって、ゲート周辺は黒山の人だかり。予約した便が777に機種変更されていたので、スケジュールはかなり混乱していたことが分かる。もちろん、満席だった。

 航空会社の人に聞いたことがあるが、東海道新幹線と競合する路線では岡山までは勝てない、広島が激戦区、福岡では完勝とのことだった。国内出張/旅行は多くないし鉄道好きな僕も、広島行きは(交通の便は悪いのだが)広島空港をよく使った。増してや福岡/博多は新幹線は考えにくい。
 
 これほどの頻度で飛んでいてかつ満席ということは、航空会社にとってはドル箱なのでしょうね。今度はこんなに慌ただしくなく、現地の味覚を味わいたいものです。
 
<初出:2018.10>