1週間のフランクフルト滞在も、今日が帰国日。昨年から三度目だし、アパートメントは二度目で気に入ったところだったし、自宅に帰ってきたようにくつろいでしまって、何かあっという間だった。次はもう少し滞在日数を延ばせないか、と思う。
お土産も詰めて重くなった荷物を抱えてチェックアウト、地下鉄(Uバーン)と近郊鉄道(Sバーン)を乗り継いでフランクフルト空港に向かう。所要時間25分ほど。ワシントンDCのダレス空港やパリのド・ゴール空港、成田空港などと比べると格段の便利さである。これもフランクフルト市そのものが、人口80万人弱とコンパクトな街だからかもしれない。
少し早めにチェックインカウンターに着いたのでこれも混んでおらず、イミグレーションも保安検査もスムーズに通れた。そうなれば、あとは搭乗時間までラウンジで過ごせばいい。以前紹介したように、ここにはスターアライアンスのいいラウンジがある。ルフトハンザの拠点空港だし、セネターラウンジ、ビジネスラウンジの2つが用意されている。
ビールやワイン、スピリッツも含めて飲み物が豊富、食べ物も暖かいものもあって十分「朝食」になる。スクランブルエッグ、ソーセージ、ベーコンなどと一緒に、やっぱり呑みたくなるのは小麦のビールヴァインツェン。ちゃんとお坊さんのマーク入りのグラス(300ml入り)があって、ビールサーバーから自分で注げる。気分は「Bier von Fass」(樽から注いだビール)である。