Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

値上げの秋でも390円は不動!

 「緊急事態宣言」も「マンボウ」も、きれいさっぱり無くなってしまった日本列島である。人流は増えているのに新規感染者数が減ってきて、ワクチン接種が進んだというだけでは納得できない人も多いだろう。先月末の「朝までナマTV」で感染症専門家の上(カミ)医師が、

 

「純粋に季節要因です。昨年も3月、7月にピークが来て、9月には感染者が減った。それと同じです」

 

 とそっけなく話していたのを思い出す。だったら「8割削減」などとして、お酒の場を目の敵にして取り締まっていたのは何だったのかと言いたい。レストラン・居酒屋・ホテルの関係者は、納得できないこともあるだろう。

 

 また小田原にやってきて買い物をして帰るのだが、「ドンキ」や「CREATE」に行く道すがらに、昔から通った路地(歩行者天国)がある。「茂蔵」という豆腐屋、「山安」という干物屋など、この町には庶民的な美食が健在だ。ただこの通りの「いきなりステーキ」は閉めてしまった。

 

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 今日は久しぶりに「日高屋」でラーメンでも食べていきたい。一時期の「ちょい飲みブーム」で店舗拡大し、焼鳥店などより居酒屋色の強い店舗も展開していたのだが、「COVID-19」禍で痛手を被っているらしい。この「焼鳥日高」も、先月までは休業していた。

 

 まだ陽も高いので、焼鳥店の方はパス。隣の中華食堂の方に入った。世界的な物価高騰(特にエネルギーと食糧)もあって、市場は値上げ基調。ますます家内の「ドンキ」や「業スー」依存が高まっている。飲食店も原料の値上げは痛いだろう。例えば「松屋」は、首都圏等では「プレミアム牛めし:380円」、地方では「牛めし:320円」だったものの価格統一をした。「牛めし」はかつて280円だったから、相当な値上げと言える。

 

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 そんな中「日高屋」の「中華そば:390円」は、物価の優等生。僕が知る限りずっと390円のまま、2度の消費税上げでも価格を変えていない。クーポン券を使えば、大盛りに出来るのも嬉しい。

 

 暑い盛りにはどうしても「冷やし中華」になってしまうのだが、そろそろ基本メニューに戻ってもいいだろう。かつお出汁に中細の縮れ麺、僕の好きな組み合わせでお得感一杯。これからも大変(再マンボウ?材料高騰?人件費高騰?)でしょうけれど、頑張ってくださいね。