丸の内オフィスでの会合が終わったので、いつものように「ハナマサ」に寄って帰ることにした。この日はいい和牛サーロインが銀座ナインの本店で手に入り、東京駅八重洲口まで戻ってきた。夏至の時期ゆえ、午後４時前だがまだ陽は高い。それでも今日はここで「禁酒日のディナー」としよう。八重洲地下街を歩くうち、「吉野家」の方に足が向いた。カバンの中には、先月もらえた株主優待券がまだ８枚残っている。朝食以外何も食べていないので、お腹も空いている。ここは久しぶりにたっぷり味わおうと、
・牛丼大盛り
・あさり汁
を注文した。〆て747円なり。一時期は並盛りで十分満足していたのだが、このところ体調がいいのか並盛りでは物足らなく感じる。おかげで体重は下げ止まってしまったから、リバウンドにも注意しなくてはいけないのだが。
一回り大きな丼にあさり汁も付いてきた。子供の頃からあさり汁・しじみ汁は大好物。最初の身に砂があったが、それ以外は美味しく食べられた。そう10粒はあったろう。牛丼はいつもの味、この店はいろいろあるけど牛丼が一番だよねと独り言。
満足して新幹線に乗り、熱海に戻った。まだ陽は沈んでおらず、駅前には旅館の送迎バスが並んでいた。まだ東京の緊急自治宣言は続いているので、客足はイマイチというところ。駅前の平和通り名店街の坂を降りてくると、新しいハンバーガー屋がOpenしていた。徳造丸という魚屋系の土産物店が、それまであった古風な和菓子店のあとを改装して開店した「キンメダイバーガー」の店だ。単価500円。高いとも安いとも判断できないが、あまり食欲はそそらない。
「COVID-19」禍なのに、いろいろなお店が新規開店することはいいことなので、ま目くじらは立てないで通り過ぎよう。この先は１泊２食付き7,800円の通える温泉宿「伊東園ホテル」。そのホテルの前の通りに、アガパンサスの花が咲いていた。
横浜のイングリッシュガーデンでもツボミは見かけたのだが、梅雨時になるとこの道すがらに咲く季節の花。以前紹介したジャカランダよりも淡いブルーで、清涼感が好きだ。「COVID-19」騒ぎも２年目になって、２度目の梅雨が来ました。来年は「自粛」も「緊急事態」もない梅雨になってほしいですね。
