休日、また平塚駅西口前のBook-offにやってきた。しばらく前に、大量のハヤカワ・ポケットブックスが出ていたからだ。コリン・デクスターやエド・マクベインの探していたものが一杯110円の棚に並んでいて、舞い上がってしまった。とても１回では持ち帰れない量だったので、今日もやってきたというわけ。
かなり僕の好みに似た人が、蔵書を処分したのだろう。一週間経ってやってきても、欲しいものは全部残っていた。今ではあまりニーズのない諸作のようで、僕には幸いな事だ。会計を済ませてカバンいっぱいに本を収めると、急にお腹が空いてきた。
平塚駅は東口がメインで、そちらには飲食店に事欠かないのだが、西口の方は寂しい。焼き肉屋やスナックなどには用はないとなると、選択肢は「餃子の王将」と「なか卯」。そういえば２週間前に「コスパ最強」のワンコインセット（かき揚げ小丼とはいからうどん）を食べたな、と「なか卯」の店頭に掲げられたタレ幕を見て思い出した。
今日は、もうひとつの「コスパ最強・ワンコインセット」を食べてみよう。和風牛丼とミニはいからうどんである。店内の説明文によると、和風牛丼がリニューアルされたとのこと。どう変わったかについては、情報はない。
記憶に頼っているので定かではないが、豆腐や糸こんにゃくが見当たらないのはその変化かもしれない。和風牛丼は牛肉とタマネギだけの「吉野家」のものと違って、すき焼きの具を丼にしたような具材の豊富さが気に入っていた。しかし、どうもそれが「吉野家」風にもどってしまった印象だ。１日30品目の食材を食べろと言われた時期もある。それに適当だった和風牛丼のリニューアルは、ちょっと残念。味付けもちょっと濃いような気がするし･･･。
ミニはいからうどんの方は、特に変更はない。ここのうどんは、軽食として好適なのでときどきランチに使う。ミニなので、牛丼のスープ替わりと思っておけばいい。つゆまで飲み干しておなかの方は満足したのですが、リニューアルは失敗だと思います。これなら、僕は株主優待券もある「吉野家」に行きますね。
