Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

バラのある食卓

 先週ご紹介した熱海雑草園、食糧だけでなくお花も咲いている。ゴールデンウィーク前にはクレマチスが盛りだった。そして今、バラが咲き始めた。先日横浜赤レンガ倉庫のイベント会場で買ってきた苗木ではなく、以前から家内が育てていたもの。このルーフバルコニーは夏にはとても暑くなるのだが、バラはとても強く平然と生き延びるという。そういえば当家から見える別のビルの屋上は、立派なバラ園になっている。

 

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 静岡県は「緊急事態宣言」でも「マンボウ」でもないのだが、当然影響はある。ゴールデンウィークの人出は多くないし、お店も閉めているところもある。その反面、スーパーに並ぶ食材はいいものがある。この田舎町でも、この1年なかなかいいお肉や鮮魚が手に入るようになっている。今日は地元スーパー「MaxValue東海」で、家内が3つの食材を買ってきてくれた。

 

タスマニア牛のもも肉

・生マグロの切り身

・マグロの大トロのサク

 

 これに「成城石井」で買ってきた白ワイン、青い日系航空会社のマイレージでもらった赤ワインを合わせてディナーとしよう。まず、牛のもも肉に塩・コショウ・乾燥ニンニクを振りかけてしばらく置き、クリステルのフライパンで例の黒キャベツを絡めて焼いた。片面45秒火を通して、火から上げて30分蒸らした。

 

 さて夕方になり、ディナー本番。家内がバラの大輪の花を切ってきてくれた。20近いつぼみが付いているという。次に3つの食材を一つのプレートに盛り付ける。手前から生マグロ、ローストビーフ、大トロである。

 

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 次にワインのコルクを抜く。これは僕の仕事、右がアルザスの白ワイン。すっきりしたリースリング種のブドウを使っている。左がブルゴーニュの赤ワイン。薫り高いピノ・ノワール種のブドウに決まっているのがブルゴーニュ産。この2つの地域、フランス東部で近接している。

 

 まず生マグロのさっぱりとした食感を味わい、リースリングで流し込む。次に大トロのこってりした味わいは、リースリングでもピノ・ノワールでも両方に合う。そしてローストビーフはやっぱりピノ・ノワール。バラを愛でながらゆっくりとした時間を過ごした。

 

 今回は特に大トロが絶品でしたね。時々ただ脂っこいだけの大トロ、まるでバターのようなものに遭遇するのだが、本当に美味しいものでした。