Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

禁酒日のディナー(箱根そば)

 今年もまた憂鬱な日がやってきた。年に一度の「半日ドック」、翌日は病院に行って、番号で呼ばれ(囚人じゃないぞ!)、血を抜かれ、あちこち弄り回され、(バリウム検査の台の上で)アクロバットを演じ、最後は眉根を寄せたセンセイに健康指導を受けることになる。

 
 それを考えるだけで気分が重いし、前夜は20時以降は絶食と時間を区切られるのも苦痛だ。ちょっと打ち合わせが長引いて、20時には帰宅できそうもない。仕方がないので、帰路軽い夕食を摂ることにした。もちろん禁酒だが、メニューは選ばなくてはいけない。若い頃は前夜も酒池肉林(はおおげさだが)、二日酔いで病院に行き怒られたこともある。そこまではしないにしても、カツ丼なんてダメだろうなと思いながらお店を探した。適当な所にあったのが「箱根そば」、そば一杯なら文句あるまい。
 

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 ここの「売り」は、蕎麦とカレーの二枚看板。もちろん、その両者のセットメニューもある。シンプルなカレーライス(410円)とざるそば(400円)とどちらがいいか迷ったが、より消化の良さそうなざるそばにした。「消化の良いものを摂りなさい」と、病院の受診案内に書いてあったから。
 
 もりそばとざるそばの違いは、刻み海苔の有無である。この店ではもりそば単品はないので、ざるそばを選んだのだが、刻み海苔にお目にかかるのは久しぶりだった。そして練りワサビ。これはいつもなら最初は蕎麦に少しづつ付けて食べ、最後はつゆにといてしまうのだが、受診のことも考え刺激物を避ける意味で今回は遠慮した。
 
 そんなわけでシンプルなディナーになったのですが、新しい発見がひとつありました。ワサビも付けず少しづつ刻み海苔をまぶした蕎麦をすすっていると、海苔の香りが強く感じられたのです。あ、これがもりそばとざるそばの違いね、と思いました。敬謙な気持ちで(と言うほど神妙でもないが)食べると、いいこともあるのですね。