秋葉原駅周辺には軽食を食べられるところは一杯あるが、駅構内のフードコートも使い勝手はいい。最初に入ったのは、去年の初め「とんかつ銀座梅林」だった。780円で赤だし味噌汁・漬物付きのカツ丼が食べられて、結構満足だった。
ボリュームランチ(梅林のカツ丼) - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)
確かに「COVID-19」禍もあって客の入りは少なかったのだが、次に気付くとカレーショップ「SPICE FACTORY」に替わっていた。美味しかったのにな、とちょっと残念に思った。
このフードコートには、他に「PRONT」や蕎麦屋、うどん屋も入っている。サラリーマン御用達ゆえ、朝も営業している。今年になって、2度朝食(ブランチ?)を食べる機会があった。
最初に利用したのは、蕎麦屋さんの方。カレーは重いなと前を通り過ぎるとカウンターがあった。注文はここでと書いてあったので、かき揚げそばを頼もうとすると、「蕎麦屋さんはもっと奥」と言われた。見ると一番奥に食券自販機がある。「かき揚げそば」450円の食券を買う。水も箸も醤油・ゴマなどもセルフということで、作ってもらった蕎麦を持って付近の席に着いた。
すりごまをたっぷりかけて、かき揚げを麺の下に入れてふやかしながら食べた。つゆは関東風で、ちょっと辛目。かき揚げの油で馴染ませないと、美味しく感じない。刻みネギとゴマはいいアクセントになり、蕎麦は柔らかめだったがのど越しは良かった。「そばいち」さんの朝そばは、他の駅そばチェーンのもの比べてもそん色はなし。
別の日、今度は前を通り過ぎてしまった「親父の製麺所」でうどんを食べることにした。朝早く家を出てきたので、何も食べていない。うどんもいいのだが、ご飯を少しは欲しいということで看板に出ていた「朝定食」にした。390円なり。
素うどんとご飯、それに納豆と生卵という和風の朝ご飯である。納豆と生卵を同時にご飯にかけるのは好きではないので、卵はうどんに入れ、納豆をご飯にかけた。思ったよりうどんの歯ごたえがいい。このお店の売りはうどんというのが実感できる。熱いスープも生卵で埋め、ちょうどいい具合になった。
贅沢ではないけれど、いずれも「日本人でよかった」と思わせる落ち着いた朝食になりました。これからもお世話になりますよ。