年末である。激動の2025年もあと1日弱を残すだけ。海外旅行はゼロ、海外出張は東南アジアに一度だけと、外国には縁遠い年だった。世界のあちこちで、事件・紛争・衝突が起きている状況ではやむを得ないかな。トランプ関税だけでなく、ヒト・モノ・カネ・情報の国際流通が制限されていく年だったから。
その反面、国内旅行は数多く行けた。京都と東京の滞在は3度、函館が2度、福岡に1度行けた。現地での「暮らす」も、ずいぶん落ち着いてきた。そんなことができたのも、夫婦そろってそれなりに健康だったから。来年もその健康を維持したいと願って、大みそかのこの日は「細く長く」の象徴であるお蕎麦を取り上げたい。この2ヵ月、食べた庶民的なお蕎麦屋さんを5軒。

11月の京都旅行で食べた「かき揚げそば」560円なり。高島屋の向かいにある、阪急電車の駅そばのような立ち食い蕎麦屋さんだ。

11月の小春日和の日に、証券会社を訪ねる前に立ち寄った。白く輝く麺が特徴的な、冷たいお蕎麦「かき揚げせいろ」520円なり。

12月になって木枯らしが吹き始め、熱海でも寒くなった日。なるべく保温性の高いものとして選んだ「かき玉蕎麦」1,000円なり。ショウガも効いて、ほっこりする。

年末の買い物に小田原へ出かけた帰り道で、軽めのランチ。通が注文するという「コロッケそば」540円なり。辛めの関東風つゆに、コロッケが溶け出して味変する。

最後は、押し詰まってJR神田駅近くで見つけた蕎麦屋さん「星ノ灯」。

辛目のつゆととろろ、ウズラの卵がまじりあっていいお味。薄い色の蕎麦も薫り高く、ワサビはほんの少しで十分。蕎麦湯も貰い、つゆも全部味わった。満足いく一品で、930円だった。
いずれも特徴的で、美味しかったです。それでは、良いお年をお迎えください。 梶浦敏範拝