次の日も天気予報は雪。高速道路が通行止めとか、西鉄本線は運行できる見込みとか、羽田便は欠航とか、たっぷり脅された。朝起きてみるとベランダは雪が積もっているが、日差しはある。前日同様、家内のショッピングに付き合って、市街の散歩を中心にした。

コンドミニアムから、博多駅は割合近い。でも寒風の中歩くのはしんどいので、渡辺通駅から、地下鉄七隈線に乗った。博多駅西側ビルはアミュプラザといい、レストランや雑貨店、阪急デパートなどが入っている。一方東側(筑紫口)の外は庶民的な街。

自動ドアが開くと、とんこつスープの匂いが強くした。家内は気にいった雑貨が買えたので嬉しそう。次は地下鉄空港線で天神駅まで戻る。有名な天神地下街にも、家内の好きな雑貨店がいくつかある。

かなり深い(B2レベル)の地下街で、多くの店がある上に複数の百貨店とつながっている。そのひとつ<PARCO>から、博多最古のアーケード街<新天町>に行ってみた。方々の街でアーケード街が寂れているというが、ここは例外。北通り・南通りの2本は平日の日中なのに、人通りが絶えない。東北のアンテナショップや創業享保元年の老舗、韓流音楽の店など多彩だ。

天神地下街に戻って<KALDI>で今夜のワインを購入して、コンドミニアムに一旦帰った。一休みして出直したのは、那珂川を渡って博多駅方面に少し歩いたところにある「住吉神社」。

筑前の国の<一ノ宮>で、全国に2,000以上ある住吉の名を冠した神社の<本宮>でもある。1,800年以上の歴史があり、イザナギ大神が九州の地に降り立った場所との説もある。

本殿脇に立つ「古代力士像」にご挨拶。境内には屋根付きの土俵もあって、相撲熱は分かるのだが、銅像の雰囲気はヘラクレスである。
この日もよく歩きました。雪はちらついたけど、ほとんど晴れていましたよ。風は冷たかったですけどね。