ワンコインランチは遠くなりにけり・・・世の値上げ攻勢には逆らえず、僕も仕方なく高級ランチを食べることがある。
1,000円ぽっきりのランチ三種 - Cyber NINJA、只今参上
のような次第なのだが、時には「千円のカベ」を越えてしまうこともある。今日はそんなランチを3種類ご紹介したい。ほぼ1,200円のカベの攻防である。まず最初は、先週行ってきた京都丸太町通り近くの「権兵衛」という蕎麦屋。

京都府庁が近いせいか、常連が多い店のようだ。一見さんの僕は相席でもOKといい、多分一番高価なメニューである「アナゴ丼定食」を注文したのに、顧みられていない。

でもアナゴ丼そのものはなかなかの美味、蕎麦が少し味気なかったことが問題ではないか。僕の注文の後、ご飯が切れたようで定食・丼の注文を受け付けられないと言い出した。米の原価高騰は、こんなところにも影響しているのかもしれない。
ちなみにアナゴとウナギの差をあまり感じられないのが、僕の味覚の問題点。これは次のメニューで明らかになる。

これが「吉野家」の最強メニューである「うな重」。1,207円なり。このチェーンのご飯は、他のチェーンより美味しいと僕は思っている。うなぎのかば焼きは、風味が命。温かいご飯の上でこそそれが生きるのだが、チェーン店ではそうもいかない。ただ、2切れに見えるが下に3切れ目が隠れているなど、内容としては高評価である。ただアナゴでも、そう差はなかったように思ってしまった。
最後は、熱海銀座から路地を一本入った海鮮料理屋「味里*1」のランチ<漁港定食>1,150円なり。

近隣の魚3種の刺身盛り(ブリの幼魚・カワハギ・イサキ)と小ぶりのイカメンチ2個、ワカメの酢の物、カニ味噌汁、鯖の味噌煮と漬物が盛り込まれた豪華版。これがやっぱり一番おいしい。
東京・京都とめぐってきて、結局1,200円ランチは熱海がいいというのは嬉しいことでした。さて、他に美味しいランチが見つかるのを期待していますよ。