Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ワンコイン朝ご飯の栄養学

 30年続いた日本のデフレも、ようやく終焉を迎えたようだ。象徴的だったのが「牛丼」。学生時代、ランチで500円くらいしたごちそうだったのに、社会人になってからチェーン店が増えてくると、380円が当たり前になり、一時期280円にまで安くなった。ほぼ、駅そばに近い金額。それが今や、500円近くまで値上がりしている。

 

 このところサラリーマンの昼食では、ワンコインランチからワンビル(千円札)ランチに話題の中心が移り、

 

・「CoCo壱番屋」で有効な1,000円のランチ

・「日高屋」で一番いい1,000円札の使い方

 

 などが掲載されるようになった。朝食の方も、300~400円だった話題が、ワンコイン朝定食になってきている。下記の記事は、お値段だけではなく健康的な朝食の摂り方を指南したものだ。

 

「物価高」「数値悪化」は牛丼チェーンで解決!栄養のプロが教えるワンコイン「朝定」の選び方 | Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (smart-flash.jp)

 

 昨年末、割合忙しかったので、何度かチェーン店の朝定食を食べる機会があった。記事の内容と食べたメニュー(いずれも500円以下)を思い返してみると、

 

    

 

 これが「吉野家」のハムエッグ納豆朝食、納豆はいいのだが、コールスローにマヨネーズをかけ過ぎたかもしれない。加工肉としてのハムも、このくらいなら問題あるまい。

 

    

 

 これは「なか卯」のベーコンエッグ・牛小鉢朝定食、牛丼のように食べられるが、意外と塩分は少ないとある。ベーコンはちょっと選択ミスかもしれない。味噌汁の具材か良好。

 

    

 

 これは「松屋」のWで選べるたまごかけごはん、牛小鉢を選んだので、まるでミニ牛丼である。ご飯の量が、他のチェーンより多めの上に、290円という破格のお値段。

 

 単身サラリーマンの気力と健康を支える、重要な「朝ご飯」。ちょっと量的にはすくないかもしれませんが、午前中働こうという気持ちを高めてくれそうです。できるだけ値上げしないで頑張ってくださいね。