世の中は、静かな鶏唐揚げブームらしい。専門店「あたみ鶏一」のような店だけでなく、蕎麦チェーンでもカレーチェーンでも鶏唐揚げメニューは必ずある。例えば先月末「小諸そば」は通常唐揚げ2個の蕎麦メニューを、4個のせにするキャンペーンをやっていた。
蕎麦やカレーのトッピングはそうでもないが、唐揚げメインの店ではとても唐揚げそのものが大きい。
ボリュームランチ「鶏一熱海本店」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)
で紹介したように、2~3口でないと食べられない大きさである。ボリューム感があるので、若い人には人気なのかもしれない。
この日は、経産省に用事があって昼食どきにJR新橋駅で降りた。財布の中に月末期限の100円割引券があったので、駅前の「かつや」に直行。いつもなら「かつ丼・梅」を頼むところ、ちょっと迷って「鶏唐揚げ定食」にした。715円なり。
ご飯はたっぷり、豚汁も付いてきて、山盛りキャベツに大きな唐揚げが4個。なかなかのボリュームランチとなった。唐揚げは外はカリカリ、中はジューシーと申し分なし。
別の日、丸の内北口でオアゾの中を抜けて行き、新丸の内センタービル3階の「大戸屋」でランチとした。ふと先日の唐揚げのことを思い出し、選んだメニューは「甘からだれの鶏唐揚げ定食」900円なり。
この日のご飯は五穀米、唐揚げ5個にキャベツ千切りとポテトサラダ、トマトが付け合わせ、あとは具の少ない味噌汁。ポイントは甘からだれとキャベツにかけるドレッシング。たれが沁みているので、カリカリ感は少ないが、内側のジューシー感にたれがうまくからんで、いい味わいになっている。
さて、両者の比較だが。200円ほど高いのを割り引いても「大戸屋」の優勢勝ちのように思う。え、「かつや」の方は100円引きだから、285円差だろうって?うーん、でももう老い先も短いので、お値段よりは美味しいものに魅かれることを許してくださいよ。