この日は朝から大雨。先月沖縄を水浸しにしてきた線状降水帯が、関東・東海にもやってきた。午前中永田町近くのビルで会議、午後霞ヶ関での会議が入っている。新幹線が止まるのを恐れ、早めに熱海駅を出た。午前の会議は予定通り済み、1.5時間かけて昼食をとって霞ヶ関へ行けばいい。指呼の距離で、地下鉄を使うにしても銀座線で2駅(赤坂見附~溜池山王~虎ノ門)間しかない。
ただ、この日は土砂降り。なるべく濡れないように、永田町から半蔵門線で大手町、千代田線に乗り換えて霞ヶ関というルートを考えた。昼食は、激戦時間帯だが大手町でとろう。朝を軽めにしたのでしっかり食べたいと向かったのは、丸の内の「大戸屋」。混んでいるだろうけれど、幸い時間はある。待ち行列カードを取って待っていればいいと思った。しかし・・・あれ、空いている。
すぐに入れてもらえたので、CM(*1)で知っていた「大戸屋風中華飯店数量限定メニュー:季節野菜の華やかサラダと油淋鶏定食」を注文した。1,280円なり。大きめのヤングコーンと、彩り鮮やかなきぬさやが良かった。食べながら考えたのは、大雨だから勤め人の皆さんはテレワーク主体、今日はランチのお店が空いているのだろうということ。刻み葱やゴマ油のタレが良く効いて、揚げ鶏がうまい。満足して店を出た。
さて千代田線の改札口へ向かう地下道の途中、まず「めとろ庵」の前には何人かの行列。店内も立ち席まで満員だ。数軒先の「カレーハウスC&C」でも待ち行列。ここは個々のテーブルがとても狭いのだが、みんな肩寄せ合って食べている。濡れないでいける、適当なお値段の店は13時過ぎても超満員だった。テレワークなどではなく「大戸屋」だと割高という意識なのだろう。
サラリーマンのランチ価格が平均1,200円との記事(*2)もあったけれど、毎日そういうわけにはいかない人もいるのでしょうね。複雑な気分にさせられた、大雨ランチでした。