Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ワーキングランチ「サバティーニ」

 ある外資系企業さんから、ランチミーティングの申し出があった。「COVID-19」の新規感染者は多いのだが、世間はもう「With COVID」になっていて、会食はいいとする企業が増えている。しかしさすがに夜のディナーはまずかろうと、今回はランチになった。

 

 指定されたのは東京メトロ外苑前駅に近い、イタリアンの名店「サバティーニ」。名前をよく聞くが、利用するのは初めて。ちょっと高揚して地下鉄に乗った。外苑前には、リストランテとピッツエリアがある。前者が緑屋根の入り口、後者が赤い屋根の入り口から入って地下に降りる。

 

    

 

 見た感じ、前者は個室もあって、後者は広いフロアにテーブルが並んでいる印象。今回はピッツエリアの奥の席を用意してもらった。先方が3名、こちらが2名。すでにランチコースが頼んであって、食前酒はと聞かれた。ノンアルのスパークリングを進められたが、先方の1人が「普通のスパークリング」といって雰囲気が変わった。全員普通を1杯たしなむことに。

 

    

 

 先方の目的は幅広い意見交換ということで、最近地方を回って中小企業のサイバーセキュリティ政策に、まだまだ課題があると感じた事例から話し始めた。すると、鯖と思しきマリネや、蒸しチキンなどの前菜が運ばれてきた。

 

 しゃべりながらだからあまり味が分からないが、よく酢が利いている。政府も産業界も、どうしても東京視点で施策を考えてしまう。ましてや外資系企業は、日本と言えば東京支社の見えるところが全てであってもおかしくない。しかし世界的なSDGsを意識する大手なら、日本の地方や中小企業にも以前よりは関心を示してくれると考えてこんな話題を選んだ。

 

    

 

 その間にプリモピアットがやってきた。ピッツアとパスタが選べ、僕はペペロンチーノにした。具材は普通の<ツナ缶>にも見えるが、歯ごたえがいい。僕の問題提起に先方も理解を示し、同社が日本以外で「地方・中小」にどう対峙しているか、調べてくれることになった。

 

    

 

 次はセコンドピアット。ポークとビーフが選択肢で、僕は牛のサーロインを頼んだ。しっかりレアで、柔らかく、デミグラス風のソースの言うことなし。かなりのボリュームで、朝ご飯を抜いておいて正解だとこの時思った。

 

    

 

 最後のデザートとアイスティーまで、美味しくいただきました。こちらからの注文ばかりで申しわけなかったですが、とてもいいワーキングランチになりました。ごちそうさま。