Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

八重洲の個室和食「東山」

 この日は篠突く雨の中、八重洲地下街からとっぷりと暮れた街に向けて階段を上がった。この近くに日本本社をもつ外資系企業さんからのお誘いで、ディナーをご一緒するのだ。地下街出口から1ブロック、ほぼ濡れないでたどり着いたのは「個室和食 東山」というお店。

 

 先日、この企業さん主催のイベントに、相棒とともに出演したのだが、そのお礼ということらしい。イベントといってもオンライン会合だし、ディナーまで用意いただく筋合いではないのだが、有難く出かけてきた。

 

        

 

 八重洲のこのあたり、地下街を歩いていると気づかないのだが、ものすごく変貌している。一方で昔ながらの呑み屋も多く残っていて、客引きや呼び込みの声が大きい。予約名を言って案内された個室は、6人掛け。ちょっと窮屈(先方の社長はとても背が高い)かもしれない。

 

 メニューは、鹿児島黒豚会席。カボチャ豆腐の前菜に始り、タイとマグロのお造りから野菜たっぷりの黒豚すき焼きと続く。この黄色い豆腐が、付け合わせの海老ともどもなかなか美味。当方2名、先方3名で、僕以外はビールからスタート。僕はお昼にちょっと重い物を食べてしまったので、お腹が膨らむがいやで白ワインにした。

 

    

 

 銘柄は分からなかったが、やや辛口のシャープなワインだった。話は先日のイベントから、日本政府のデジタル政策や民間企業のDXに移っていく。盛り上がってきたところで、すき焼き鍋に火が入り、2杯目の白ワインを貰った。たっぷりした鍋を味わった後は、海老の揚げ物、カニ酢(甲羅盛り)、小ぶりの稲庭うどん(豆乳仕立てだった)、デザートへと続いた。

 

    

 

 ちょっとお酒の注文からサービスが遅いのと、やはり5人で座るのは窮屈なことを除けば、見た目も味も大変満足できるディナーでした。誘っていただいた方に感謝です。サービスの問題は、多分人手不足から来ているのではないでしょうか?その辺りに、心配は残ります。