Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

市民食堂の「丼」

 3年ちょっと前に開業したという仕出し屋「味よし屋」の市民食堂、なかなかいいランチが食べられると、今週も2回お世話になった。伊豆山土石流被害対応はまだまだ途上、あいかわらず「災害派遣」と大書された軍用車が市街を走り抜ける。1,000人規模の救助隊が炎天下で働いていてくれるようで、市民食堂も救助隊の人達への支援をしている。そのため、今月中はランチタイムは時短営業。

 

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 「COVID-19」禍の時短営業とは違うから、これは僕らも協力しなくてはいけない。ランチを早めに食べに行けばいいだけのことだ。さて、「和食」に始まり「中華」と「洋食」を経て、今週は最後の「丼」を試してみたい。4つのメニューは、

 

かつ丼 700円

・天丼 750円

・親子丼 600円

・カレーライス 600円

 

 で、これらはこの食堂のメニューの中でもお安い方。そこで1回目は「かつ丼」と決めて店内に入り、検温と手指消毒をしてテーブルに着いた。12時少し前だというのに、広い店内にお客さんは6人だけ。それでも僕の後から、3人ばかり常連さんらしき人達が入ってきた。

 

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 なぜ「かつ丼」にしたかというと、前回来た時に常連さんが注文したのを見て、なかなか豪華な丼(器の事)だと思ったから。是非中身も見て、食べても見たかった。豪華な塗り椀の蓋を取ると、刻み海苔のタップリかかったかつ丼が登場。お肉はがっつり系の肩ロース肉、80~100gくらいだろう。

 

 「かつや」標準だと「かつ丼:梅」549円くらいのイメージ。ただそれに小鉢(切り干し大根)と柴漬け、味噌汁が付いてきた。そういう意味では、専門チェーンよりわずかに高い程度なので、リーズナブルである。厚切りの肩ロース肉を、玉ねぎ・卵とからめて美味しくいただいた。

 

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 2回目の注文は「天丼」。丼の蓋を持ち上げるように盛られた、大きなエビ2匹・イカ・キス・インゲン・ナスの天ぷらが豪勢だ。これもごぼうの煮つけ、柴漬け、味噌汁と共に、ゆっくりお腹に収めた。結論としては、このお店は「丼」や「和食」が◎だということ。

 

 お会計の時「この場所、以前は何だったんですか」と聞いた。窓がなく、入り口の天井がやけに高い不思議な造りである。すると「パチンコ屋だったよ」との答え。なるほど、それならわかる。僕には無用なパチンコ屋が美味しい食堂になってくれたのは大歓迎です。これからもちょくちょく来ますよ。ごちそうさまでした。